育休明けから自分の体調不良が続く!当たり前を見直して乗り越えたママの体験談

                   
※写真はすべてイメージです

育休明けで慣れない仕事と育児の両立が始まると、子供だけでなくママ自身の体調不良で苦労することも少なくありません。今回はそんな育休明けの体調不良に悩まされながらも状況を改善していったワーママの体験談をご紹介します。

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想定外だった自分自身の体調不良

Nさん(30代前半・子供2人)
神奈川県在住で30代前半のワーママです。元気な3歳と5歳の男の子を子育て中。一部上場メーカーの企画本部で10年間働いています。育休前は日本全国を出張で飛び回っていましたが、産後は時短勤務となり、家と保育園とオフィスを駆け抜ける生活がスタートしました。人間関係も良好で周りの理解もありましたが、それでも復職後は思ったように働けないことに悩みました。

出産・育児が思い描いていたイメージとかけ離れていたと感じるママも多いのではないでしょうか。私にとっては育休明けの復職も同じように感じました。「自分はもっとうまくできるはずなのに…」というモヤモヤを抱いたことは1度や2度ではありません。なにより、子供だけでなく自分自身の体調不良に悩まされたことは想定外でした。

復職後の職務内容

復職後の私の仕事は大きく2つありました。1つ目はショールームの運営です。お客様が来社されたときのプレゼンの用意をしたり、営業担当から相談を受けてトラブル対応のフォローを行っていました。プレゼンは事前に関係者で打ち合わせをしたうえで実施するので、この日は私にとって絶対に休めない日でした。
2つ目が新人の育成です。半年間のスケジュールを組んで研修を実施するのですが、私はこの仕事が好きでした。育休前から任せられていた仕事であり、やりがいも感じていました。ただ、育休前とできるだけ同じようなクオリティーを保ちたいと思うあまり、少しはりきりすぎてしまったのかもしれません。

子供だけではなく私自身の体調不良にも苦労

「すみません、子供が熱を出して今日は休みます」「子供の保育園からお迎えの連絡があったので、大変申し訳ないですが早退させてください」育休明けに復帰したワーママの一番の心配は、子供の体調不良ではないでしょうか。私も、繁忙期に突然休むことになったときは本当に肩身が狭い思いをしました。

我が家は夫婦間で絶対に休めない日のスケジュールを共有して、子供の体調不良に対応していました。けれども、想定外だったのは自分自身の体調不良です。子供の看病をしているうちにうつってしまい、日頃からの疲れのせいか子供よりも治りが遅いということが何度もありました。

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体調不良の原因は?

副鼻腔炎による体調不良

私をもっとも悩ませていた病気は、副鼻腔炎でした。副鼻腔炎は再発しやすい病気で、放っておくと症状は悪化する一方です。鼻が詰まり、臭いも感じにくくなるため、頭がぼんやりするといった症状も出ます。ぼんやりした頭で働くことは生産性も下がるのに、「この程度で休んではいけない!」という思い込みが、休みを取ることを阻止していました。

本質的な原因はプレッシャー?

育休明けだからこそ「仕事ができる人材であるとアピールしなければ」という気持ちが強かったのかもしれません。新人教育を任されていたことも、いま思えばプレッシャーでした。私は機械メーカーに勤めていたのですが、1年ちょっと不在にしていただけでも製品の仕様は変わっていました。しかもどれも不具合の修正やバージョンアップという細かい変化で、正直なかなか覚えることができませんでした。

もし新人であれば、わからないことはメモをとってそれを見ながらプレゼンをしても許されるかもしれません。けれども私は中堅社員で、顧客にとっては育休明けかどうかは関係ありません。時短勤務という限られた時間を有効活用するために、人一倍努力する必要がありました。

時間がもったいないからと少し体調が悪いくらいでは休みをとることはしませんでした。「子供関係で急な休みをもらっているから自分の体調不良では休みづらい…」と勝手に思い込んでいた節もあります。自己判断で市販の薬を飲んでいたもののなかなか症状が改善せず、結果として体調不良が長引くことになりました。

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体調改善の為に取り組んだこと

ワーママの転職スケジュールイメージ

当たり前ですが、無理せず休んで病院へ

当たり前すぎて恥ずかしいのですが、少しでも体調がおかしいと感じたらすぐに病院に行くようにしました。当時の職場は隣のビルに病院が入っていたので、1時間程度で診察から処方箋の受け取りを終わらせることができました。そんな当たり前のことをできないくらい、その頃の私は気負ってしまっていました。

私が病院に行く気になった背景には、とある先輩の言葉があります。「一人抜けても大丈夫なように動いているし、他のところで助けてくれればいいから」普段はとてもクールな先輩ですが、いつも困っているタイミングでさり気なくサポートしてくれる人でした。もちろん迷惑をかけることになるのですが、それでも「大丈夫」だと口に出して言ってもらえると気持ちが楽になりました。

体調不良を抱えながら働くママたちへ

子供だけでなく、自分の体も大切にしてあげてください。休みが続くと周りからの視線も気になります。私も同じでした。けれども体調不良のまま働き続けてもいいことはありません。いつもなら考えられないようなミスをして、周囲に迷惑をかけることにもなりかねません。「今日は体調不良だから働くべきではない」と割り切って、休んだり病院に行ったりという判断をすることも大切です。

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働くママの体調不良を長引かせないために

子育てと仕事の両立が始まったばかりの育休明けの時期は最も疲労がたまりやすいです。体力的にも精神的にも気づかないうちに追い込まれ、以前は大したことのなかった風邪でも重症化したり長引いたりすることが多くなります。もし体調が悪いと感じたら、すぐに病院に行きましょう。自己判断で市販薬を飲むのではなく、医師に診断してもらうことが体調不良を長引かせない最良の方法です。当たり前のことですが、忙しくつい自分のことを後回しにしてしまうワーママだからこそ気を付けたいですね。

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