出産や育児を機に、本来のスキルや意欲に見合わない仕事に限定されてしまう現象は「マミートラック」と呼ばれています。
キャリアの停滞やモチベーションダウンにつながるため、ワーママにとって深刻な悩みとなることは少なくありません。
一度マミートラックに入ってしまうと抜け出しにくい現状(※)もあり、その後のキャリアアップが難しくなっています。
本記事では、マミートラックがつらいと感じている方に向けて、マミートラックの抜け出し方を解説します。
マミートラックが発生する理由やデメリットにも触れているので、今後のキャリアが不安な方はご参考ください。
(※)参考:「子どものいるミレニアル世代夫婦のキャリア意識に関する調査研究(2022年)」|21世紀職業財団
マミートラックに関する詳細は、以下の記事でも解説しています。
マミートラックが発生する理由は、企業にあることが多いです。
まずは、なぜマミートラックが発生するのか理由を知り、自社の企業風土や社風と照らし合わせてみましょう。
以下に該当する企業はマミートラックが発生しやすくなるため、転職など環境を変えることを検討してよいでしょう。
企業側に 「子育ては女性が主導する」「母親は家庭を優先すべき」という思い込みがあると、マミートラックが発生しやすくなります。
「育児は女性の仕事」という価値観がある場合、マミートラックだけでなくマタニティハラスメントも発生しやすいので注意しましょう。
いわゆる「バリキャリ女性」を目指すのはほんの一部で、自社の女性には当てはまらない、という思い込みを持っている企業も少なくありません。
1on1ミーティングなどで個人の理想をヒアリングせず、「女性といえば」という価値観で仕事を割り振られた場合、責任のある仕事を任せてもらうのは難しくなります。
結果、外回り・接待・プレゼンテーションなど会社の顔として働く役割を男性に、お茶出し・コピー取り・電話対応・簡単な事務作業などサポート業務を女性に、と割り振られるも多いです。
経験も実績もあるのに同じような仕事ばかり任されるときは、マミートラックを疑った方がよいかもしれません。
マミートラックが起こる背景には、「子育て中の女性=責任のある仕事を避けたい・楽な仕事を好む」という根強い思い込みが存在しています。
本人の希望を聞くことなく「子供が小さいから、プレッシャーの少ないポジションの方がいいよね」「急なお休みもあるだろうから、大事なプロジェクトは他の人に任せよう」という判断が下されている場合、ミスマッチが生じる可能性があるので注意しましょう。
結果、本当は意欲もスキルもあるのに補助的な業務ばかりを任される、というマミートラックに陥ります。
必ずしも悪意からくるものではなく、上司や同僚の「気遣い」や「配慮」のつもりでマミートラックに陥っているのが厄介なポイントです。
バリバリ働きたいワーママもいれば、ゆるゆると無理のない範囲で働きたいワーママもいることを理解してもらい、自分のニーズをわかってもらうことが近道となるでしょう。
仕事を代替できる人員が少ない企業は、マミートラックが起こりやすくなります。
例えば、同じ業務をカバーできる人が社内にいない企業は、ワーママに対して「その人が不在でも回る業務」しか任せられなくなります。
ワーママは、子供の体調不良や保育園・学校のイベントで仕事を休む機会がどうしても増えるので、「その人がいないとできない業務」は任せられない、という判断になるのです。
結果、本人の希望とは関係なく、責任の軽い業務やキャリアに直結しないポジションへと配属されてしまうケースも少なくありません。
また、「柔軟な働き方をすると周囲に迷惑がかかる」「責任ある仕事はできない」という空気が生まれ、マミートラックが固定化されてしまいます。
反対に、チーム内での情報共有ができている場合、マミートラックはほとんど起きません。
それぞれのライフステージに合わせて活躍できるような柔軟で代替可能な体制で、「誰かが抜けても回る仕組み」のある組織となるでしょう。
残業・休日出勤・夜間勤務・出張・転勤が必須など、柔軟な働き方ができない企業もマミートラックが発生します。
「深夜早朝や土日祝日に家を空けられないワーママには任せられる仕事がない」と、雑務や事務中心の仕事になることも。
ワーママの出番が少なくなるので成果を出すことも難しくなり、昇進・昇給も遠のき、マミートラックからの抜け出し方も見つからなくなります。
つまり、自分が残業を免除してもらえたとしても、目先のワークライフバランスを整える効果しかない点に注意が必要です。
自分以外の社員が残業ありきの働き方になっている場合、「残業できない」ことが大きなハンディになるかもしれません。
ワーママかワーママでないかに関わらず、柔軟な働き方ができる会社でないと、周囲とのギャップでマミートラックに陥りやすくなるので注意しましょう。
社内コミュニケーションが不足していると、前述したような「子育て中の女性=責任のある仕事を避けたい・楽な仕事を好む」という根強い思い込みがさらに深まります。
同じように、会社がよかれと思って配慮していることでも、ワーママ側が「出産してから突然冷遇されるようになった」と感じるケースも珍しくありません。
お互い気を遣いながら働くようになるので、居心地の悪さが深刻化しやすいのもデメリットと言えるでしょう。
その他、子供のいない若手社員や子育てを終えた中高年社員との社内コミュニケーションがうまくいっていないと、「ワーママばかり配慮されるのはずるい」「子供がいる人は気楽に休めていいな」など不必要な対立を生む原因となります。
理想とする働き方や個人のキャリアイメージに至るまで、フレキシブルに意見交換できる会社であれば、マミートラックが起こりにくくなります。
自分の希望は明確に伝え、同様に上司や同僚の声にもしっかり耳を傾けて、相互理解を図れるよう意識しましょう。
実際にマミートラックに悩まされているワーママは多く、モチベーションの低下やキャリアの断絶につながるため、注意が必要です。
マミートラックの例のひとつとして、育休復帰後に与えられた仕事が単調で、成長やスキルアップの機会が極端に少なくなることが挙げられます。
補助的な業務や定型的な作業ばかりだと、日々の仕事における「新しいチャレンジ」や「学び」が少なくなります。
結果、本人の意欲やポテンシャルに関係なくキャリアの成長が止まってしまいます。
マミートラックに陥ると、目の前の業務はこなせていても、「実績」として評価されるような仕事を任せてもらえない問題が出てきます。
本来、キャリアを積んでいくうえで重要なのは「成果を出した」「プロジェクトをリードした」「数値目標を達成した」などの目に見える実績です。
実績があると社内での評価が高まって昇進・昇格しやすくなる他、注目を集めてやりがいが上がったり、取引先と円滑な関係性を築いたりしやすくなるでしょう。
マミートラック状態にあると、補助的な業務やルーティンワークが中心となり、自分の名前で成果を出すチャンスが極端に減ってしまいます。
「仕事はしていたけれど、履歴書に書けるような成果が何もない」「やっていたけど、評価される仕事ではなかった」という状態が続くと、アピールできる経験も身につきません。
マミートラックに陥ると、日々の仕事が「ただこなすだけ」になってしまい、やりがいや達成感を感じにくくなる人もいます。
「自分は何のために働いているんだろう?」「この仕事の先に、どんな未来があるんだろう?」と自問自答する日々が続けば、モチベーションも下がります。
成長の手応えや達成感を得られない、物足りない毎日は想像以上につらいものです。
マミートラックからの抜け出し方がわからないと考え方もまとまらず、仕事に対するやりがい・充実感がなくなる可能性があります。
マミートラックからの抜け出し方がわからないままでは、当然ながら昇進・昇格は遠のきます。
いわゆる「出世コースから外れた状態」になり、勤続年数が長くなってもわずかな 僅かな待遇改善しか期待できません。
どんなに会社に貢献しても評価されない状態が続けば、自分自身のモチベーションも大きく下がってしまいます。
結果、「給与もやる気も低いまま」という、誰にとってもメリットのない働き方となってしまうのです。
しかも、その間にも周囲の同期や後輩たちはどんどんキャリアを積んでいきます。
キャリアの差が開けば開くほど後々元のレールに戻ることが難しくなり、マミートラックが固定化するのです。
マミートラックのつらさは、今の働き方だけにあるのではなく、出産前の自分とのギャップに落ち込んでしまうことにもあります。
もともと意欲的に働いていた人ほど、「もっとできるのに」「本当は成長したいのに」といった葛藤を抱きやすく、理想と現実のギャップにストレスを感じるかもしれません。
「自分の価値が下がったように感じる」「こんなはずじゃなかった」という思いが強くなると、メンタルヘルスも悪化します。
「育児を選んだせいでキャリアを失ったのかもしれない」と後悔しないためにも、マミートラックからの抜け出し方を知っておくことが大切です。
では、マミートラックから脱却するにはどうすればよいのでしょうか。下記では、マミートラックから抜け出す方法について解説します。
「与えられるのを待つ」から「自ら仕事を獲得する」姿勢へシフトしていくことにより、自力でマミートラックから抜け出す方法があります。
例えば、「ただ忙しそうな業務を引き受ける」のではなく、自分の強みや過去の経験が活きる業務に狙いを定めてみるとよいでしょう。
「◯◯の分野で前職でも成果を出していたので、今回も貢献できるかもしれません」というように、成果が見えやすい仕事を自分から提案できると、周囲の見方も変わってきます。
マミートラックから脱するには、現状に甘んじない姿勢も大切です。
時間が限られていても、自分のペースで学びを続けたり、社内外のプロジェクトに関心を持ち続けることで、「この人に任せてみよう」と思われる場面が自然と増えていきます。
マミートラックから抜け出したいと考えるなら、まず自分自身のキャリアプランを明確に描いておくことが重要です。
「今の働き方が楽だから…」と日々の業務に流されてしまうと、気が付かないうちに「挑戦しないことが当たり前」になり、結果としてキャリアの選択肢が狭まっていくので注意しましょう。
「どんなスキルを伸ばしていきたいか」「数年後にどんなポジションにいたいか」など、中長期的な視点でキャリアプランを可視化しておけば、自分の軸を失わずに済みます。
また、ブレないキャリア軸は、転職の判断軸にもなります。
今の会社でどう努力してもマミートラックから抜け出せないときは、転職を検討したり、マミートラックに陥らない会社を選んだりすることもできるでしょう。
何を優先すべきかの判断がスムーズになり、納得できる選択が可能になります。
マミートラックの多くは、「会社からの一方的な配慮」や「本人の意志が伝わっていないこと」から始まります。
だからこそ、マミートラックから抜け出すための第一歩として、自分の働き方の希望を会社や上司にしっかり伝えることを意識してみましょう。
今どんな働き方を希望しているのか、どの分野で経験を積みたいのか伝えることで、「配慮が必要な人」から「意欲のある戦力」として見られるようになり、チャンスを得やすくなります。
自分では「挑戦したい」「スキルアップしたい」と思っていても、黙っていては伝わりません。
無理しすぎて仕事を詰め込みすぎるのも禁物ですが、自分のできる範囲で考えや理想をアピールしてみてもよいでしょう。
マミートラックに陥ると、責任ある仕事から外されるだけでなく、昇給や評価のチャンスも限られ、収入面で大きな差が生まれることがあります。
どうしても本業でキャリアアップすることが望めないなら、自分のスキルを社外で活かす副業をスタートして、新たな成長と収入源を得ることを検討してみましょう。
副業は、「働き方のリスク分散」になるのがメリットです。
ひとつの会社でキャリアが頭打ちになったとき、副業で得たスキルや実績は、次の転職や独立への土台になります。
副業を通じて自信とキャリアの幅が広がることも多く、社外での評価や成果が得られると、自分の価値を再確認できるかもしれません。
今の職場でキャリアの停滞を感じているなら、思い切って「マミートラックのない会社へ転職する」という選択も視野に入れてみましょう。
どれだけ自分が成長したいと願っても、社内の文化や価値観が古いままでは、努力が報われにくいのも事実です。
はじめから、ライフステージを尊重しながらもキャリアを評価してくれる会社を選ぶ方が、ずっと健全で前向きな選択となるでしょう。
ただし、転職先でまたマミートラックに突入しては意味がありません。
マミートラックがない会社の特徴を知り、時には転職エージェントのキャリアアドバイザーなどプロの力を頼りながら、理想的な会社を探すことが大切です。
ここでは、マミートラックに悩んだ正社員ワーママの体験談を紹介します。
(30代後半 子供2人 製薬会社営業)
第一子のときに時短勤務制度を利用して、営業職に仕事復帰をしました。しかし時短勤務制度はあるものの、運用方法がしっかりと確立していないものでした。時短勤務でも売上ノルマはフルタイムのときと変わらず、人事考課も時短勤務を考慮したものではなくフルタイムの成果を基準としたものでした。
当然フルタイムの同僚に比べて成果を出すことができず、評価も下がってしまいます。仕事内容が同じなのに、時短勤務というだけで給料も評価も下がってしまい、マミートラックにはまったと感じました。モチベーションを保つことが難しくて、頑張っても報われずつらかったです。
結局モヤモヤを抱えて働き続けながら、第二子を妊娠・出産。復帰後も引き続きマミートラックが続き、現在第三子目を妊娠中です。
第一子のときから数年経っていますが、ワーママの働き方に関する社内の状況は変わっていません。会社には、時短勤務に対する働き方改善を訴えているところです。次に復帰するときには、時短勤務をやめてフルタイムに戻すことも検討しています。
(20代後半 子供1人 メーカー事務)
自社初となる産休・育休を取得させていただき、感謝の気持ちとともに復職しました。子育てに理解のある職場であり、子供が体調を崩して仕事を休むときも誰ひとり嫌な顔をすることなく、最大限サポートしていただけるのでとても助かっています。
しかし、「子育てを第一に考えて」という配慮が強すぎると感じるシーンも少なくありません。今日中に片づけたい仕事があるからと少しだけ残業しようとしていたら、「今すぐ子供を迎えに行ってあげないとかわいそう」「そんなことは私たちがやるから任せて」と言われます。「いつでも休んでいいからね」と言われすぎて、もはや自分がこの会社にいる意味はないのではとすら思ってしまいます。
本当は子供がいても当たり前にバリバリ働き会社を引っ張っていけるような人になりたかったのですが、今は会社におんぶにだっこ状態で、とても貢献できているとは思えません。ママ社員だからと職場いじめに遭ったり、子供の有無に関係なく無理なノルマを課せられたりするより、よっぽど恵まれていることは分かっています。それでも、上司や先輩社員の言う通り今は子育てに専念してしばらく専業主婦でいた方がいいのかなと最近は考えてしまいます。
(40代前半 子供1人 カルチャースクール講師)
出産前は、子供が生まれてからもこれまで通り働きキャリアアップすることを夢見ていました。子供の世話をするため急に休みをいただいたりすることがある以上、出産前以上に頑張らなければとニュースのチェック・トレンドやユーザーの分析・生徒からのフィードバック反映などできることは何でもしてきたつもりです。
しかし、育休から復帰して数ヶ月して気づきましたが、明らかに割り振られる業務量が以前より少なくなっています。担当する生徒の数が少しずつ減っていたり、大きなプロジェクトに指名されなくなったり、違和感を覚えることが増えました。いわゆる「干されている」ような状態とは感じませんが、会社側も手探りなのだと思います。このままなんとなく働き続けてしまうと、給料も役職も上がらないのではと不安です。
実際にママ社員でありながら高く評価されている先輩がおらず、この会社で自分のキャリアが作れるだろうかと焦る気持ちも出てきました。
(30代後半 子供3人 Webデザイナー)
1人目を産む前から、先輩社員の姿を見てきてマミートラックがあるだろうなとは感じていました。産休・育休を複数回挟みながらではありますが自分が最大限活躍できる働き方を模索し、少しずつ責任のある仕事も任されるようになっています。会社も実績や成果で評価しようという動きに変わりつつあり、私にとってはとてもありがたいと感じることが多いです。
後から知ったことですが、同じくママ社員として働く同僚のなかには、マミートラックを歓迎している人もいるようです。「最低限生活できるだけのお金さえもらえればキャリアアップできなくても構わない」「無理に成果を求められるより簡単な仕事だけこなしていたい」と思うからこそ、今のままでよいと感じているのだと思います。
どちらが正しいというわけではありませんが、本気でマミートラックから脱却したい人がいることを知ってほしいなと感じました。
以下に挙げるマミートラックがない会社に共通する特徴は、転職先を選ぶときの基準としても参考にしてください。
マミートラックが起こる背景には、「フルタイムで残業できる=評価される」など、従来の価値観に縛られた人事評価制度があります。
しかし、マミートラックが起こりにくい企業では、勤務時間や働き方のスタイルにかかわらず、成果や取り組み姿勢を正しく評価する制度が整っているので注目してみましょう。
例えば、以下のように多様な働き方に対応できる評価基準がある会社では、時短勤務やリモートワークの人用の評価がされます。
結果、「家庭と仕事の両立=不利」ではなく、「その中でどう成果を出したか」が重視される文化が育成されていきます。
チーム内の調整力やサポート力、業務改善・効率化の取り組み、後輩や部下の育成などの裏方の働きなど、目には見えにくい働きも評価してもらえるかもしれません。
「自分らしい働き方でもちゃんと見てくれる」と感じられる環境は、安心して長く働き続けられる要素となるでしょう。
成果主義をベースに評価している会社では、働き方ではなく仕事の中身でしっかり評価してもらえるため、子育て中でもキャリアを諦める必要がありません。
業務目標の達成度、削減できた予算、顧客数や営業成績など、誰にとってもわかりやすい指標の評価なら、「時短勤務なのになぜ評価が高いの?」など社内から不平不満が出ることもないでしょう。
つまり、限られた時間でしっかり成果を出せば、時短勤務でもきちんと評価されるようになります。
マミートラックに陥りやすいのは、評価基準が曖昧かつ感覚的な職場環境です。
成果主義であればゴールが明確に設定されている他、成果を出せばライフスタイルに関係なく評価されるので、昇給・昇進のチャンスも平等に訪れます。
キャリア教育とは、社員が自身の将来の働き方や成長ビジョンを描き、それを実現するために必要なスキル・知識・マインドを育てる支援のことです。
定期的なキャリア面談や1on1の実施、社内外の研修・講座の提供、資格取得支援をはじめとするスキルアップのための補助制度など、取り組み内容は企業ごとにさまざまです。
将来のキャリアを諦めずに済む環境なら、育児などで働き方に制限がある社員も、自発的なスキルアップがしやすくなるでしょう。
反対に、教育や研修が夜間に設定されているなど、時短勤務の人の参加ハードルが高い会社は避けておくのが無難です。
今まで培ってきたスキルや実績を可視化し、スキルを活かせる会社を選ぶことが、マミートラックを回避する大きなポイントです。
自分の得意な分野で結果を出すことで、働く時間が限られていても「成果が出せる人材」として信頼を得やすく、キャリアの停滞を防げます。
「働ける時間」ではなく「何ができるか」を見てくれる環境か、事前にチェックしておくとよいでしょう。
結果、「この人はこういう経験があるからこの業務を任せたい」というように、スキルや実績をもとに配属や業務を判断してもらいやすくなります。
ライフスタイルに左右されずにやりがいのある仕事に関わり続けることができ、モチベーションアップも会社への貢献も叶います。
実際に、マミートラックがつらくて転職を決意したワーママは多いです。
上記のように、ストレスと危機感があって転職する人も少なくありません。
共通しているのは「子育てもキャリアも諦めたくない」という前向きな気持ちで、納得のいくキャリアを築くための転職である点です。
以下の記事でも、マミートラックにより転職を決意した人の声を紹介しているので、体験談の一部としてご参考ください。
マミートラックに悩むワーママにとって、働き方に関係なくスキルや意欲を正しく評価してくれる企業は貴重な存在です。
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育児と両立しながら成長や昇進を目指したい方や、マミートラックの抜け出し方を学びたい方にもおすすめです。
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