小3の壁・9歳の壁とは?学童問題や勉強のつまずきが増える時期の乗り越え方

                   
※写真はすべてイメージです

小2までは楽しく学校に行っていたのに、小3になってから急に「勉強がつまらない」と言い出す子供たちがいます。子供がこのようなことを言い出したら、「小3の壁」に突き当たったサインかもしれません。

小3の壁とは、いったい何なのでしょうか。そして小3の壁に突き当たったときは、いったいどうすれば良いのでしょうか。

【時短正社員転職の圧倒的実績!】
リアルミーキャリア(無料)

小3の壁(9歳の壁)とは、いったい何?

「小1の壁」や「小4の壁」など、小学校生活においてよく耳にする多くの壁。そんなに壁が多いのかと、気が重くなりますよね。「小3の壁(9歳の壁)」とはいったいどのようなものなのでしょうか。

小3のころから学校の授業がわからなくなる

子供が小3になると、急にやらなければならないことが増えてきます。算数は割り算や分数が加わり、単位や図形の授業も増え難易度がグンと上がります。

1・2年生にはなかった社会と理科も科目に加わり、ローマ字が始まり、今年から国の英語教育改革によって小3の英語授業も正式にスタートしました。

このように急に学習することが増えると、今までのんびりと学習していた子供たちの中には、授業に付いていけなくなる子供がでてきます。それが「小3の壁」です。

>>関連記事:【小4の壁】勉強問題が顕在化!共働き家庭でできる対策は?

勉強がわからないと、どんどん負のスパイラルに陥ってしまう

いったん勉強がわからなくなると、次の授業はもっとわからなくなり、どんどん負のスパイラルに陥ってしまいます。

また、この頃は反抗期とも重なるため、学校のことを子供が親に話さなくなって、小3の壁に突き当たっていることに親が気付かないケースもあります。

小3の壁で一番怖いのは、自信をなくしてしまうこと

小3の壁で一番怖いのは、子供が自信をなくしてしまうことです。学習の遅れは後から取り返すことができても、いったん「自分は勉強ができない」という劣等感をもってしまうと、それを自信に変えていくのはとても大変なこと。

そのような事態になってしまう前に、何とか子供が自信を持って勉強に向き合えるようにしてあげたいものです。

さらに働くママを襲う「学童に入れない」悩み

小3の壁に悩むママパパに立ちはだかるのが、「学童に入れない」という悩みです。小3ぐらいから、定員の関係で学童に入れない子供たちが増えてきて、学校が終わると自宅でひとりきりで過ごす子供も少なくありません。

学童に入っていれば友達と一緒に勉強することもできるのですが、小3の子供ひとりで自宅学習をさせるのは、ほとんど無理に近いでしょう。

ひとりで留守番していた子供が親の帰宅時に宿題をやっていなくても、怒らずに優しく見守ってあげることが大切です。

小3の壁でつまずかないためにやっておきたいこと

子供が小3の壁でつまずかないためのポイントを解説します。共働き家庭ではすべてを行うのは難しいかもしれませんが、できることから心掛けてみてはいかがでしょうか。

頭の良い子はリビングで育つ!食卓で「一緒に勉強」がおすすめ

小3の壁でつまずかないためには、子供ひとりだけで勉強させるのではなく、ママ(パパ)が一緒にいてサポートしてあげることも必要です。

1~2年生の頃に自主学習の習慣がついている子供なら、ある程度本人に任せても大丈夫ですが、それでもママ(パパ)の見えるところで学習させて、何かわからないことがあったらいつでも助けられるようにスタンバイしましょう。

そのための絶好の学習スペースが、「リビングルーム」です。「頭のいい子はリビングで育つ」と言われますが、親のそばで勉強するほうが子供の心が安定し、学習への意欲も出ることが実際のデータでも出ています。

また、いつも仕事で忙しいママパパにとっても、リビングの方が家事をしながらサポートできるので助かりますね。

できるだけ気の散らない勉強空間をつくる

たとえば夕方の時間、ママ(パパ)がキッチンで夕食を作っているときに、そのすぐ前のテーブルで子供が勉強するのもよいでしょう。できるだけ気の散らない空間をつくり、集中しづらい場合はついたてを使うなどして、工夫することも必要です。

「今日は楽しかった?」「うん、○○くんと遊んだの」「よかったね!」と、子供の気が散らない程度に会話を挟みながら、ママ(パパ)はせっせと調理、子供は漢字の書き取り。「この漢字書けな~い」と子供が言い出したときは、「え?どれどれ」という感じで、子供がつまずいたときに寄り添ってあげると、子供もスムーズに勉強できます。

気がゆるみがちな子供には、何かひと工夫を

気がゆるみがちな子供には、「宿題が終わったらハンバーグ食べようね」「これが終わったら好きなアニメが観られるよ」というように、何かごほうびをつくってあげてもよいでしょう。

どうしても気が散ってしまう子供は、ママ(パパ)が隣の席に座って、資格取得のための勉強などをしながら一緒に学ぶ姿勢を見せると、少しずつ学習習慣がついていきます。

夜の時間が無理なら、朝学習もひとつのアイデア

そうはいっても、「夜は忙しくて、とても子供の勉強までサポートできない」というママパパもいるでしょう。

その場合、最初はちょっと大変ですが、朝の時間帯を利用するのもひとつの方法です。朝はその日の疲れも残っていないので、スッキリした気持ちで勉強でき、習慣さえつけば夜学習よりも効果を発揮できるかもしれません。

「勉強しなさい」は絶対にNG!小3の壁はじっと待つ気持ちも大切

子供がなかなか勉強をしない場合でも、「勉強しなさい!」という言葉だけは、絶対に言わないようにしましょう。

子供は、自分が勉強しなければいけないのだということは、すでにわかっています。それでも「何となく気乗りがしない」といった理由で、どうしてもやる気になれないのです。

「やらなくちゃ」と思っているときに、「やりなさい!」という言葉をかぶせられると、その時点で「やろうと思っていたこと」は「親から命令されてやること」に変わってしまいます。

ママパパが勉強をしない我が子にイライラする気持ちは、とてもよくわかりますが、子供の気持ちを尊重してじっと待つ気持ちも大切です。

サポートのし過ぎは逆効果!さり気なく助けてあげることが大切

親のサポートのし過ぎは逆効果。さり気なく自然に、本当に必要なときにだけ助けてあげることが大切です。

なぜなら、子供が勉強するにあたって最も大切なことは、「親に言われて勉強するんじゃなくて、自分のために勉強しているんだ!」という自覚を持つことだからです。

その「自分から」という気持ちさえ確立されれば、今後の学習の習慣づけは、半分以上成功したようなものです。

休日は親子でいろいろな体験をして「学ぶ喜び」を実感させる

子供が自ら学ぶようになるためには、「知りたい」「体験したい」という好奇心を育てることも重要です。

そのためには、休日に親子で科学館に出かけたり、キャンプや川遊びに行ったりといった、ワクワクするような体験を積むことも大切です。一緒に野菜を育てたり、ひとつのテーマについて親子で一緒に研究してみたりするのもいいでしょう。

こうした感動体験の積み重ねは、子供の学習意欲を育て、理科・社会の勉強やアクティブ・ラーニングの授業にもつながっていきます。親子のコミュニケーションを深めるためにも、ぜひこの時期に子供と一緒にいろいろな面白体験をしたいですね。

小3の壁を乗り越えるために優しくおおらかなサポートを

小3の壁を乗り越えるには、ママとパパの地道な努力が欠かせません。仕事や家事で手一杯の共働き家庭では、子供の勉強までみるのは本当に大変なことですが、小3の壁を乗り越えられるのは今しかありません。

ここを上手に乗り越えられれば、今後の勉強はとても楽になります。「今ががんばりどき」と思って、優しくおおらかに子供をサポートしてあげましょう。

ワーママ専門の転職エージェント「リアルミーキャリア」では、入社すぐから時短勤務可能な正社員の求人をご紹介しています。子供の小学校生活と仕事の両立に悩むママからの相談も多数寄せられています。お気軽にご相談ください。

有給休暇の日数や残業の有無・時短勤務可能な子供の年齢、リモート勤務の可否など、細かい条件をあなたに代わって企業に確認します。子育てに理解のある会社で家庭も仕事も充実させませんか。

>>関連記事:小4の壁・10歳の壁とは?夏休みや学童問題の乗り越え方と体験談を紹介