育休中に会社が倒産!?給付金の扱いや必要な手続きはどうなる?

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育休中に「会社が倒産しそう」という情報が出た場合、復職や保育園申請に関する不安がどんどん出てくるのではないでしょうか?給付金など目先の収入についても、どうなるか分からず困ってしまうことが多いはずです。
今回は、育休中に会社が倒産しそうなときについて解説します。倒産後の働き方についても触れるため、参考にしてみましょう。
育休中に会社が倒産しそうなときやるべきこと

倒産しそうな会社の特徴として、下記が挙げられます。
- 経営層・管理職・経理部社員の退職が続いている
- 毎年実施していた新卒社員の採用をやめている
- 社員旅行など会社の恒例行事の中止が続いている
- 役員会議の回数が増えている
- 新たな設備投資をしなくなっている
- 給与・賞与の水準が下がっているまたは給与支払いが遅延している
ここでは、育休中に会社が倒産しそうだと知ったときにやるべきことを解説します。すぐにでも動くべき項目が多いため、早めにチェックしておきましょう。
参考:【帝国データバンク監修】“倒産しそうな会社”に共通する6つのチェックポイント|@type
保活を始める
何よりも優先して着手すべきことは、保活です。
今の会社が倒産した場合、転職活動をして仕事を見つける必要があります。しかし、預け先を確保できていないと転職活動が進まず、内定を得られないまま無職の期間が長くなる恐れがあるので注意しましょう。
- 住んでいる自治体の公式サイトや窓口で保育園情報を収集する
- 見学をしながら応募する保育園を決める
- 入園の申し込み・審査
- 合格・面談
- 入園手続き
どうしても空きが見当たらない場合は、近くの認可外保育園も選択肢に入れ、保活を続けましょう。またすでに保育園の入園が内定している場合、早急に保育園や役所の保育課に連絡を取って今後の対策を相談します。
転職の準備を進める
保活と同時進行で転職活動も進めます。空きのある保育園が見つかっている(もしくは入園が内定している)場合、すぐに転職活動をはじめて問題ありません。
- 転職エージェントなど外部のプロに相談
- 履歴書・職務経歴書の作成
- 転職情報の収集
- 自己分析・企業分析・業界分析
- 応募先企業の選定
- 応募・面接
- 内定
保育園に空きがない場合でも、転職の準備をはじめます。特に、履歴書や職務経歴書(職種によってはポートフォリオ)の作成は早めに進めて問題ありません。転職の準備を整え、保育園が見つかったときに即選考に応募できるようにしておきましょう。
会社と連絡を取って正確な情報を調べる
会社と連絡を取り、倒産に関する正確な情報を収集します。上司だけでなく、先輩・同僚・後輩・他部署の社員と連絡を取り合うこともおすすめです。
また、以下の情報は自ら積極的に収集し、漏れなく手続きしてもらう必要があります。
- 倒産手続きの開始時期や進捗状況
- 未払い給与や賞与の有無
- 育児休業給付金や社会保険の取り扱い
- 退職金・補償の有無
- 会社倒産後の問い合わせ窓口
人事担当や上司だけでなく、総務や経理にも確認すると抜け漏れが少なくなります。また、メールや書面でやり取りすると記録が残るため安心です。
必要な書類を集める
倒産が確定したときや転職先が決まったときは、退職に伴う必要書類を集めます。例として、以下が挙げられます。
- 労働条件通知書
- 離職票
- 雇用保険資格喪失証明書
- 健康保険資格喪失証明書
- 源泉徴収票
- 育児休業給付金の申請書類
特に雇用保険関係の書類は、育児休業給付金や失業保険の手続きに欠かせません。育休中は会社と密な連絡が取りづらいことが多いため、取得漏れのないよう手続きしていきましょう。
参考:➢離職されたみなさまへ<|厚生労働省、雇用保険の具体的な手続き|ハローワーク
会社が倒産したら給付金(手当金)はどうなる?

給付金(手当金)の扱いは、会社が倒産するタイミングにより異なります。
下記では育休中だけでなく産休中の倒産も視野に入れて解説しますので、確認してみましょう。どのパターンでも給付予定であったお金を満額受け取ることは難しく、早めの転職をして収入を確保することが求められます。
産前産後休業前に倒産した場合
産前産後休業前(出産予定日の6週間より前)に会社が倒産した場合、出産手当金も育児休業給付金も受け取れません。通常の社員と同じ扱いになるため、手当金や給付金の対象とならないことに注意が必要です。
しかし、妊娠しているため通常の社員と同じように転職活動することは難しく、最も金銭的なダメージが多くなることが予想されます。
産前休業中に倒産した場合
産前休業中に倒産した場合、出産手当金は満額支給されます。産前分の出産手当金はもちろん、産後分の出産手当金も満額受給できるため安心してよいでしょう。
しかし、育児休業給付金は支給されません。復職する会社がなくなっていることが原因であり、確実に収入を得るためには産後8週間経過後すぐの転職が求められます。
産後休業中に倒産した場合
産後休業中に倒産した場合の給付金は、産前休業中の倒産と同様です。出産手当金は産前分・産後分ともに満額受け取れますが、育児休業給付金は支給されません。
こちらも同様に産後8週間経過後すぐの転職が求められるため、早めの保活と転職活動が重要になってくるでしょう。
育児休業(育休)中に倒産した場合
育児休業(育休)中に倒産した場合、倒産したその日までの育児休業給付金しか受け取れません。倒産日以降は雇用保険の資格を喪失し、復職先である会社もなくなってしまうことから、予定していた額は支給されなくなってしまうのです。
そのため、倒産日を迎えるより前に保活・転職活動をはじめる必要があります。なるべく空白期間なく仕事を続けていくためにも、早めの行動を心がけましょう。
参考:出産手当金について|協会けんぽ、育児休業等給付について|厚生労働省
会社が倒産したら失業保険は受け取れる?
会社が倒産した場合、自己都合での退職より有利な条件で失業保険を受け取れます。ただし、倒産を理由に失業保険を受け取るには、以下の条件をクリアしている必要があります。
- 離職が「自己都合」ではなく「会社都合」扱いであること
→ 倒産・解雇・契約終了などであれば会社都合として扱われ、早い段階での給付が受けられます。 - 雇用保険に加入していること
→ 失業保険を受けるには、倒産前に雇用保険に加入していることが前提です。正社員であればほぼ間違いなく失業保険に加入しているため、大きな心配は要りません・ - すぐに再就職する意思があること
→ ハローワークで求職の申し込みを行い、就職活動をする必要があります。
とはいえ、育休中に会社が倒産した場合、すぐに子供の預け先を確保できず「すぐに再就職できない」となる可能性も考えられます。
その場合、失業保険の給付を延長できるので申請しましょう。延長できる期間は最長で3年間と定められており、当面の生活費に関する支援を受けられます。
(※)参考:基本手当について|ハローワークインターネットサービス、特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲の概要|ハローワークインターネットサービス
育休中に会社が倒産した後の働き方

育休中に会社が倒産した場合、速やかに転職して育休から復帰する必要があります。倒産するとお先真っ暗になり「キャリアを途絶えさせるしかない」と考えてしまいがちですが、実は働く手段は多数あることを知っておきましょう。
育休中に会社が倒産してから転職した後の働き方として、下記4つが挙げられます。後悔しない選択をするためにも、下記のなかから理想に合うものを探していきましょう。
1.認可保育園を活用する
2.認可外保育園を活用する
3.両親・親戚・ベビーシッターなどをフル活用する
4.リモートワークで働く
1.認可保育園を活用する
認可保育園を活用して働き続ける方法です。厚生労働省が定める基準を満たしているため、保育内容・設備・提供サービスなどがある程度統一されています。保育士の配置人数も細かく定められているため、安心して預けることができるでしょう。
また、認可保育園は市区町村との連携も強く、役所に問い合わせれば最新の空き状況が分かります。倒産の情報が出たときはまず役所に問い合わせ、認可保育園の空き状況を調べてみることをおすすめします。
2.認可外保育園を活用する
認可保育園だけでなく、認可外保育園を活用して働き続ける人も多いです。認可外保育園のなかには、朝・夜の時間外保育枠を多めに確保していたり土日祝も開園していたりする園があります。駅直結のビル・商業施設・ビジネス街にあることも多く、アクセスの利便性が高いことも特徴です。
しかし、園によって保育の内容はまちまちであることに注意が必要です。時間外保育が有料であったり運動会などのイベントが一切なかったりする園も多く、事前のリサーチが欠かせません。認可保育園の空きが出次第転園することもできるため、園との相性や仕事との都合で検討していきましょう。
3.両親・親戚・ベビーシッターなどをフル活用する
両親・親戚の力を借りて育児・家事を分担したり、ベビーシッターなど外部サービスを使ったりして、保育園を使わない状態で働く方法です。
都合さえつけば即日はじめられる方法であり、急な残業・子供の体調不良にも比較的対応しやすいのがメリットです。
ただし、近くに住む両親・親戚がいない家庭も多いです。
ベビーシッターは毎日利用すると高額になり、金銭的な負担が増すことも。どうしても手が足りないときに依頼するなど、スポットでの利用を検討していくとよいでしょう。
6.リモートワーク環境で働く
リモートワークを導入している企業で働き、自宅で仕事をする方法です。通勤時間を短縮できたり、急なお迎え要請や地震・台風などにも比較的対応しやすかったりするため、近年人気の高い働き方になっています。
ただし、子どもを見ながら毎日テレワークするのは難しいでしょう。オンラインミーティングに生活音が入ったり仕事の手を止めてお世話したり、業務パフォーマンスに支障が出ることが考えられます。また、「親が家にいるのに構ってもらえない」というストレスを子どもに与えやすく、長時間の働きには向いていません。
家族との分担や親戚の協力も得ながら、子どもの体調不良時などに限定するのがよいでしょう。リモートワークでも基本的には保育園を活用するなど、業務に集中できる環境づくりが必要です。
まとめ
今後も正社員として働き続けたい場合、倒産の情報が入り次第速やかに保活・転職活動をすることが重要です。空白期間なくキャリアを継続させていくためにも、収入を途絶えさせないためにも、早めの行動を意識していきましょう。
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