小学校の入学直前に時短転職!小1の壁を乗り越えたワーママの体験談

                   

子供が小学校に入ると立ちはだかる「小1の壁」。

放課後は学童で預かってもらうことになりますが、学童は一般的に保育園より閉園時間が早いことが多いもの。また、会社によっては、子供が小学校に入ると同時に時短勤務が認められなくなることがあります。

こういった時間的な制約にくわえて、子供の環境変化に伴う学校関連のタスクの増加や、新生活での子供のストレス状態なども、両親の仕事環境に大きく影響を及ぼすことになります。

今回は、「小1の壁」を認識しつつもひるむことなく、「第一子の小学校入学直前の3月」に時短正社員の転職に挑んだワーキングマザーの実例と成功のポイントをご紹介します。

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第二子の育休復帰後の異動で違う職種へ

Bさん(30代・子供2人)
夫(不動産営業)、小1の長女、4歳の長男の4人暮らし。
新卒からブライダル系サービスの営業職として勤務し、第2子育休明けに採用人事職へ異動。長女の小学校入学直前の3月に人材系サービスの営業職へ転職。

第一子(長女)の育休明けは、育休前と同じ営業ポジションに復帰。その後、第二子(長男)の育休明けは採用人事職に異動となりました。

キャリアチェンジでしたが、「どうにかなるだろう、教えてもらえばいい」というスタンスでゼロからスタート。

ただ、異動当初は新しい業務に戸惑うことばかり。これまではお客様や同僚から信頼されるビジネスパーソンに近づけている、という自負があったのですが、職種が変わると手も足も出ない状態に。忙しい後輩たちに時間をもらって教えてもらいながら、勉強の日々。自分の力不足を痛感し打ちのめされました。

ただ、営業も人事も、本質的には「人の人生を豊かにすることを助けるサービス」です。

サービスの提供先は変わるものの、この軸でより良いサービスを提供したいという想いにブレはなかったので、努力を重ねて一つひとつできることを増やしていきました。なので、新しい職種で試行錯誤する間も、ずっとやりがいを感じることができました。

組織変更をきっかけに自分の可能性を信じて転職を決意

そんな中、会社のトップ交代があり、守るべき伝統、文化、信念は忘れることなく継承しながらも、変えるべきところは新たなチャレンジが始まりました。

組織の新たなスタートは、自分自身の今後のキャリアプランについて、考えるきかっけとなりました。「人の人生を助ける 」という仕事の軸は変えず、業種・職種は問わず転職して新たなチャレンジしてみようと思ったのです。

社内の異動で失敗を繰り返し、醜態をさらしならがもやっと独り立ちできたとき、見える世界が一気に広がった感覚がありました。自分の選択一つで、こんなにも世界を広げることができるのかと。

だからこそ、「ママになっても、時短になっても、自分の成長をあきらめない」という思いで、これからも自分の可能性を信じ成長し続けたいと転職に踏み切りました。

子供も頑張っているから自分も成長したい

子育てしながらの転職に迷いはありませんでした。自分が仕事をしているあいだは、子供達も保育園に行って頑張っている、という思いが常に頭にありました。

もし、自分が仕事に前向きに取り組めていないにもかかわらず、そんな仕事のために子供が保育園で過ごしているとなれば、それは二重苦だなと。

「自分は夢を持って頑張っている、子供も保育園で頑張っている」といった前向きなスタイルを一日も早く実現させたいという思いが強かったです。

保育園で頑張っている子供を励みに、自分自身もよりいっそう成長したいと思っています。

小学校入学直前で転職!小1の壁はどう乗り切る?

長女の小学校入学直前での転職でしたが、仕事と育児の両立に支障はありませんでした。

入学と同時に学童保育に通わせるつもりでいたので、私も余計な心配はしないように意識し、「あなたなら大丈夫!」と背中を押すようにしました。

「母と子、お互いに新しい環境で頑張る」という前向きな姿勢を貫いたことで、娘の心は安定していたようでした。

時短での転職だったこともあり、 小学校生活に慣れるまでは「帰宅後すぐ夕食→お風呂→就寝」がスムーズにできるように配慮。とにかくしっかり睡眠をとらせ、体調管理を心がけていました。

小学校生活に慣れてきたころから、夕食後の10分間は「学習タイム」に設定。家庭での時間をシステマチックにすることで、限られた時間の中で親子の意識が揃い、苦労はありませんでした。

転職後は時短勤務とフレックスを活用

実は、転職にあたって前職よりも勤務日数・時間は増やしたんです。

前職:5時間/日 × 週4日
現職:6時間/日 × 週5日

仕事に従事する時間は増えたもの、現職ではフルフレックスで柔軟な勤務体系を実現できています。子供の園や学校行事の際は中抜けしたり、ときには自宅でリモート勤務をしたり、時間を有効活用できるようになりました。

転職する際にフレックスやリモート勤務は重視していませんでしたが、働きやすくてありがたい勤務体系だと実感しています。おかげで小1の壁を乗り越えやすかったと思います。

朝食で家族のコミュニケーションをとる

夫は始業・終業ともに遅いため、帰宅後に家族が揃うことはありません。そのため、朝食の家族のコミュニケーション時間を大切にしています。

基本的に家事育児は私のワンオペですが、夫は土日出勤のため平日休みの日があり、その日は夜ご飯から寝かしつけまで任せています。 私と子供だけで過ごす土日は、子供の習い事にあてています。

夫婦そろってのオフ時間はなかなか合わないぶん、毎日父と母のどちらかがしっかり子供に向き合うようになりました。

ワンオペ育児で異業種へ転職でもストレスはなし

私にとってのストレス源は、「仕事でわかっていないことを認識しているのに何も努力していない状態」なんです。なので、ストレスが溜まらないように、何も気にせず勉強できる時間を必ず設けるようにしました。

具体的には、毎日子供と一緒に就寝。朝は子供たちより少し早めに起きて、30分程度ですが、読書や調べものに没頭しています。

朝早く起きて少しでもインプットや改善のための行動を起こせた、ということ自体がストレス解消になり、とても大切な時間となっています。

また、長男の保育園送りは夫に任せて、私はそれよりも早い7時30分に小学校へ向かう娘とともに出勤。小学校へ行く道すがらは、女同士の貴重なトークタイムを楽しんでいます。これも大事なストレス解消のための時間です。

自分自身が挑戦することで自分の人生を豊かにしていきたい

この先も、自分の夢につながること、全力でチャレンジできることを仕事にしていたいと思っています。

子供が中学・高校になって、私が土日に子育て以外の時間を持てるようになったころには、もっと仕事の選択肢を広げることができるはず。今は、そのための準備期間だと思っています。

私のキャリアビジョンの根本である「人の人生を助けるお手伝いがしたい」を今後も実現していくべく、まずは、自分自身が挑戦することで自分の人生を豊かにしていきたいです。

転職に成功したポイント

Bさんの転職の条件は以下の通りでした。

【Bさんの転職の希望条件】

  • 「人の人生を助ける仕事」という軸でスキルアップを目指せる職種
  • 時短勤務が可能。遅くとも保育園に18時お迎え
  • 少しでも早めに転職し、スキルアップの時間にあてたい

Bさんのやりたいことは「人の人生を助ける仕事」をすること。転職のきっかけも、それが現職では実現できない状況になったことでした。

「企業の目指すビジョンと自分のやりたいこと」が一致するかを軸に転職をしたため、入社後もモチベーション高く業務に取り組めているそうです。

小1の壁は我が子を信じ、親子で自信を持つ

保育園児を抱えるワーママにとっては、小学校生活は未知の世界。「小1の壁」 に関するさまざまな情報を目の当たりにすると、どんどん不安が膨らんでいってしまいますよね。

転職と小1の壁を同時に迎えたBさんは「あなたなら大丈夫!」と我が子を信じ、親子で自信を持って乗り越えました。

漠然とした不安によって消極的になることなく、Bさんのように自分も子供も前向きでいられるように、キャリアも育児もあきらめずに力を注げる環境を見つけられると良いですね。

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