1歳の子供がいるママの転職体験談!週2で徹夜勤務の会社を辞めて時短転職に成功

                   
※写真はすべてイメージです

ビジネスパーソンにとって、仕事にやりがいを感じながら働けるのは理想的なことですね。 一方で、いくらやりがいを感じていても、日常的な長時間勤務が続くと長く働き続けられないと考える方も多いでしょう。

とくに子育て中のママ・パパにとっては、自分の体力や精神力の問題だけでなく、子供や家庭運営にも大きな影響を及ぼすことになります。

今回ご紹介するのは、育児しながら週2日は徹夜勤務をしていたCさん 。第二子が1歳になった育休中に「時短転職」にこだわって転職を成功させた実例をご紹介します。

Cさん(30代 子供2人)
夫と長男5歳、次男1歳の4人家族。大学院卒業後、コンサルティングファームに勤務。育児をしながらハードワークを続けていた。

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週2で徹夜勤務しながらの育児

新卒からずっと在籍していたコンサルティングファーム。1人目の育休復帰後も、2年弱勤務していました。

育休復帰後の勤務は、まさに死にもの狂いでした。子供がいるからといって仕事が減るわけではないため、週に2回は徹夜で仕事をせざるを得ない状況。体力的に限界がきていましたが、それでも胃薬を常用しながら何とか体調を保っている状態でした。

気付けば、会社の子持ち女性で同ポジションを続けているのは私一人でした。

さすがに体力がもたないので転職を決意

このままでは体調を壊すことが目に見えていたので、「転職せねば。」という思いは常に頭にありました。

ただ、家庭や育児については、夫も同じ会社に勤務していたので理解があり、夫の協力を得られていたため大きな問題もなく回っていました。また、私の性格として、極限の状態でも仕事自体はとても楽しく、なかなか転職に踏み切れませんでした。

そんなさなか、長男がやんちゃ盛り期に突入。私自身は第二子を妊娠。私生活でも体力的に消耗するようになってきました。

たとえ今を乗り切っても、次男も同様の状況になることを想像すると、もうさすがに今の環境では体力がもたないと転職を決意しました。

次男が1歳になった育休中に転職活動

落ち着いて動けるタミングは今しかないと思い、次男の育休中に転職活動をすることに。

育休から現職に復帰せずに転職するのは失礼かとも思いましたが、少しだけ復帰してクライアントとのやりとりが発生した後に転職することの方が現場に迷惑がかかると判断。育休明けと同時に転職をすることに決めました。

5歳の長男はすでに保育園に預けていたため、転職活動中も継続して通わせることができました。

1歳の次男は保育園入園前でしたが、転職活動で時間が必要な時には、以前から長男の病児保育等でお世話になっていた無認可保育園に預かってもらいました。

長男が通園していた信頼の置ける園だったので安心して預けられ、私も転職活動に挑むことができました。

>>関連記事:育休中の転職活動!復帰しないで転職できる?タイミングはいつがいい?

転職先を決めるポイントは企業理念

勤務時間・年収について細かい条件設定をするのではなく、バランスが取れた働き方ができればOKと考えました。勤務時間と年収にあわせて、自分の育児へのスタンスも変えていこうと思いました。

イメージとしては、以下のような具合です。
・長時間勤務かつ高収入:子供の保育にお金をかける
・短時間勤務かつ低収入:自分が子供といる時間をとる

企業選びの際にもっとも重視したのは、企業の理念に共感できるか、事業内容に面白みを感じられるか、という点です。これは仕事のやりがいに繋がるため、何よりも重視した点でした。

また、前職の経験から、事業開発や経営にかかわる仕事に面白みを感じていたため、そのようなポジションであることも重視しました。

企業と認識が合わず転職活動が難航

転職サイトやエージェントを利用して10数社の企業にエントリーし、面接に行きました。「フルタイム・残業なし」でお話は進むものの、求められる成果は「フルタイム・残業あり」の方と同等のものでした。

企業側は「勤務時間は短くても気にしない」と言うのですが、この表現が引っかかりました。「残業ができない=(時間稼働率に比例して)成果が落ちる」ということを本当に理解しているのか疑問に思ったためです。

これほどまで、残業なしという就業形態について理解がないものか、ということ痛感しました。

「時短勤務」かつ「コミットを適切に評価」してくれる企業との出会い

「フルタイム勤務で残業なし」という求人には見切りをつけ、「時短勤務」かつ「コミットを適切に評価」してくれる企業という切り口で再度探し始めることにしました。

時短勤務に絞った転職活動をするにあたり、今までの方法では時短転職可能な企業がなかなか見つかりませんでした。

そこで、「時短×転職」のキーワードで検索をかけ、時短転職に特化した「リアルミーキャリア」を見つけて登録。条件に合った時短転職可能な企業をいくつか紹介してもらい、採用面接を進めました。

そのなかでとくに魅力的に感じた企業がありました。企業が掲げるビジョンや事業テーマに強く共感できることにくわえ、企業訪問の際に「雰囲気が合う」と感じました。

企業側も同じように感じてくれていたのか、トントンと選考が進み、内定を得ることができました。

入社後に分かった事ですが、この会社はどんなにスキルが高くても、人生観や価値観などカルチャーフィットする人しか採用しない方針。ピンとくるというのが、やはりとても大事だったのだなと再認識しました。

5歳と1歳の子を育児しながら仕事も家庭も充実

現在は時短勤務で転職先の会社に入社し、とても充実した毎日を送っています。

まず、仕事に対するコミットを各自が設定できる仕組みがあり、私はフルタイムの3/4コミットを設定しています。フレックス勤務のため、勤務時間は固定されていませんが、基本的に週5日で9~16時くらいで働いています。

また、子育てについても時間的余裕がもてるようになりました。現在5歳の長男は習い事を4つしています。前職での勤務では考えられなかったことですね。

現職では、子育て中に限らず様々な働き方が可能です。例えば「平日は別の会社で働き、土曜日のみ勤務」や「週に1〜2日は夢を叶えるための時間にあて、残りの日だけ勤務」というようにさまざまな働き方をしている人がいます。

社員全員が自分らしいスタイルで勤務しているため、自分だけ時短勤務で申し訳ないと感じる事は一切ありません。

今後はまたフルタイムに戻す予定

近々どこかのタイミングでフルタイム勤務にしようと思っています。フルタイムにしても家庭に負担なく勤務できると感じているためです。

そう考えられるのも、今回の時短転職によって良いスタートをきる事ができ、仕事と育児の両立に自信がもてたおかげですね。

Cさんが転職に成功したポイント

Cさんの転職の条件は以下の通りでした。
・短時間正社員で、時間制約があることを前提に成果を適切に評価される仕事

時短勤務に絞った企業選び

転職活動をスタートした当初、「フルタイムで残業無し」の条件で進めていたCさん。そのなかで「フルタイム同じ成果を出してくれるなら残業なしで問題ない」という企業の認識に対し、疑問を抱くようになりました。

残業しないぶんどうしてもアウトプットの量は限られますが、実際の現場ではその配慮はなく、フルタイムの方と同等の成果を求められることに気付いたと言います。時短勤務で生産性を上げて成果を出したとしても、これでは評価されません。

それを踏まえ、対象を時短勤務の求人に絞り、かつ時間制約があることを前提に成果を評価してもらえる企業を探すことにしました。

無認可保育園を利用して転職

長男は前職時代から通園していた公立保育園、次男は以前からお世話になっていた無認可保育園で、転職活動中および就業後の預け先を確保したそうです。

無認可保育園は認可保育園とは異なり、利用に当たって自治体への申請などが不要なため、育休中の子供の預け先としてフレキシブルに利用しやすいですね。

ワーママ専門の転職エージェント「リアルミーキャリア」では、入社すぐから時短勤務可能な正社員の求人をご紹介しています。ワークライフバランスに悩むママからの相談も多数寄せられています。お気軽にご相談ください。

有給休暇の日数や残業の有無・時短勤務可能な子供の年齢、リモート勤務の可否など、細かい条件をあなたに代わって企業に確認します。子育てに理解のある会社で家庭も仕事も充実させませんか。


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