【産休後すぐ復帰】後悔しない!準備すべきこと完全チェックリスト

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この記事でわかること
この記事は、「産休後すぐ復帰」を目指すワーママが、後悔せずスムーズに仕事と育児を両立するための完全ガイドです。
妊娠中から始めるべき保育園探しのステップから、職場との復帰時期・勤務形態の相談方法、そして育児休業給付金に関する注意点まで、復帰前に必要な全準備を解説。
さらに、シッターやファミサポなど外部サービスの活用法や、夫婦間の役割分担といった両立の具体的なコツも紹介します。

もくじ

産休後すぐ復帰するなら準備すべきこと

産休が明けてすぐに職場に復帰する場合、心も体も忙しくなるので要注意。

自信を持って職場に戻るためにも、できる限りの準備を進めましょう。

準備すること
保育園探し
保育園の入園準備
職場と復帰時期・復帰先の相談
育児休業給付金を確認
外注サービスの登録
家族の役割分担を確認

①保育園探し

一番気になるのは、「保育園が見つかるか」。

自宅や職場に近い園、預けたい時間帯に対応してくれる園など、求める条件は人それぞれです。まずは地域の情報を集めて、見学や説明会に足を運んでみましょう。

保育園探しは、以下のステップで進みます。

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ステップ内容ポイント
1.条件の整理自宅・職場からの通園距離、希望時間、預ける日数などをもとに選定優先順位をつけて園選びをスムーズに
2.情報収集市区町村の子育て支援サイト、口コミサイトなどをチェック複数の情報源から比較すると安心
3.見学・説明会実際に園を訪問し、雰囲気や先生との相性を確認園児の様子やイベントの頻度も確認してミスマッチを予防
4.申込み準備必要書類を準備して提出会社発行の就労証明書は早めに依頼を
5.申込み審査各園の申込手続きを行い、選考の結果を待つ複数園に申し込み、入園確率を上げるのも◎

産休後すぐ復帰すると決まっている場合、妊娠中から保育園情報を集めておくのもおすすめ。

妊娠中の見学に対応してくれる園もあり、早めの準備が大切です。

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②保育園の入園準備

保育園が決まったら、園からの案内に沿って準備を進めましょう。

園によって異なりますが例えば、以下のような物をそろえる必要があります。

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カテゴリ用意するもの
衣類・身の回り用品着替えの服・帽子・靴下・スタイ・防寒具・タオルなど
授乳・食事関連哺乳瓶・搾乳器・保冷バッグ・マグやコップなど
おむつ・お手入れ用品おむつ・おしりふき・ハンカチ・ティッシュ・ガーゼなど
寝具・お昼寝用品布団セット・シーツ・タオルケット・毛布など
通園バッグ・収納リュック・着替え袋・巾着袋・荷物用タグ・抱っこ紐など
その他雨具・日焼け止め・連絡ノート・名前シールなど

復職の日が近いと、意外にもバタバタするもの。

準備物も多いので、記名忘れや抜け・漏れがないよう、家族みんなでチェックしましょう。

③職場と復帰時期・復帰先の相談

復帰前に、復帰時期や復帰先について相談する必要があります。

まずは「保育園を確保できました」と職場に伝え、上司や人事と復職面談の日程をすり合わせましょう。

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相談することポイント
復帰日入園日や慣らし保育期間を加味して復帰予定日を決める
勤務時間・シフトフルタイム勤務、時短勤務、フレックスなど、自分の希望と会社の希望をすり合わせる
復帰後の業務内容担当業務、プロジェクト、役割や責任範囲が産前と変わるか確認する
リモートワークの可否リモートワークやフレックスが使えるか、使える頻度・曜日を確認
育児・授乳の配慮授乳時間や搾乳時間の確保、休憩スペースの確認
連絡方法・情報共有復帰までの連絡方法や情報共有の方法を決めておく

復帰を急ぐ気持ちをグッとこらえて、家庭の事情に合わせた無理のない復帰プランにすることが大切です。

後になって「無理がたたってしまった…」と体調やメンタルを崩さないよう、復帰後の不安や負担を減らす方策を探りましょう。

また、2025年4月から、育児時短就業給付金の制度も始まっています。時短勤務で復帰する方は、以下の記事もあわせて参考にしてください。

④育児休業給付金の扱いを確認

産休後すぐ復帰する場合、育児休業給付金を満額受給できない可能性が高いです。

育児休業給付金は、育児により仕事ができない分の収入を補填するためのもの。支給期間は子供が1歳になるまで(条件によっては最長2歳になるまで)です。
それより早く復帰する場合、給付金がもらえるのは復帰日の前日まで。

育児休業給付金を満期までもらってから復帰するか、予定通り産休後すぐ復帰するか、検討しておくことも大切です。

⑤外注サービスの登録

仕事と育児の両立を助ける外注サービスに登録し、いざという時にいつでも使えるようにしておくのもおすすめです。

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サービス内容特徴・ポイント
ベビーシッタープロの保育スタッフが子供を預かるサービス時間単位で利用できる。急な仕事や残業に対応できるサービスも
ファミリーサポート(ファミサポ)地域の協力会員が子供の預かりや送迎を担当する支援制度比較的低コストで利用できる。事前登録と面談が必要なことがほとんど
病児保育子供が体調不良のとき、保育施設で預かるサービス復職中の急な体調不良にも対応できる。医療体制のある施設が安心
家事代行掃除・洗濯・料理など家事を代行してくれるサービス育児と家事の負担を軽減できる。時間を有効活用できる
宅食サービス冷蔵や冷凍で調理いらずの食事が配達されるサービス料理の負担を軽減できる。時間を有効活用できる

事前に使ったことがある、勝手知ったるサービスであれば安心です。

急な残業や体調不良に備えて、複数サービスを組み合わせるとさらに安心度が増すでしょう。

参考:ファミリー・サポート・センター|こども家庭庁病児保育事業|内閣府

⑥家族の役割分担を確認

復帰に備えて家族での役割分担を確認し、担当分野やルーティンを決めておくのも効果的です。

確認したい項目内容
育児の分担保育園の送迎を誰が担当するか、曜日ごとに分担するか
家事の分担料理・洗濯・掃除・買い物・ゴミ出しをどう担当するか
復帰後の生活リズム起床時間・食事時間・就寝時間・残業の有無など、家族の生活リズムを確認
サポート体制両親など親戚のサポートがあるか、何曜日ならお願いできるか
緊急時の対応子供の体調不良や予期せぬ事態への対応方法

共働き家庭の場合、夫婦間の協力が欠かせません。

育児・家事の担当を明確にしたり、復帰後の生活リズムを確認したりしながら、無理のない復帰を目指しましょう。

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産休後すぐ復帰したワーママの体験談

産休が終わってすぐに仕事に戻るのは、期待と同時に不安も大きいもの。
あるワーママは、復帰初日、子供を保育園に預けて出社する道すがら、「ちゃんと仕事と育児、両方できるかな」と胸がいっぱいだったそうです。

①母乳→ミルクが上手くいかず疲労困憊…

産後2か月で仕事に復帰しましたが、母乳からミルクへの切り替えが思った以上に大変でした。

授乳のタイミングや量が安定せず、夜泣きも強くなってしまい…。

保育園に行っている間はどうにか先生たちがミルクをあげてくれていましたが、夜にまとまった睡眠が取れず、私も疲労困憊になりました。

でも、同僚が「あまりにも寝不足でつらいなら休んでいいよ」と声をかけてくれるなど、周りに恵まれた復帰だったと思います。

家では、夫ができることを進んで手伝ってくれました。もちろん、保育園の先生方にも感謝しています。

そのおかげで、少しずつ生活のリズムをつかむことができました。

毎日が試行錯誤の連続で疲れもありましたが、完璧にこなそうと肩に力を入れすぎないことの大切さに気づきました。

今ではミルク育児にも慣れ、仕事の時間をうまく組み合わせながら、自分のペースで働けています。ピールしていくことで、内定の確立をグッと高められます。

②夫婦で「休めない日」を共有し、二人三脚で育児!

産後すぐに復帰したとき、夫婦で「絶対に仕事を休めない日」を共有することに決めました。

スケジュール共有アプリを使って、万が一子供が体調不良になったときの「お迎え担当」を決めたんです。

そのおかげで、復帰してから1年間、重要な会議やプレゼンがある日には必ず仕事に行けています。

もちろん、毎日が順風満帆というわけではありません。

授乳や夜泣きで寝不足になった日もあり、仕事中に頭がぼんやりすることもありました。

それでも、「夫と協力して何とか乗り切っている」という二人三脚感が、産休後すぐの復帰を助けてくれたなと感じています。

焦らず、助けを借りながら進めることで、仕事も家庭も無理なく両立できると実感しています。

③産後の体調回復がイマイチで、急きょリモートワークで復帰

産後すぐに職場復帰を計画していた私は、思った以上に体力が戻らないことに焦っていました。

何もしていない日なのに、午後になると激しい疲れが襲ってきて、とてもではないけれど復帰できないと感じたんです。

職場へ相談したところ、リモートワークはどうかと提案が。必要な設備やサポートも整えてもらえました。

自宅での仕事は初めてで最初は戸惑いましたが、通勤の負担がなくなっただけでも本当にありがたかったです。

体調に合わせて休憩を取りながら業務に取り組むことができ、無理なく復帰できました。

自分の体調や生活リズムに合わせた働き方ができてよかったです。

少しずつ体力が戻ってきたら、フレックスでの出社も検討しています。

産休後すぐ復帰する人の「よくある質問」

産休が終わってすぐに仕事に戻ると、さまざまな不安や疑問が出てきます。

「本当に仕事と育児を両立できるのか」「体力がもつか心配」「保育園や授乳との調整はどうしたらいいのか」など、悩みは人それぞれ。

「よくある質問」としてまとめたので、ぜひご覧ください。

産後2ヶ月で職場復帰する場合、保育園探しはいつから始めるべき?

産休後すぐ復帰したい場合、妊娠中(安定期)から保育園探しをするのが理想です。

多くの認可保育園は、受け入れ月齢が「生後8週間(産休明け)から」ですが、中には「生後3ヶ月〜」「生後6ヶ月〜」とする園も多いため、「産休明けから預けられる園」のピックアップが必要です。
出産予定日の2ヶ月後に入園することを前提に、申請に必要な書類や締切を確認しておきましょう。

産休後すぐ復帰する場合、育児休業給付金はどうなる?

産休後すぐ復帰する場合、育児休業給付金は復帰前日までしか受け取れません。

もし満額の給付を希望するのであれば、子供が1歳になるタイミングで復帰できるよう、保育園探しのタイミングをずらす必要があります。

ママが復帰した後でも、産後パパ育休制度を利用できる?

ママが復帰した後でも、産後パパ育休制度は利用できます。

産後パパ育休制度とは、「子供が生まれてから8週間以内に、父親が最大4週間(28日間)の育休を取れる制度」のこと。

復帰するママとバトンタッチのような形で、パパが育休を取る家庭も多いです。

産休後すぐに転職しても問題ない?

産休中・育休中でも、転職することに問題はありません。

特に、「産後はリモートワークで働きたい」「今の会社では柔軟な働き方ができなさそう…」と考えて、転職を検討するワーママは多いもの。

むしろ、仕事と育児を両立させる手法として転職を検討することは、前向きな決断と言えるでしょう。

まとめ

産休後すぐ復帰するのは、期待と同時に不安も大きいもの。
仕事と育児を両立できるか、子供が保育園に馴染めるか、産前と変わらずキャリアを歩めるか、など気になることはたくさんあります。

復帰後は、完璧を目指さず、少しずつ自分のペースをつかむことがポイントです。
周りに助けを借りながら、家庭と仕事のバランスを整えていきましょう。

復帰した後、どうしても両立できない!と感じたときも諦めないで。
時短勤務にしたり、リモートワークできる会社に転職したり…と、手段はたくさんあります。

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