ワーママ転職の面接対策!自己紹介のコツやよくある質問、面接官が採用を決めるポイントを解説

                   
※写真はすべてイメージです

採用面接では、短い時間で自分のことを伝えなければいけません。きちんとアピールしたいことを伝えるために、面接前に事前準備をしておきましょう。

ここでは、面接の流れや自己紹介のコツ、よく聞かれる質問、面接官が採用を決めるポイントをキャリアアドバイザーが解説します。

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採用面接の流れ

企業によって異なりますが、おおまかには以下の流れになります。

  • 候補者の簡単な自己紹介
  • 企業から経歴について質問
  • 企業から会社の説明
  • 候補者から企業に質問

企業説明が冒頭に来る可能性もあります。

面接での自己紹介を準備しよう

「まずは自己紹介をお願いします」と面接で自己紹介を求められることは珍しくありません。面接の第一印象である自己紹介は、面接官に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるよう、明るくハキハキと簡潔に伝えるようにしましょう。

突然自己紹介を求められて慌てないためにも、前もって準備しておく必要があります。自己紹介で必要な情報は以下です。

  • 名前と年齢
  • これまでどんな仕事をしてきたか
  • 直近の会社名、職種、部署、役職、仕事内容
  • 応募先企業への意気込み(一言二言で)

職務経歴が長い場合は、直近の経歴や募集内容に関係する部分を重点的に伝えます。 職務経歴を長々と伝えるための自己紹介ではないので、要点を絞ってポイントを簡潔に述べるようにしましょう。時間は1分程度が目安です。

面接官が採用を判断する4つのポイント

面接官は、下記のポイントであなたを採用するかどうかを判断します。

  1. カルチャーフィットするか
  2. 活躍してくれるか
  3. 長く働いてくれるか
  4. 条件面と見合うか

ひとつずつ、説明していきます。

1.カルチャーフィットするか

カルチャーフィットと聞くと難しいかもしれませんが、面接官やメンバーが「一緒に働きたいと思えるかどうか」という感覚的なものです。

このカルチャーフィットは、会社独自の社風や文化に力を入れているベンチャー企業でとくに重要視している傾向があります。

会社のカラーに「合う」「合わない」という面接官の主観による話になるので、特段準備する必要はありません。しかし、本当はカルチャーに合うのに身だしなみで誤解を招いたり、緊張しすぎて受け答えが上手にできないことで合わないと判断されたりするのは避けたいもの。

ささいなことで「うちに合わない」と判断されないためにも、自分でコントロールできることは対策しておきましょう。

  • 第一印象(印象管理):髪型・服装・靴・メイクは清潔感を意識しましょう。
  • コミュニケーション:限られた時間で伝わるように、結論から話すようにしましょう。
  • 面接対策:緊張しすぎて本来の自分を出せないことがないよう、自己紹介や想定質問など面接対策をしておくと、心に余裕を持って面接に臨めます。

2.活躍してくれるか

入社後に会社で活躍する可能性があるかどうかを探るために、これまでの経験や転職の軸など、面接官はさまざまな質問をします。

成功体験がある方は「成功体験に再現性があるかどうか」をみられます。特に成功体験といえるものがなくても、自分自身の強みをきちんと理解していて、「強みを次の企業で活かせるかどうか」が重要なポイントとなります。

そのためには、再現性のある成功体験または強みをアピールするエピソードがしっかりと語れるかどうかが大事です。具体的なエピソードを準備しましょう。

エピソードを準備する際のポイントは下記の順序で話すことです。

  1. その時の課題や問題点(なるべく定量的に)
  2. その課題に対し、どう考え、どう行動したか(自分なりに工夫したことがあると良いです)
  3. 上記の行動をした結果や成果(なるべく定量的に)

例「1.その時の課題や問題点 」
1個100円の電球100個を訪問販売で売るという個人目標があった。期限は1週間だった。初日はとにかく飛び込みで100件住宅を回ったが、買ってもらえたのは1個だった。

例「2.その課題に対し、どう考え、どう行動したか」
このまま同じように動いていても100個は売れないと考え、お金のかからない付加価値はないかと施策し、買っていただいた方には無料で電球取り替え作業をしますというオプションをつけ、高齢者の多いエリアを中心に回った。

例「 3.上記の行動をした結果や成果」
これを機に家中の電球を付け替えてほしいという方が現れ、1件で5個売れた。その方から近隣の友人にも声をかけてくれ、次々と依頼がきて、2日目にして50個売ることができ、4日目に完売させることができた。

上記は、考え方の一例です。正解はありませんが、1→2→3の流れを意識し、これまでの経験からアピールできるエピソードを準備しましょう。

面接で「大変だったことは何?」「頑張ったことは?」「結果を残せたことは?」「苦労したことは?」といった質問をされた場合は、絶好のアピールチャンスです。迷わず上記で準備した話をしましょう。

とくにワーママ転職ではポテンシャル採用ではなく、年齢に見合った社会人経験と即戦力となるスキルが求められます。すぐに活躍できるイメージを持ってもらえるよう、自分の経験をしっかりアピールできるよう準備しましょう。

3.長く働いてくれるか

どんなにスキルがあって活躍してくれそうな人でも、入社後すぐに辞めてしまっては企業は困ってしまいます。長く働いてくれるかは採用時においてとても重要なポイントです。

長く働く意思があることを証明するには、以下の3点が明確であり、一貫性があることを求められます。以下が曖昧だと、弊社ではなく他社でも良いのではないかと思われてしまう可能性があります。

  • 転職理由
  • 将来やりたいこと、なりたい姿 (1年後、3年後、5年後、10年後)
  • 志望理由

転職理由

企業側はネガティブな理由を疑い、また同じような理由で辞めてしまうのではないかと疑うのが普通です。

たとえばワーママ転職では、本音であっても「残業が多くて育児と両立できなかった」「育児との両立に理解がなかった」ということは 転職理由として伝えない方がよいでしょう。また同じように残業が増えたら辞めてしまうのではないか、育児との両立のしやすさだけが転職の軸になっているのではないかと思われてしまいます。

誰しも転職理由にネガティブな要素はあるものですが、できるだけ自分の成長につながる前向きなポイントをしっかり伝えられると良いでしょう。

【転職理由のNG例】

・人間関係が悪い、上司と合わない。
→人間関係が100%うまくいっている企業はない。それって自分には問題なかったの?など、本人に起因している可能性を企業が考えてしまう

・会社の言うことや方針がコロコロ変わる
→むしろベンチャーだとよくあること。ベンチャー耐性がないと判断される。

・時短勤務なのに色々押し付けられる
→仕事を選り好みするタイプではないか、そもそも本人のキャパが少ないのではないかといった本人の問題を推測されてしまう。

将来やりたいこと、なりたい姿

転職をすることで、あなたは何を得たいのかを明確にしましょう。あなたは転職先になにを求めますか? この転職で叶えたいことは何ですか?

こういう環境に身を置いて、こういう仕事(成長)がしたい。と言語化できていることが大切です。

さらには、転職してすぐのことだけではなく、これから先の3年後、5年後、10年後、どんな自分になりたいのか。どんな未来にワクワクするかを考えましょう。

とくにワーママ転職では、この先長く働いてもらえるかは採用時の重要な判断ポイントになります。家庭を理由に辞めてしまうことはないか、という採用側の心配を払拭するために、この先も仕事と育児を両立して働き続けていきたいということをアピールしましょう。

志望理由

上記の流れにそって「こういう理由で転職を決めた→こういう環境にいってこういう成長がしたい。 御社であればこういう理由によってこれが叶えられると思ったので志望しました。」という大枠を作ります。

さらに他社ではなくどうしてこの会社なのか?という点に関しては、一社ずつ掘り下げて準備が必要です。

応募する企業のホームページは隅々まで目を通して、企業についての情報を収集してください。そして、自分で調べた内容と自分自身の考えについて、企業の理念への共感、事業内容、自分は応募した職種でどんなことが貢献できるのかといったことをまとめましょう。

>>関連記事:【ワーママ転職】志望動機のポイントや注意点を解説!ママがやりがちなNG例とは?

4.条件面が見合うか

企業側がぜひ採用したい!と思っても、条件面がネックで良い人だけど採用できないというケースもあります。

  • 企業の採用予算よりも、あなたの希望年収が高すぎる場合
  • 企業の入社してほしい時期よりも、あなたが入社できる時期が先すぎる場合
  • 企業の就労してほしい時間よりも、あなたの就労できる時間が短すぎる場合

希望条件の提示内容については、個人で交渉するよりも転職エージェントを通して行うほうがスムーズです。ワーママ転職において重要となる細かな条件面(時短勤務や残業時間など)を交渉するためにも、ワーママ専門のエージェントを利用することをおすすめします。

採用面接でよくある質問

転職の採用面接で企業からよく聞かれる質問です。スムーズに答えられるように前もって準備しておくと安心です。

どういう理由で弊社の面接を受けたのですか (弊社のどこに興味を持ったのですか)

事業内容や業界、企業理念を事前にチェックし、共感できる部分を伝えましょう。

過去、どうして ○○ (企業名)で働いていたのですか?

これは、どいう基準で企業選びをしているかを知るための質問です。今と昔で興味の対象が違ったとしても、正直に答えましょう。

■今回なぜ転職を考えているのですか?

転職理由はできるだけポジティブな内容を伝えましょう。現職への不満は「他責傾向がある」と受け取られるケースがあり、言わないにこしたことはありません。明らかに会社側に問題があることだとしても、事情を知らない面接官には真偽が判断できません。

ただし、やむをえない事情であれば、現職のネガティブな情報を伝えても問題ありません。(業績悪化で人員縮小、時短勤務制度が終わる、転勤を言い渡されたなど) その場合も、伸びる業界に身を置きたい、キャリアアップしたいといったポジティブな理由を添えるようにしましょう。

仕事でどんなときにやりがいを感じますか?

お客様に喜んでもらえたとき、売上を達成したとき、施策の成果が出たときなど、これまで感じてきたことを正直に伝えましょう。 具体的なエピソードを交えるとより伝わりやすくなります。

仕事で失敗したときにはどうやって乗り越えましたか?

仕事に失敗や困難はつきものです。そのようなときに、どのような対処をしているかを確認する質問です。

「失敗しても○○することで挽回した」など、具体的なエピソードがあると良いですね。

将来、どのような姿を目指していますか?

あなたのキャリアプランと会社の方向性があうかどうかの質問です。

「 ○○ のスキルを高めていきたい」「顧客とコミュニケーションをとる仕事を続けたい」「管理職に挑戦したい」など、あなたの正直な考えを理由とともにお話すると良いでしょう。

この職歴における役割、目標、成果はなんですか?

たとえば営業であれば、どのような製品を、どのような方法で売り、どのような売上目標で、どのような成果だったのかを伝えます。 具体的な数字を交えたほうが客観的で伝わりやすいでしょう。

成果を生み出すための工夫はなんでしたか?

これは、成果を出せた理由を候補者が把握しているかを確認する質問です。まぐれや偶然、前職のネームバリューではなく、成果を出す過程に再現性があるかを面接官は知りたいと思っています。

この質問では、業務上改善したことや、成果を出すために行った具体的な施策などを言葉にして伝えます。たとえば営業の場合は、見込み客のランク付けを行うことで注力非注力を決めて営業を効率化した、顧客のタイプによって営業アプローチを変えたなどです。​

1番成果を生み出せたなと思ったときのエピソードを教えてください (または失敗したエピソードを教えてください)。そのときのチーム構成も教えてください。

これは生み出した成果が候補者にもとづくものか、周囲の人の助けがあってのものなのかを確認するものです。

チーム体制については正直に伝えた上で、生み出した成果が主体的なものであることを伝えます。 また、周囲の人とチームとして働く上で気をつけたことがあったらあわせてアピールしましょう。​

■最後に何か質問はありますか?

面接の最後に聞かれる「何か質問はありますか?」という質問は、面接官にあなたの熱量が伝わりやすい重要な質問です。休暇や福利厚生、条件面の質問ではなく、会社や社員、仕事内容に対する質問しましょう。

何か聞かなければと慌ててしまい、「従業員数は何人ですか?」などホームページを見ればわかるような質問をしないためにも、面接前に5個程度考えておきましょう。

ワーママ転職の面接における注意点

転職の採用面接において心掛けておきたい注意点を解説します。

アンサーファーストを心がける

面接は時間に限りがあるため、シンプルな回答を心掛けましょう。 「将来は○○に伝えて、そのあとに理由を伝えます。

前職や現職の悪口は言わない

前職や現職の主観的な悪口は、仮に事実だとしてもどうしても面接官にネガティブな印象を与えてしまいます。ネガティブに働くことはあってもポジティブに働くことは絶対ないので、前職や現職の悪口は言わないにこしたことはありません。

ただし、業績が悪化してリストラが行われている、時短勤務だとみなし残業代がカットされ大幅に減給した、有給が法定通り付与されず8日間しかない、といった客観的事実は悪口とは違います。客観的なネガティブ要因が退職理由になっている場合は、伝えても構いません。

勤務条件や福利厚生のことばかり聞かない

ワーママ転職では、どうしても勤務条件や育児支援制度など福利厚生は気になってしまうもの。時短勤務の可否、フレックスの有無、有給の日数、子の看護休暇が有給か無給かどうか、時短勤務にみなし残業代はつくのかなど、気になることはたくさんあるでしょう。

面接時にあまり条件について質問しすぎると、「権利ばかり主張しそうだな」「待遇のことしか興味ないのかな」とネガティブな印象を持たれてしまう可能性があります。面接では勤務において必須だと思っていること(時短勤務の可否など)のみを確認するようにしましょう。

具体的な勤務条件や福利厚生については、内定が出たあとのオファー面談で交渉するのがよいでしょう。なかなか企業には聞きづらいことなので、転職エージェントを利用している場合は、担当のキャリアアドバイザーに確認してもらうのが一番確実です。

面接で希望給与を聞かれた場合は謙虚に

希望年収については、たとえ年収アップを望んでいたとしても「○万円以上が希望です」などとは言わず、「現年収が○万円ぐらいなので、大きく変わらないとありがたいとは思います」「御社の規定に従います」ぐらいの伝え方が無難です。

年収の希望も転職エージェントを通して交渉するのがおすすめです。

採用面接では印象や熱意がものを言う

「メラビアンの法則」という話し手が聞き手に与える影響を数値化したものによると、採用面接においてみられるポイントは、印象面・熱意が70%、スキルや話の内容は30%といわれています。

面接官に良い印象を与えたり熱意を伝えたりするためには、アピールしたいことを自分の言葉でかみ砕き、「どのように」話すかが重要です。面接の事前準備をしておくことが、堂々と面接で回答できることに繋がります。これまでの経験をしっかり整理して、自信をもって面接に臨むことで、スキルや話の内容が面接官に伝わりやすくなりますよ。

ワーママの面接対策を効率化するためにエージェントを活用しよう

忙しいワーママの転職活動は、仕事と育児の合間をぬって行う書類準備だけでも大変なもの。しかし、せっかくの面接の機会を無駄にしないために、できるだけ事前対策にも時間を割きましょう。

時間のないなか効率的に面接対策をするために、ワーママ専門の転職エージェントを活用するのもひとつの方法です。企業ごとの面接通過のポイントや想定質疑をアドバイスしてもらえたり、模擬面接をしてもらえたりしますよ。

面接が最初からうまくいく方は少なく、3~4社受けたところから急に面接をどんどん通過するようになる方が多いです。面接は慣れが重要なので、模擬面接で練習をするとスムーズな選考通過につながるでしょう。


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