【小4の夏休み】共働きのリアル!学童なしでどう乗り越える?
小4の夏休み、学童を卒業した共働き家庭が直面する「小4の壁」。生活リズムの乱れや昼食、防犯の悩みを解消する具体的な対策6選とワーママのリアルな体験談を解説。ワンオペ育児と仕事を両立するための働き方の見直し方も紹介します。
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小4の壁・10歳の壁とは?
「小4の壁」は「10歳の壁」ともいわれます。学童が利用できなくなる家庭が出てきて、放課後や長期休暇中の子供の居場所の確保が問題になります。
また、より難易度が高くなる学習面のサポートや、そろそろ反抗期を迎えつつある子供の精神的なサポートに親が関わる必要が出てきます。子供のケアにより多くの時間を割かなければいけないため、仕事の両立が難しくなり、働き方を変えたり仕事を辞める選択をするママもいます。
「小4の壁」は「小1の壁」と同じく、共働き家庭の親が直面する大きな壁のひとつなのです。
小4の夏休みは、共働き家庭にとって「壁」になる

学童側に定員があり、小学4年生以降は継続利用できない地域は少なくありません。
また、小4は「本人が学童に行きたがらなくなった」「仲のいい友達が次々に学童を辞めている」という家庭が増える時期です。
6時間授業やクラブ活動が増える年度であり、普段の平日であれば学童がなくてもさほど困りません。
子供自身も成長するため、「16時頃に学校が終わって親が帰ってくるまで1~2時間であれば留守番できる」という子も出てきます。
しかし、問題なのは夏休み。
丸一日1人で留守番することになれば、不安は尽きません。
「子供がある程度大きくなってきたら仕事にもフルコミットできる」というイメージとは、現実的に大きな乖離があるのです。
小4の夏休みに共働き家庭が困る4つのこと

子供が留守番する日が続くとなれば、困りごとも増えるもの。
小学4年生は「もう手が離れたはず」と思われる年齢ですが、まだまだ大人のサポートが必要な時期。
子供の成長と親の働き方とのバランスを取るためにも、まずは小4の夏休みに起きる共働き家庭の困りごとを紹介します。
1.生活リズムの乱れ
朝規則正しく起きて学童に行き、昼になったらご飯を食べ…というサイクルがなくなると、途端に生活リズムが乱れてしまう子がいます。
- 親が出勤した後に二度寝をして、睡眠サイクルが乱れる
- 寝坊や昼寝をして夜眠れなくなり、「昼夜逆転生活」になる
- 朝食・昼食を抜くなど栄養バランスに影響する
- 夏休み明けの学校生活に戻れない
生活リズムの乱れは、体調不良や集中力の低下につながることも。
場合によっては「決められた時間になったら習い事に行くのをすっかり忘れていた」などの事態も考えられます。
2.ゲーム・YouTube漬けになる
親が不在の時間は、子供にとって自由な時間。
最初は「宿題の前に30分だけ」のつもりでも、気付けば何時間もゲームをしていたり、次々と動画を見続けていたり…というケースは珍しくありません。
最近は、ペアレンタルコントロールによる制限や利用時間のモニタリングができる端末が増えています。
とはいえ、長い留守番時間を過ごすにあたり、どうしてもスクリーンタイムは長くなってしまうもの。
オンラインゲームでのトラブル、ゲームやアプリの課金、自宅に一人でいることをSNSに投稿した、などの事態も想定されます。
ゲームや動画そのものが悪いわけではありませんが、それだけで1日が終わってしまうと、運動不足や生活リズムの乱れにつながるので注意しましょう。
参考:ペアレンタルコントロールを使ってお子様のiPhoneやiPadを管理する|Apple
3.昼食問題
日中に留守番するのであれば、昼食を1人で食べる必要が出てきます。
学童に行くときと同じくお弁当を作る、レンジで温めるだけの簡単な食事を準備するなど、どの家庭も工夫しています。
とはいえ、せっかく用意してもゲームに夢中になって昼食を抜いてしまったり、好きなものだけ食べたりすることも…。
近年は宅配弁当を手配してくれる学童が増えていますが、学童を辞めた以上、そのサービスも利用できません。
いずれにせよ、毎日子供の昼食のことを考えなければならない親の負担が増えています。
4.防犯・トラブル対策
保護者の目がない場所では、トラブルが起きたときに対処が遅れます。
「まさか我が子が」と油断せず、トラブル防止のために以下を想定した対策が必要です。
- 急な来客への対応
- 急に友達から遊びに誘われたときの判断・報告
- 外出するときの戸締り
- 習い事に行くときの準備・ICカードチャージ
- 室内温度に合わせたエアコンの使い方
- 火や刃物の使い方
- 緊急時に頼れる相談先(近所のママ友、マンションの管理人、など)
他にも、「トイレが詰まってあふれた」「昼食時にお湯を使っていてやけどをした」など、想定されるトラブルは尽きません。
夏休みが始まる前に、「こんなときはどうする?」と親子でシミュレーションしておくことが大切です。
共働き家庭が実践した「小4夏休み対策」5選

学童を卒業した小4の夏休み。事前に対策を考えておくと、不安やトラブルを減らせます。
実際に共働き家庭が取り入れている夏休み対策を参考にして、「我が家のルール」を作りましょう。
1.毎日のルーティンを決める
夏休み中は生活リズムが乱れがち。
保護者が出勤したあとも子供だけで留守番する場合、「今日は何をしようかな」とダラダラ過ごす子も多いでしょう。
そこでおすすめなのが、朝のルーティンをあらかじめ決めておくこと。
毎日同じ流れで行動すると決めておけば、宿題や学習にも取り組みやすくなります。
例えば、次のようなスケジュールを作っておくとよいでしょう。
| 時間 | やること |
|---|---|
| 7:00 | 起床・着替え |
| 7:30 | 朝食 |
| 8:00 | 歯磨き・部屋の片付け |
| 8:30 | 夏休みの宿題 |
| 9:30 | 読書・自由研究 |
| 10:30 | 休憩(自由時間) |
| 12:00 | 昼食 |
| 12:30 | 通信教材を使った自習 |
| 13:30 | 近所の子育て支援センターへ |
| 15:00 | おやつ・休憩 |
| 15:30 | 簡単な家のお手伝い |
| 16:00 | 自由時間 |
| 17:30 | 保護者の帰宅 |
ポイントは、勉強だけでなく遊びや休憩の時間もあらかじめ組み込んでおくこと。
「やるべきことを終えたらゲームもOK」というルールにしておけば、モチベーションを維持できます。
また、家の近所で子供が立ち寄れる子育て支援センター、図書館、公民館、体育館などを調べておくのもおすすめ。
緊急連絡先カードを本人に持たせておくなど工夫すれば、子供1人で出かけることも可能です。
2.学習計画表を作る
宿題の量が少なすぎる(簡単すぎる)と、毎日のルーティンを決めていても「もう終わってしまった」と結局ゲーム時間が増えてしまいがち。
反対に、宿題の量が多すぎる(難しすぎる)と、「やってもやっても終わらない」と夏休みが苦痛になってしまいます。
結果、「学童に戻りたい…」と本人から言われてしまい、親子ともにつらい思いをするケースもあるので注意しましょう。
大切なのは、本人のレベルに合った量・難易度で学習計画表を作ること。
「いつまでにこれを終わらせよう」という目標があると、夏の学習にも意欲が出ます。
| 日付 | 宿題内容 |
|---|---|
| 7/21 | 算数ドリル1~5ページ/30分 漢字20問を2ページ分書き取り/20分 |
| 7/22 | 算数ドリル6~10ページ/30分 漢字20問を2ページ分書き取り/20分 |
| 7/23 | 国語ドリル2ページ/20分 読書感想文の本を読む/30分 |
| 7/24 | 国語ドリル2ページ/20分 読書感想文の本を読む/30分 |
| 7/25 | 算数ドリル11~15ページ/30分 自学ノートまとめ/20分 |
日ごとのタスクにしておくと取り組みやすいのは、大人も子供も同じです。
「ダラダラと机に向かっているだけ」にならないように、学習時間を決めたり、好きな学習だけ量を多めにしたりする工夫も効果的です。
作成する親側の負担が大きいと感じるときは、思い切って近所の塾に相談し、夏期講習を活用するのもひとつの手段。
オンライン家庭教師や学校の進度に合わせた教材が届く通信教育を期間限定で申し込み、最低限の管理だけ親が担当する手もあります。
また、計画表には宿題だけでなく、習い事やお出かけの予定も書き込んでおくと管理しやすくなります。
3.友達との遊び方ルールを決める
小4になると、自分で家の戸締りをして外に遊びに行くことも増えるでしょう。
夏の大切な思い出になる一方、保護者の目が届きにくくなるため、トラブルや事故を防ぐためのルール作りが欠かせません。
「友達と遊ぶのは禁止」にするのではなく、安心して遊ぶための約束を事前に決めておくことが理想です。
- 「誰と」「どこで」「何時まで」遊ぶのかを出かける前に伝える
- 行き先が変わるときは保護者へ連絡する
- 知らない場所には行かない
- 危険な場所(川・用水路・工事現場など)では遊ばない
- 出かける距離(隣の駅まで、〇〇公園まで)を守る
- お金の貸し借り、「おごり(おごられ)」はしない
- お菓子やゲームソフトの交換はしない
- 午後5時までには帰宅する
- スマートフォンやキッズ携帯の連絡にはできるだけ早く返信する
- 熱中症対策として水筒を持参する
- 困ったことがあればすぐに保護者へ連絡する
また、「友達の家に上がっていいのか」「自宅に友達を呼んでいいのか」などのルールも、この機会に決めておくと安心です。
無理のない範囲で、仲のいい友達の親と連絡先を交換しておいてもよいでしょう。
近所で頼れるママ友がいれば、お互いに子供の様子を見守り合うなど協力的な関係が築けます。
4.GPSや見守りサービスを利用する
子供だけで過ごす時間が増える夏休みは、GPSや見守りサービスを使って「居場所をチェックできる体制」を整えておきましょう。
小4になると行動範囲が広がり、友達と遊びに出かけたり、一人で習い事へ行ったりする機会も増えます。
「今どこにいるのかな」「無事に帰宅できたかな」をチェックできるようにするだけでも、安心感が上がります。
また、携帯電話を持たせ、子供側からのヘルプに対応できるようにしておくのも良いでしょう。
仕事中はなかなか携帯電話をチェックできない場合でも、「ご飯食べ終わったよ報告」「遊びに行ってくるよ」など報告連絡を習慣化すると安心です。
「連絡が取れない」「どこにいるかわからない」という不安を減らせるのは大きなメリットです。
5.民間学童・サマースクールを活用する
「一人で留守番させるのはまだ不安」「毎日家にいるとゲームや動画ばかりになりそう」と感じる場合は、民間学童やサマースクールの利用を検討しましょう。
民間学童
民間学童は公設学童と比べてコストがかかりますが、その分多様な教育プログラムを提供しているのがメリット。
宿題の管理、学童内での習い事、他の学校の子との交流、夏祭りや水遊びなどのイベント、と手厚いサポートが受けられます。
「家で1人になるのは不安…」「家にいても退屈…」と感じる子にもぴったりです。
サマースクール
サマースクールは、夏休みなどの長期休暇を利用して開催される、短期集中型の教育・体験プログラム。
語学学習、異文化交流、自然体験、スポーツなど、多様なコースがあります。
日中だけ通う「通学型(サマースクール)」と、数日間宿泊を伴うする「宿泊型(サマーキャンプ)」にわかれているので、親子で相談しながら決めましょう。
普段の学校では得られない特別な学びや成長の機会が得られるので、サマースクール自体が特別なアクティビティになるのがメリットです。
参考:東京YMCA
小4の壁を乗り越えたワーママの体験談

実際に「小4の壁」でどのようなことに困ったのか、ワーママの体験談をご紹介します。
反抗期のサポートが大変だった
Hさん/鳥取県/30代
小学4年生になってから一番苦労したのが、子供が表立って反抗するようになったことでした。それまでは勉強を嫌がる素振りはあっても、勉強をやりたくないと暴れて反抗して困らせるということはありませんでした。
子供にそのような精神的な変化が出始める時期で、どうしたら良いかかなり悩みました。小学4年生になってひとりでできる事が増えたといっても、精神的にかなり親のサポートが必要になる時期だと思ったため、私は仕事をセーブすることにしました。フルタイムから時短勤務にして、夕方前に帰宅できるようにしたのです。
仕事の調整はかなり大変でしたが、子供としっかり向き合って話すのが大事だと思ったので、親子でしっかり話す機会を設けることができてよかったなと思っています。
子供がしっかり留守番できるようになった
Oさん/東京都/40代
学童が3年生までだったので、4年生になってからの長期の休みがとにかくどうなることかと思っていたのですが…。4年生ともなると、子供は親が思っている以上にしっかりしていることに驚かされました。
お昼ご飯はお弁当を用意しておくと、家でひとりで食べるか、児童館のお弁当スペースで友達と食べるなどしていました。日中も、児童館やお友達の家で遊んでいることが多かったようです。
家の鍵を持ち歩くのでなくさないか心配でしたが、鍵に付けたリール付きのキーホルダーを絶対にバッグから外さないように念を押しました。児童館の係員の方がよく見守ってくださり、子供が遊んでいる様子を教えてくれたので本当に助けられました。
放課後の過ごし方に悩みフルタイムを断念
Kさん/神奈川県/30代
小学校4年生になると同時に、時短勤務が使えず仕事がフルタイムになりました。学童は低学年児童がほとんどなので、息子は行きたがらなかったです。
仕方なく家の鍵を渡し、帰宅したら必ず私の携帯に電話すること、家に友達を上げないこと、チャイムが鳴っても出ないこと、遊びに行く前や習い事に行く前は私の携帯に電話、帰宅したらまた電話、と色々約束を作りました。
しかし、親がいないことを知ると勝手に上がり込む友達がいたり、宿題をやっていなかったり、電話を面倒がってかけてこなかったり、せっかくかけてきても私が電話に出られなかったりすることが多かったです。
ある日、子供が放課後遊びに出た先で怪我をして、血をダラダラたらしながら青い顔をして、痛みに耐えながら私の帰りを待っていたことがありました。その姿があまりに可哀想で、もうこの働き方は続けられないと感じました。
職場では理解を得られずひんしゅくも買って精神的にきつかったですが、最終的にフルタイムではなく時短勤務できるよう調整してもらいました。
しっかりサポートできない後ろめたさがある
Mさん/大阪府/40代
小学校4年生になると友達同士の付き合いが複雑になって、私の目の届かない放課後の遊ぶ約束などで制限をかけるのがかわいそうになるときがありました。
また、習い事の送り迎えも頻繁になり、時間のやりくりが大変で家のことが疎かになりました。
学習面はとくに心配はありませんでしたが、しっかりサポートできない後ろめたさが残り、勤務時間を減らすことも考えました。ただ、経済的にも仕事を減らすことはできず、そのまま続けてしまっています。
学童がなくなり放課後の預け先に困った
Sさん/東京都/30代
学童クラブを卒業しなくてはならなくなり、放課後私が帰ってくるまでの時間がそれまでより長くなることが心配でした。
習い事を多く入れて乗り切っている家庭も多かったのですが、我が家は祖母に応援を頼むことにしました。しかし、祖母のほうも毎日家に子守に来るわけにはいかず、私が夜遅くの外せない会議などが入ったりすると預け先を探すのに右往左往しました。
また、小学4年生から地元の野球チームに加入したのですが、土日の親の出番が非常に多くて大変でした。
小4以降、働き方を見直すのも選択肢のひとつ

「仕事と子育ての両立に悩むのは、子供が小さいときや小学校に入学するとき」というイメージを持つ方は少なくありません。
しかし、実際には小4の学童卒業と同時に両立が困難になる家庭は多く、思わぬタイミングでキャリアを手放す共働き家庭は多いのです。
「子供が心配。でもキャリアも諦めたくない」と感じているのであれば、働き方を見直すのも選択肢のひとつです。
- リモートワークに切り替える
- フレックスタイム制度を使う
- 時差出勤する
- 時短勤務にシフトする
- 残業を免除してもらう
- 通勤時間が短い支店に移動する
今の会社でどうしても両立が難しいなら、思い切って転職を考えてもよいでしょう。
転職して労働環境を根本的に見直せば、小4になって学童を辞めてからも無理なく仕事と両立できます。
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小4の夏休みは共働き家庭にとって転換期!
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