小学校の登校時間に間に合わない?共働きの朝の小1の壁対策5選
小学校の登校時間は何時?
共働き家庭を悩ませる「朝の小1の壁」の具体的な解決策5選を解説します。
夫婦での時差出勤やファミサポ活用、子供の朝留守番のコツまで紹介。働き方を見直して、親子で無理なく乗り越えるためのリアルな体験談も満載です。
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小学校の登校時間は何時?共働き家庭が悩む「朝の小1の壁」

小学校の登校時間は、基本的に7:50~8:20頃です。
分単位の時間は自治体ごとに異なりますが、「8時前後に校門が開く」とイメージしておくのがよいでしょう。
ここで問題になるのが、「朝の小1の壁」。
「朝の小1の壁」とは、親の出勤時間と子供の登校時間が合わなくて生じる諸問題のこと。
保育園は7時台から子供を預かってくれますが、小学校は「朝の預かり」は原則としてありません。
小学生になった途端、子供は7時から8時までの間家で過ごす必要があるのです。

画像引用:「朝の小1の壁」について~仕事と育児の両立による従業員確保のために~|愛知県
家庭によっては、「子より親が先に家を出る」という状態になることも。
すると、以下のような悩みが生じます。
- ちゃんと時間通りに登校できる?
- 登校班や集合時間に間に合うかな?
- 朝ご飯や身支度を一人でできる?
- 一人で戸締まりさせるのは防犯上心配…
- 朝から家でひとりぼっちにさせるのはかわいそう…
- 忘れ物をしてもフォローできない…
他にも、「登校班の付き添いボランティアに親が参加できない」「旗当番ができない」など、親側の悩みも尽きません。
小学生になると、朝の時間が取れないことは想像以上にマイナス要素になります。
共働きの悩み「登校時間」問題|5つのおすすめ解決策

「朝の小1の壁」に直面すると、「もう今の働き方では無理かも…」と不安になりますよね。
特にフルタイム勤務で出社が必要な場合、朝の負担は想像以上に大きくなりがちです。
まずは、共働き家庭が実際に取り入れている「朝の登校時間問題」の解決策を参考にしてください。
1.夫婦で出社時間をずらす
理想的なのは、夫婦で出社時間をずらすこと。
役割分担しながら「月曜日はママ、火曜日はパパ…」と「朝担当」を作っておくと、子供がひとりになりません。
最近は柔軟な働き方ができる会社が増えているので、自社に以下のような制度がないかチェックしてみましょう。
- フレックスタイム制度
- リモートワーク
- 時差出勤
また、子供が小学校になってからも時短勤務できる会社であれば、時短勤務にするのもおすすめ。
働く時間が短い分収入は減りますが、朝夕ともに時間の余裕が生まれるので両立しやすくなります。
2.ファミリーサポートや民間のシッターを利用する
ファミリーサポートや民間のシッターなど、外部のサービスを利用する方法です。
| サービス名 | 特徴 |
|---|---|
| ファミリーサポート | ・地域の見守り事業なので費用が安め ・夕方の下校や習い事の送迎も依頼できる ・送迎だけなのか家での支度も頼めるかは要確認 |
| 民間のシッター | ・費用高め(自治体により補助あり) ・送迎だけでなく家での支度なども依頼できる |
| 送迎つき民間学童 | ・費用高め(原則として全額自己負担) ・朝の預かりに対応している民間学童はまだ少ない |
いずれの場合も、「大人の目を確保できる」という点で頼もしい存在です。
ただし、平日朝7時台から使えるサービスが近くにないことも。
地域により利用しやすさが異なるので、小学校入学前にリサーチしておきたいポイントです。
3.祖父母や近所のママ友を頼る
祖父母・近所のママ友・登校班など、近隣の知り合いを頼る方法です。
元々知り合いでなのでコミュニケーションを取りやすく、子供も安心できるのがメリット。
ただし、「親しき中にも礼儀あり」。
相手に負担がかからないよう、事前にルールを設けておくことが大切です。
- 週に何回、何曜日に依頼するか
- 待ち合わせを何時までにするか(何時まで待つか)
- トラブルがあったときの報告・連絡体制
- お礼・報酬
特にママ友や登校班の場合、毎日頼ってばかりではいられないこともあるので要注意。
「ママ友の子が風邪で休むときは?」「登校班のボランティアや係はどうする?」など、すべてを任せきりにしない姿勢が大切です 。
4.小学校の朝預かりを活用する【※地域による】
「朝の小1の壁」が問題視されるようになり、朝の預かりを始めている学校が増えています。
空き教室・体育館・学童などを朝に開放し、登校時間まで子供を見守ってくれるシステムです。
これを使えば、親子が同時に家を出ても、子供は授業が始まるまで学校の敷地内で安全に過ごせます。
戸締りや時間管理の心配もなくなり、親にとっての安心材料にもなるでしょう。
ただし、自治体ごとの取り組みなので、利用時間や条件がそれぞれ異なります。
まずは通う小学校に朝預かりの制度があるか、チェックしてみましょう。
参考:朝の児童の居場所確保事業|品川区 – 子ども・教育、調布市立小学校児童への早朝見守り事業みまモーニング(朝の小1の壁対策)試行実施中|調布市、朝の子供居場所づくり事業のご案内|船橋市
5.【最終手段】子供自身に戸締まりさせる
最終手段は、子供自身に戸締りさせること。
いわゆる「朝留守番」をして、時間になったら自分で家を出発させる方法です。
ポイントは、親子で事前にルールを決めておくこと。
以下のような点について話し合い、対策を練っておきましょう。
| 考えておきたいこと | 対策 |
|---|---|
| 時間管理 | ・出発時間にアラームを鳴らす ・ランドセルの胸部分に小さな時計をつけておく ・〇時までに食事、〇時までに着替え、とトレーニングしておく ・荷物や着替えは前日のうちに用意しておく |
| 戸締り | ・スマートロックを導入する ・窓閉めや電気消しなど、家を出るときの確認リストを作る ・メールで「戸締りOK!」と確認しあう |
| 防犯対策 | ・インターホンや電話に出ないと教える ・GPSで登校を見守る ・家に見守りカメラを導入する ・いざという時に頼る人(お隣の〇〇さん、など)を決めておく |
| 登校班対策 | ・登校班のメンバーやリーダーにあらかじめ話を通しておく ・登校班の集合場所を一緒に確認する ・遅れた時の対応を確認する |
最初のうちは、「お茶のボトルを丸ごと落として荷物も服も濡れた」「ランドセルを背負った状態でレインコートを着れなかった」など細かなトラブルも起きがち。
ある程度寛容に見守りながら、できることを増やせるよう見守りましょう。
登校時間まで子供と過ごしたいなら、働き方を見直そう

登校する子供を見送ってから出勤したいときや、「せめて登校時間に合わせて親子同時に家を出たい」と思うときは、働き方を見直しましょう。
埼玉県の調査では、21%の家庭が「朝の小1の壁」に備えて仕事を調整しています。

画像引用:「朝の小1の壁」の解消について|埼玉県
具体的な調整内容は、以下の通り。
- 転職した(31.1%)
- 転職はせずに勤務時間の調整をしてもらった(53.5%)
- 転職はせずに勤務地の調整をしてもらった(4.5%)
- 転職はせずに在宅勤務など勤務形態を調整してもらった(11.6%)
- 退職した(5.8%)
過半数の家庭が、時短勤務や時差出勤など「勤務時間の調整」を選択しているとわかります。
一方、いずれの選択も取れない場合は「転職や退職」を選ぶなど、働く環境を丸ごと見直している家庭があることもわかりました。
子供の登校時間を解決したワーママの体験談

【体験談①】時差出勤に変更!30分の余白で朝の負担を軽減
Mさん / 30代 / 東京都 / 子供2人
小学校入学前、一番不安だったのが「登校時間と自分の出勤時間が全然合わない」ということでした。
保育園時代は早朝保育を利用できていたので、親の出勤時間に合わせて動けていたんです。
しかも、下の子はまだ保育園。
小学生の登校準備と保育園の送迎が同時に始まると思うと、入学前からすでに限界を感じていました。
そこで思い切って会社へ相談し、朝だけ30分遅く出勤できる「時差出勤」に変更。
子供を急かし続けなくて済むし、登校を見守れるという点では大きな安心につながりました。
その分退勤を30分遅らせつつフルタイム勤務を続けられているので、収入面の不安もありません。
たった30分ですが、「30分」のありがたみを毎日感じています。
【体験談②】親子で限界!転職でリモートワークへ
Hさん / 40代 / 東京都 / 子供1人
小学校入学後、想像以上につらかったのが朝の時間でした。
私は出社必須のフルタイム勤務。
毎日が時間との戦いで、「早く!」「もう時間ない!」「なんで今それやるの!」と、朝から怒ってばかりになってしまいました。
慣れない小学校生活を送るだけでも、子供の負担は大きいのに…。
とうとう、ゴールデンウィーク明けに、子供が「小学校行きたくない…」と言うようになりました。
私も、「この働き方を続けるのはもう限界かもしれない」と疲れ果てていたんです。
そこで、リモートワークができる会社への転職を決意。
「小1の壁で転職なんて甘えかな…」と悩みましたが、結果的には転職して本当によかったと思っています。
今は週の大半をリモートワークにしているので、子供の登校も見送れるように。
出社の日はフレックスタイム制度を使い、子供と一緒に家を出発しています。
朝の準備を落ち着いてできるし、忘れ物対応もしやすくなりました。
唯一の後悔は、小学校入学前に転職しておかなかったこと。
「あの時負担をかけてごめんね」という気持ちは、いまだに忘れられません。
共働き家庭こそ、「朝の小1の壁」対策は早めが肝心
「小1の壁」というと、学童、宿題、夏休み問題をイメージしがちですが、実際には「朝」の準備につまづく家庭は多いです。
「うちだけ無理なのかも…」と抱え込みすぎなくて大丈夫です。
時差出勤やリモートワークなど、使える制度があればどんどん使っていきましょう。
今の会社のままでは「小1の壁」を突破できなさそうな場合は、子育てしながら働き続けやすい会社へ転職するのもひとつの手段。
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―今の働き方で無理なく続けられるか。
立ち止まって、考えてみることも大切です。
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