育休明けに退職したい!会社にはいつ言う?ベストなタイミングと注意したいポイント

                   
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育休明けの退職を考えているものの「会社にはいつ言うべきか…」と悩んでいる人も少なくありません。この記事では、そんなママにむけて育休明けの退職意向を伝えるベストなタイミングや会社への伝え方のポイントなどについて解説します。

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育休明けの退職意向はいつ伝えるべき?

育休明けの退職を考えている場合は、まずは伝えるタイミングに注意が必要です。あなた自身と会社の双方が気持ちよく退職に向けて準備ができるように、スケジュールに余裕を持って伝えることを心がけましょう。ここでは、そもそも育休明けの退職はできるのか、退職意向を伝えるベストなタイミングについて解説します。

そもそも育休明けの退職は可能?

育休手当を受け取っているなどの理由から育休明けすぐの退職はできないと思っている方も少なくありませんが、育休明けの退職は法律的には問題ありません。ただし、職場では復職にむけて体制の準備などを進めていることもあります。そのため育休明けに退職する人は、退職意向を伝える時期や伝え方などなるべく職場への配慮を心がけましょう。

転職意向を伝えるベストなタイミング

会社に退職意向を伝えるタイミングとしては、通常の退職を伝えるタイミング同様、職場の就業規則に則るとよいでしょう。通常は退職日の1~2ヶ月前と規定されていることが多いため、自社の規定に合わせ育休が明ける1~2ヶ月前、もしくは社内の対応を考慮しさらにもう数週間前くらいに伝えましょう。

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育休明けに退職する場合の伝え方

ここからは、育休明けに退職する場合の伝え方や注意点を紹介します。

まずはお詫びを誠意ある態度で伝える

退職の意向を伝える際は、まずは育休明けに辞めることへのお詫びの気持ちをきちんと伝えましょう。育休明けでなくても退職を伝える場合は気まずさを感じてしまいますが、しっかりと誠意を持って臨むことが大切です。このような姿勢で伝えることで、気持ちよくスムーズに退職しやすくなるでしょう。

LINEやメールだけでの連絡はNG

退職意向などの重要な話をLINEやメールだけで済ませてしまうことは避けましょう。育休で出社していない場合でも、なるべく会社に出向いて直接伝えることが必要です。出社できない事情がある場合は電話でもよいので、直接上司や担当者とお話することを心がけましょう。

退職理由は家庭の事情か前向きな理由を伝える

退職する際には必ずどうして退職するのかを聞かれます。退職理由を伝える際には、たとえ会社への不満などがあったとしても、ネガティブな理由をそのまま伝えることは避けましょう。心象が悪くなったり、スムーズに話が進まなくなる場合があります。そのため「保育園に預けず自分で子供の世話をみたい」といった子育てや家庭の事情であったり、「新しいキャリアに挑戦したい」などポジティブな理由を伝えるとよいでしょう。

感謝の気持ちを伝える

お互いが気持ちよく退職日を迎えられるように、退職の意向を伝えたあとは、これまでお世話になったことへの感謝の気持ちを忘れずに伝えましょう。またどこかで一緒に仕事をすることもあるかも知れませんので、極力良い人間関係を維持して退職できると好ましいですね。

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育休明けの退職に伴うお金や制度の注意点

最後に、育休明けの退職に伴うお金や制度の注意点を紹介します。

育休手当の返金は必要?

育休手当とは、雇用保険から給与の代わりとして育休取得者に支給される給付金です。育休中に退職を決めた場合は基本的に育休手当の返金は必要ありません。ただし復職を前提として支給される制度であるため、育休に入る前から退職を決めていた場合には対象外となります。注意しましょう。

失業手当はもらえる?

失業手当とは、働く意思に加え、働ける能力や環境があるにも関わらず就職できない状態にある人が一定の条件を満たせば受け取れる給付金です。そのため、育休明けに退職した場合でも条件に合致すれば失業手当を受け取ることができます。受給条件としては、離職日以前の2年間に被保険者期間が通算で12ヶ月以上あることや離職後も働く意思があることなどが挙げられます。また出産や育児などの理由により直近2年間のうち働けない期間があった場合は、最大4年までさかのぼって加入状況を算出してもらえます。

保育園には入れない?

保育園の入園は「元の職場に復職すること」を前提に入園の選考が進むため、退職する場合は内定が取り消しになる可能性があります。また退職後すぐ転職する場合でも、一部の自治体では一度元の職場に戻る必要があると定めてられています。保育園の入園については自治体によって対応が異なるため、お住いの自治体の定める条件を必ず確認しましょう。

育休明けすぐの転職は可能?

育休中に転職活動をし、育休明けすぐに転職するママも増えてきています。ただし、育休中の転職活動は子供の預け先が決まっていることが前提となります。そのため、4月から保育園に入園するケースでは、保育園の内定が決まったあとの2~3月頃にかけて転職活動を本格的に始めるとよいでしょう。また、最近ではワーママを専門とした転職エージェントもあります。時短正社員など子育て中でも働きやすい求人を紹介してくれますので、忙しいママこそエージェントの活用をおすすめします。

>>関連記事: 育休明けで復帰せずに転職したら保育園への影響はある?東京23区の保育園継続の条件をまとめました(2021年4月版)

育休明けの退職意向はタイミングの配慮と誠意のある対応を

記事の中でも説明した通り、育休明けすぐであっても退職することは可能です。その際には伝えるタイミングや退職理由など、相手を考慮した誠意のある対応が大切です。また、事前に受け取れるお金や保育園の制度について正しく把握しておくことで、退職後に後悔することがないようにしたいですね。

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