【体験談】育休中に時短正社員で転職を成功させた5つのポイント

【時短正社員転職の圧倒的実績!】
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育休中は復帰に向けて会社とのやり取りが必要です。このとき、会社が求める働き方とと自身の理想のキャリアイメージとのギャップが生じやすくなります。
どうしても折り合いがつかない場合は、育休中に転職するのもひとつの手です。本記事では、育休中に転職活動した方の体験談を紹介します。育休復帰前に転職を考えている方も、復帰後に転職を考えている方も、ぜひご参考ください。
配置転換に同意できず育休中に転職活動した話

育休明け復職のタイミングで配置転換を求められるケースは多く、納得して配置転換できることもあれば、不満やモチベーションダウンにつながる配置転換になることもあります。
配置転換して理想的な仕事ができなくなったことを理由に、育休中に転職へと動いたワーママの事例を紹介します。
出産後に仕事の配置転換を強いられ退職
Cさん(20代、子供1、元法人営業職)
夫(介護施設勤務・残業なし)ともうすぐ1歳になる長女の3人暮らし。出産前はメーカーの法人営業に従事し、育休を経て復帰と同時に時短転職。
前職はメーカー営業で、職場のほとんどが男性社員という環境でした。女性で子供を生んで復帰するというのは、私が初めての事例でした。
もともとは、育休明けの4月に前職に復帰する予定でしたが、出産直後に「営業職で復帰することは受け入れられない」と通達されました。
営業職は車での地方出張営業なども当たり前で、残業が多い忙しい職種。今思えば職場からの「配慮」だったのかもしれませんが、営業の仕事にやりがいを感じていたのでとてもショックでした。
事務へのポジション変更も打診されましたが、就業場所が今の住所とはかけ離れた地方で、とても通勤できません。
営業職で出張なしで勤務できないか、都内の他の職種にポジションはないかなどいろいろ交渉したものの、最後まで職場の理解を得ることはできませんでした。
最終的に遠回しな退職勧告を受け、 泣く泣く育休中に退職することになりました。
今考えればこれはいわゆるマタハラに該当しそうですが、強く交渉しても会社内での立場が良くなるわけではないと考え、早々に諦めて転職に集中することにしました。この判断は間違っていなかったと思います。
>>関連記事:育休復帰で配置転換を言い渡された!マタハラになる?拒否してもいいの?
寝不足に耐えながら必死で頑張った転職活動

保育園入園申込み時には「4月に現職復帰予定」と申請していたため、保育園の入園では不利になりませんでした。
育休中の転職では、「4月に1日以上現職復帰すること」と「退職後の翌々月末までに転職先で勤務開始すること」ということが絶対条件。 (※育休明けの転職の際に求められる在籍期間は、自治体によって異なります。)
転職活動を本格的に開始したのは2月。4月に現職に復帰してすぐ辞める予定だったので、絶対に4月までに仕事を決めなければいけないプレッシャーがつらかったです。今振り返れば、もう少し早くから本格的に活動しても良かったかもしれません。
転職活動はすんなり進めば1ヶ月で終わることもありますが、うまくいかないと2,3ヶ月の長期戦になることも十分ありえるなと感じました。
赤ちゃんが寝ている時間に企業の情報収集をし、同時にエージェントに登録しレジュメを作成。
慣れない子育ての中、夜間授乳と平行しての転職活動で常に寝不足でした。ただ、転職に使える時間が限られていたので必死でした。
夫が定時で帰宅できる仕事に就いていたので、夫に赤ちゃんを見てもらい、夕方以降に集中的に面接の予定を入れました。
もっと家族の協力が得られる環境であれば、短期間にたくさんの選考を詰め込むこともできたでしょう。
>>関連記事:0歳の子供がいるママが転職活動するコツ!書類はいつ作る?預け先はどうする?
育休中に3社から内定!転職活動のスケジュールは?
育休明けで新しい職場に転職する不安よりも、すでに職を失っているので今後のキャリアがゼロになる可能性の方が不安でした。 とにかく短期集中で必死で転職活動をしていた記憶があります。
幸いにも時短勤務、フルタイム合わせて3社から内定をいただくことができ、時短でオファーいただいた会社に就業を決めました。
転職期間2ヶ月間のスケジュールは以下の通りです。
■ 1月中旬:上司から退職をほのめかされる
職場と交渉し在職の選択肢を探りつつ、転職情報収集をスタート
→大手のエージェント登録。 →アドバイザーと面談、レジュメ作成
■2月上旬:社長から退職勧告
→ママ向けエージェントに登録、本格的に転職活動をスタート
→エージェント2社経由と自己応募で10社に応募
■2月中~下旬:数社の選考を受け、3社内定獲得
■4月上旬:前職に1日復帰し有給消化
→保育園向けの復職証明書を書いてもらい退職
■4月中旬:転職先で勤務スタート
>>関連記事:育休中の転職活動!復帰しないで転職できる?タイミングはいつがいい?
確実に転職を成功させるために意識した5つのポイント
私の場合、期間内で確実に転職を成功させる必要があったため、特に転職活動には力を入れました。特に以下のポイントを意識し、転職活動したことが成功の秘訣になったと感じています。
1.履歴書・職務経歴書は早めに完成させた
2.できる限りたくさんの選考を受けた
3.転職活動にリミットを決めた
4.経験を活かせる職種で転職した
5.転職先の条件を可視化した
履歴書・職務経歴書は早めに完成させた
まず意識したのは、早い段階で履歴書・職務経歴書を作ることです。履歴書・職務経歴書がないと、理想的な企業を見つけても応募ができないので、まずはしっかりした書類を作ることに取り掛かりました。
特に職務経歴書は自分のキャリアの棚卸しが必要なため、一目見て理解してもらいやすいよう整理するなど、頭も時間も使いました。履歴書・職務経歴書を作るのは、具体的な転職活動を始める前でもいいと思います。まずは下書きだけでも作っておけば、転職エージェントに登録してプロのキャリアアドバイザーに添削してもらうときにも役立ちます。
できる限りたくさんの選考を受けた
私の場合は育児による時間制約があるので、通勤時間と勤務時間を計算して就業可能かつ営業ポジションで応募できる会社にはすべて応募しました。実際に面接に行かないと雰囲気などはわからないので、事前情報だけで好き嫌いせずにたくさん受けたのは結果的に良かったと思っています。
反対に、理想を高くしすぎて選り好みしていると、表面化されていないだけで実はいい会社を見落としてしまう可能性があると思います。転職活動はまだ見ぬ会社と出会うチャンスでもあるので、自分だけの尺度にとらわれることなく視野を広げてみるのがおすすめです。
転職活動にリミットを決めた
絶対に4月までに仕事を決めなくてはいけないという制約があったため、必然的に転職活動にもリミットが生まれました。期間内に転職が決まらないと保育園を退園するしかなくなってしまい、もはや転職できる可能性がなくなってしまうので、何が何でも決めなくてはならないというプレッシャーがありました。
しかし、今思うとリミットがあったことで転職活動に精力的になれたのかもしれません。子どもが小さいからこそ育児も忙しく、子ども用品の洗濯や頻度の増えた掃除など家事の負担も大きくなっていたので、リミットがないとだらだらとした転職活動になる可能性も高いです。あえて自分にプレッシャーをかけることで、効率よく短期間で転職を成功させられたと思っています。
経験を活かせる職種で転職した
転職先には、前職と同じ営業職を選択しました。経験を活かせる職種にした方が、キャリアがゼロから再スタートになることを防げます。業種が違ったので苦労した部分も多かったものの、営業として培ってきた経験・知識・スキルが無駄にならなかったのは嬉しい点でもありました。これまでの経験を活かして転職できれば、キャリアが一続きになっているようなやりがいも実感できます。
ただし、前職のように「営業だと地方出張・残業が当たり前」という会社も少なくありません。応募先の営業スタイルやワークライフバランスも確認しながら転職活動することが必須となるため、最終的にどの会社に入るかは慎重に検討した方がいいと思います。
転職先の条件を可視化した
私は、転職先の条件として以下の3つを設けておきました。
- 約2ヶ月後の4月中に勤務スタートできる企業
- 前職の経験をいかし、営業でスキルアップを目指せる職種
- 「子育て」に理解のある職場環境
反対に言えば、上記を満たしていて自宅から無理なく通勤できる会社であればほとんどに応募したということでもあります。妥協できる部分とできない部分を分けて考えることで、「あれもこれも」と欲張りな転職になることを防ぎ、結果的に期間中の転職活動に成功できています。もちろん条件にこだわることも大切ですが、あまりにもこだわりすぎて応募できる企業がなくなってしまっては本末転倒なので注意しましょう。
最終的に、内定が得られた3社のうち、前職での退職のきっかけとなった「子育てへの理解」が得られやすいかどうかを最終判断軸に転職先を選びました。このタイミングで転職活動してよかったなと感じています。
育休明けに時短正社員で転職し、自分を取り戻せた
育休復帰と同時の転職で、特に不都合は感じていません。
前職では残業が当たり前の毎日でしたが、非効率的な働き方をしていた側面もあったな、と思います。転職後は時短勤務なので、保育園のお迎えがある限られた時間の中で成果を出す働き方ができるようになってきました。
赤ちゃんと100%向き合っていた育休中の方が、精神的にも肉体的にもヘトヘトだったなあとも感じています。
ちょっと目を離すと死んでしまうのではないかと気が気ではなかったですし、里帰りもしていなかったこともあり、育児でいっぱいいっぱいになっていました。
仕事復帰してから「いつもの君に戻ったね」「やっと明るくなってきた」と夫に言われ、ハッとしました。
もともと私はそんなに趣味もないですし、転職して家庭と両立しながらやりたい仕事ができている今は、自分を取り戻せた気分です。
「母だから」を理由にキャリアをあきらめたくない

現在は子育てのために時短正社員ですが、勤務時間にかかわらず前職から積み上げてきた営業のスキルを軸に、さらに幅を広げ成果を出していきたいと考えています。
「母だから」という理由でキャリアをあきめることなく、自分が描くキャリアパスを実現するために、最適なワークライフバランスを実現させていきたいです。
>>関連記事:育休後に転職を考えたきっかけは?体験談と最適な転職時期を解説!
復職後に長続きする気がしなくて育休中に転職活動した話
業種・職種によっては、「土日祝日の勤務が必須」「早朝・夜間含む完全シフト制」「会食頻度が多くて残業が当たり前」など、ワーママが働きにくい仕事になっていることがあります。出産前は問題なく働けていた仕事でも、子育てのスタートと同時に働きにくさを感じることも少なくありません。
ここでは、復職後のことを心配して転職したワーママの事例を紹介します。
Hさん/30代
元塾講師
塾講師の仕事にはやりがいがあったが夜型の仕事が不安に
もともとは、塾講師として働いていました。生徒の成長を間近で感じられる、やりがいのある仕事で特に不満はありませんでした。生徒が理解できなかった問題を一緒に解決したときの喜びや、成績が上がった報告を受けた時の達成感は何にも代えがたいものです。子供たちの成長を間近で感じられる環境で、自分の努力が直接結果につながることが励みになっていました。教えることが好きで、生徒と向き合う時間が楽しく、仕事そのものに強い誇りを持っていました。
しかし、教育業界は「子供たちの部活が終わってからの夕方以降が勝負」になるため、夜型の勤務が当たり前です。育休明けの復職を考えたとき、夜型の働き方のまま子育てと両立できるイメージができませんでした。子供の生活リズムや保育園の送り迎えなどを考えると、私が夜型の勤務を続けることはできないと感じたのです。
しばらくは事務職になることも打診されたが転職を決意

育休からの復職にあたり、会社側からは「しばらくは事務職として働く」という提案もしていただきました。夜型の塾講師の仕事から、日中の事務職への異動は体力面でも両立面でも楽になると思いましたが、自分が本来やりたかった教える仕事とは違うと感じました。また、事務職に慣れていない自分にとって、スムーズに適応できるか不安もあります。異動しても仕事へのモチベーションが下がるような気がして、復職への根本的な不安は解消できないままモヤモヤとしていました。
今の会社にい続けるなら事務職に移るしかないと一度は覚悟を決めましたが、「やっぱりやりがいを感じられる環境で働きたい」という気持ちを捨てきれませんでした。育休が明ける前から少しずつ転職活動をはじめ、保育園入園と同時に転職しようという決意をしたのです。
転職活動は子供に関わる仕事を中心に

転職を決意したあと、自分にとって何が一番やりがいになるのかを見つめ直しました。改めて「子供に関わる仕事」が自分の軸であるということに気づき、子供の成長に寄り添える仕事を中心に探すことにしました。「教える仕事=塾講師」だけにとらわれず、もっと広い視野で子供に関われる仕事がないか、必死に探し続けたことを覚えています。
転職活動では、保育・教育・子供の学びを支援する分野を中心に求人を探しました。教育的な視点が必要な仕事だからなのか、意外とワーママを歓迎している企業も多く、もっと早く転職を始めればよかったのかもとも思いました。
平日日中に働ける通信教育の会社へ転職
子供に関わる仕事を軸に転職活動を進める中で、目に留まったのが通信教育を手がける会社の求人でした。仕事内容は、学習教材の編集補助・教務管理・保護者対応・進路指導など。一見すると事務職のように見えましたが、実際に家庭へお渡しする資料や地域別の学校情報をまとめる業務も含まれており、教育に深く関われることがわかりました。
フルタイム勤務で働いても、平日9時〜18時の勤務で土日祝は完全休み。時短勤務にすればさらに働く時間を短縮できます。まさに、私が求めていた働き方そのものでした。
「教える仕事」ではないし、デスクワーク中心の業務には少し不安もありましたが、「教育を支える裏方の仕事」という点に強く惹かれました。面接でも子育てとの両立を前提に話を進めてくださり、ワーママへの理解がある職場だと感じられたのも決め手になっています。
やりがいとプライベートを両立できる転職ができた
通信教育の会社に転職して復職を迎えましたが、仕事と家庭のバランスは問題なく取れています。保育園も他の子とほぼ同じくらいの時間帯にお迎えに行けるし、土日祝日は仕事もお休みなので子供とレジャーに出かけられるようになりました。子供がゆくゆく小学生になってからも、夏期講習準備などに追われることなく過ごせるかなと感じています。
一方で、教育に関わるというやりがいも失われていません。自分が関わった教材が全国の子供たちの学びに役立っていると実感できたときは、大きな達成感があります。直接教える立場ではなくても、「学ぶ楽しさを届ける」仕事ができていると誇りを持てるようになりました。
また、同じように子育て中の社員も多く、急な体調不良や保育園のお迎えなどにも理解がある職場環境なのもありがたいです。結果として、「やりがい」と「プライベート」のどちらも諦めずに済んだ、理想的な転職ができたと感じています。
まとめ
育休中に転職活動をして成功した方の体験談を挙げました。復職後、会社の規定や業務内容で仕事と子育ての両立が難しいと考える方は少なくありません。一歩踏み出せば、ワークライフバランスを整えられる会社に転職できるかもしれません。
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(30代 Webエンジニア)



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