ワーママはうつ病になりやすい!?心と体の不調を感じたら放置しないで

                   
※写真はすべてイメージです

仕事と家事と育児で、毎日忙しい生活を送っているワーママは、責任感やプレッシャー、ストレス、寝不足、過労などうつ病になりやすい要因を持っています。

「何となく気持ちが落ち込む」「疲れているのに眠れない」など、何かいつもと違うと感じることがあったときは、症状が進む前に早めに対処することが大切です。

ここでは、ワーママがうつ病にならないために気を付けたいことを解説します。

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ワーママのうつ病、こんな症状があったら要注意!

ワーママがうつ病になったときは、以下のような症状が出ることがあります。このような症状が2週間以上続いてつらいときは、通院を検討すると良いでしょう。

何となく気持ちが落ち込んでしまう

「特に理由もないのに、何となく気持ちが落ち込んでしまう」「前向きに何かをしようという気になれない」という状態が長期間続くときは、うつ病になりかけているサインかもしれません。

急に涙が出て止まらなくなる

悲しい思いをしたわけでもないのに、ふとしたときに急に涙が出て止まらなくなるようなときは、メンタル面の問題が考えられます。心が疲れているサインなので、自分をいたわってあげましょう。

理由もないのにイライラする

気分を害するようなきっかけは何もないのに、なぜかイライラしてしまうような日々が続くときは、メンタル面の問題を疑った方がよいかもしれません。

食欲がない・食べ過ぎてしまう

「大好きな料理を見ても食欲がまったく出ない」または「食べても食べても空腹感が続き、過食傾向がある」など、いつもと食べる量が大幅に変わっているときは、メンタル面の不調が原因になっていることがあります。

何をやっても楽しくない

「何もかも億劫でつらい」「何をやっても楽しくない」というような状況に陥ってしまった場合は、うつ病の可能性もあることを考えた方が良いかもしれません。

不安や焦りを感じてしまう

うつ病の症状の中には、理由もないのに不安や焦りを感じてしまい、「もう自分は会社に必要とされていない」などと被害妄想のようになるケースもあります。

「自分が悪い」と思ってしまう

仕事や家庭でうまくいかないことがあると「こうなったのは自分のせいだ」と、ひたすら自分を責めてしまうのも、うつ病の典型的なパターンです。

夜ぐっすり眠れない・朝起きられない

「疲れているのに眠れない」「たくさん寝ても起きられない」というような日が続く場合は、メンタル面の不調を疑ったほうが良いかもしれません。

動悸・息苦しさなどの身体的な症状がある

持病があるわけではないのに、なぜか胸がドキドキしたり息苦しくなったりするようなときは、体の不調も考えられますが、メンタル面の不調も視野に入れた方がよいでしょう。

>>関連記事:ワーキングマザーが無気力になった体験談!もう何もしたくない、涙が止まらないときの対処法

「これってうつ病?」と思ったときはどうしたらいい?

このように、「何かいつもの自分と違う。ちょっとおかしい」と思ったとき、ワーママはいったいどう対処すればよいのでしょうか。

産業医に相談してみる

メンタル面を相談できる最も身近な存在としては、職場内の産業医が考えられます。面談を申し込み、いまの状況を話すことで、その症状に合った医療機関を紹介してもらうことができます。

ただし、産業医には守秘義務があるものの、人によって対処の仕方がさまざまなので、会社に伝わってしまう場合がないとはいえません。

「会社の業務に支障をきたしているわけではないので、うつの症状かどうかもわからないうちに、社内の人に知られたくない」という場合は、自分から心療内科を受診するのもひとつの方法です。

何が原因でつらいのかを振り返ってみる

「何かちょっとおかしい」と自分で感じたときは、何が原因でつらいのかを振り返ってみましょう。

たとえば「夜中まで家事が終わらないので、ずっと寝不足の状態が続いている」「忙しくてインスタント食品ばかり食べている」というようなときは、睡眠や食事が原因のひとつになっている可能性もあります。

慢性的な睡眠不足や栄養不足はメンタル面の不調につながるので、それを整えるだけでも気持ちがだいぶ楽になるかもしれません。

仕事・家事・育児、すべてを完璧にやろうとしない

仕事と家事と育児の3つを完璧にこなせるワーママは、ほとんどいまいと心得ましょう。そのことを念頭において、「すべて60点ぐらいでいい」というようなおおらかな気持ちで毎日を送れると良いですね。

手を抜くところは抜いて、パンパンに張り詰めていた自分を、少し楽にしてあげることが大切です。

第三者のコーチングを受けてみる

第三者のコーチングやカウンセリングを受けることで、うつ症状を克服する人もいます。仕事や家庭に関係のない第三者と話をすることで、自分の考えや気持ちを整理することができますよ。

医師とはまた違った観点で客観的なアドバイスをくれるので、自分の心のあり方を見つめ直すきっかけになるでしょう。

>>関連記事:「疲れた、休みたい…」ワーママが疲れ果てたときの対処法!限界を感じているあなたへ

ワーママがうつ病にならないためのポイント

ワーママがうつにならないためには、リフレッシュやリラックスの時間を持つことが大切です。忙しくてなかなか時間がとれないのがつらいところですが、ときには自分のために時間を使ってみてはどうでしょうか。

休日に子供を預けて自分の時間をもつ

たまには休日に夫や実家の両親などに子供を預けて、自分だけの自由な時間を持ってみましょう。それによって心が解放され、「また明日からがんばろう」という気持ちになれます。

平日に有給休暇を取り、自分のためだけに時間を使う日を作るのもおすすめです。有給休暇は子供の予定にしか使っていないというワーママは多いのではないでしょうか。たまには自分のために有休を取り、ひとり時間を満喫してみましょう。

仕事と子育てだけに追われる日々から、ほんのわずかな時間でも離れることで、自分自身を取り戻すことができますよ。

好きなことに没頭してみる

早朝の時間などを利用して、自分の好きなことに没頭してみるのもおすすめです。たとえば音楽が好きなワーママなら、自分の大好きな曲を何曲か聴いてから朝の家事を始めたり、ライブビデオを流したりするのも良いですね。

ワイヤレスイヤホンを活用して、オーディオブックやネットラジオを耳で楽しむのもおすすめです。家事や育児タイムを趣味の時間にすることができますよ。

「自分も好きなことをしている」という充実感があると、忙しい毎日の中にも心にゆとりが生まれます。

ストレッチやヨガなどの運動をする

毎日適度な運動をするのも、ストレス発散になります。本格的な運動ではなく、ストレッチやヨガ、ウォーキングなどの軽い運動をするだけでも、スカッとして一日を爽やかに過ごせます。

仕事が終わってからやるとかえって疲れてしまうので、やはり早朝の時間が狙い目かもしれません。

ワーママはつい無理をしがち!心の声に耳を傾けて

あまりの忙しさから身も心も限界を超えてしまい、うつになりかかっているワーママは少なくありません。「もしかしてうつ病かも?」と思いあたってこの記事を読んでいるママは、心と体から危険信号が出ている状態かもしれません。

「私はまだまだ大丈夫」と思っていても、自分では気付かないままうつの症状が進行することがあるので、注意が必要です。倒れてしまって仕事や家庭に影響が出る前に、職場や家族と話し合いながら早めに対処できると良いですね。

まわりからのアドバイスにも耳を傾けながら、心と体を休める方法を考えていきましょう。

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