子育て中✕時短勤務の転職はできる!ママが転職するための8つのポイント

                   
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子育てのために時短勤務しているワーママのなかには、転職を考えている人もいるでしょう。

子育て中は、時短勤務が認められる会社に転職したいですよね。 今後のキャリアを考えると、正社員という雇用形態も転職には外せない大事な条件です。

「時短勤務で正社員」という条件の転職は決して簡単とは言えませんが、可能です。実際に、時短勤務の正社員で転職を成功させているワーママはたくさんいます。

時短勤務の正社員で転職が可能になる背景や、ワーママが時短勤務で転職を成功させるための7つのポイントを解説します。 

時短勤務ならではの悩み

時短勤務は、子育てと仕事の両立を目指すワーママにとって非常にありがたい制度です。しかし、時短勤務ならではの悩みが出やすいのも事実。

時短勤務で働くワーママならではの悩みや、転職のきっかけとなるストレスをいくつか挙げます。共感した方は転職のタイミングかもしれません。

職場の理解が得られない

子育てに理解のない職場では、「法律で定められているから」と仕方なく時短勤務を許可しているケースが多いです。

現場レベルでは時短勤務をよく思っておらず、「早くフルタイムに戻してほしい」「時短勤務だと扱いづらい」と思われてしまうことも。みんなが働いている中一人帰宅するのが気が引けるなど、肩身の狭い思いをするワーママも多いのです。

また、そもそも時短勤務の制度を知らない経営者がいたり、上司が時短勤務の申請に詳しくなかったり、理解が足りないと感じられる企業もあります。職場にワーママのロールモデルがいない場合、よりやりづらくなるかもしれません。

「どうせ時短勤務だから」と思われる

「時短勤務だから」と、重要なプロジェクトや責任の重い仕事から外されてしまうことも。土日出勤・残業・出張がこなせないとできない仕事がある場合、出世ルートから外れてしまうことも。時短勤務者を評価する仕組みも整っていない場合、ただ目の前の給与を得るためだけに働くだけで、今後のキャリアに壁を感じてしまうワーママも多いです。

また、ワーママ自身が「どうせ時短勤務だから」と感じている場合、注意が必要です。仕事にモチベーションを感じられず、やりがいも失ってしまうかもしれません。

マミートラックに陥りやすい

マミートラック(マミトラ)とは、ワーママのキャリアパスで発生しやすいトラブルを指す言葉です。責任のない単純作業しか任せてもらえなかったり、同じ業務ばかりでスキルアップを実感できなかったりしたとき、まるで陸上トラックを周回しているだけのような人生に感じてしまう現状が「マミトラ」と呼ばれています。

子どもがいてもどんどんキャリアアップしたい女性にとって、マミトラが大きな障害になることは間違いありません。また、大きなキャリアアップ思考がなくても、産前と大幅に異なる仕事内容にギャップを感じ、自分に自信をなくしてしまうワーママも多いのです。

給料が減る

時短勤務は、フルタイム勤務と比べて給料が低くなります。インセンティブをつけてバリバリ働く高収入時短ワーママもいますが、ケースとしては非常に珍しく、簡単に目指せるものではありません。

産休・育休をもらって同じ会社へ復職した場合、産前の給与と時短勤務にした後の給与とを比較してがく然とすることも…。

同じ仕事内容であればあるほど、給与の差が明確になり「なんのために働いているのかわからない」など働くモチベーションが下がる現象が起こり得ます。

会社への罪悪感が強くなる

真面目で責任感の強い人の一部は、「時短勤務を取得させてもらっている」と罪悪感を募らせてしまいがち。時短勤務は小さな子どもを抱えるパパや、介護で忙しい人も取得できる制度です。しかし、社内で制度を利用している人が少ないと「自分だけ配慮してもらっている」と申し訳ない気持ちになることは少なくありません。

特に、子どもの急な体調不良など予測できない理由で欠勤・早退・遅刻が発生したときや、上司・同僚に迷惑をかけるミスが発覚したときは、罪悪感も強くなります。誰もがお互い様だとわかっていても、当事者として簡単に罪悪感がなくなるわけではないのです。

ワーママの転職活動には「時間」がない

時短勤務で働きながら転職活動することは可能です。しかし、時間に余裕がなく「難しかった」「結局挫折した」という人が少なくありません。ここでは、時短勤務と転職活動の両立が難しい理由を解説します。

夕方以降や休みの日は育児に専念しなくてはいけない

転職には綿密な情報収集が必要ですが、ワーママは夕方以降の時間や土日祝日は育児に専念する方がほとんど。夕方以降は夕飯・お風呂・遊びや宿題の面倒・寝かしつけなどで忙しく、土日祝日は保育園が休園していることが多いため、子どもの預け先がありません。

そのため転職活動準備の時間が取れず、転職情報の収集や転職面接日の確保に苦労する可能性が高いです。家族が不規則な勤務をしているのであれば、なおさら時間の捻出が困難になるかもしれません。

本業以外に転職面接の日も確保しなくてはいけない

転職をする以上、本業以外に転職面接の日を確保する必要があります。平日は仕事が終わり次第すぐに保育園へお迎えに行き、土日祝日は子どもの預け先がなかったり、応募先が休業していたりする場合、そもそも面接日を設けることができません。

有効な手段としては「有給を取って平日日中に面接へ行く」ことが挙げられますが、必ずしも有給の残日数があるとは限りません。子どもの体調不良や家族の都合で有給を使う方も多く、欠勤して給与を削ってまで転職面接に行く必要があるか、踏み切れないワーママも多いのです。

大量のスカウトメールに目を通す時間がない

転職サイトやスカウトサービスに登録すると、掲載企業やヘッドハンターからスカウトメールが届きます。しかし条件に合致する企業以外からもどんどんスカウトメールが送られてきます。

応募可否を判断するには、募集要項や企業概要にしっかり目を通してから返信しなくてはいけません。とはいえ毎日数十通届くスカウトメール全てに目を通す時間がないうえ、度重なる通知に疲れてしまうこともあるでしょう。

「先方からスカウトメールを送ってきたはずなのに書類選考で弾かれ続ける」などのミスマッチが起きると、より転職活動に対するモチベーションも下がります。

先に今の会社を辞めると転職活動期間に制限がつく

転職活動の時間を捻出する目的で、先に今の会社を辞めるのもひとつの手段です。

でも、転職活動ができる期間に制限がつくため要注意。無職期間が長くなればなるほど収入面でのデメリットが大きくなることに加え、子どもが保育園や学童保育を使っている場合、継続利用できなくなる恐れがあります。

ほとんどの保育園・学童保育では「求職要件」に切り替えると、短期間であれば利用を続けられます。通常3ヶ月以内と期限があり、期限内に再就職先が見つからなければ退園ということに。

保育園や学童保育は就労中の保護者を支援するための福祉なので、仕事をしていない方は必然的に利用不可となる点に注意しましょう。

ワーママが転職活動の時間を作るには?

時短勤務しているワーママが、転職活動の時間を作る方法を紹介します。忙しい合間を縫って転職したいときは、以下いずれかの方法を検討してみましょう。

  • 業務中以外の時間をフルに使う
  • 効率よく転職活動をする
  • 家事育児を協力してもらう

業務中以外の時間をフルに使う

通勤時間や昼休みを利用して求人情報をチェックしましょう。

有給がある場合は、面接の時間に充てます。子どもの体調不良などに残しておきたい気持ちもわかりますが、万が一のときは看護休暇や欠勤を使うこともできます。休む時間を少しでも短縮するなら、面接が入ったタイミングで半休を取ることも検討しておきましょう。

その他にも、SNSやニュースを見るなど「1日の中でなんとなく過ごしている時間」がないか、振り返りましょう。スキマ時間に履歴書の見直しや、企業研究ができるかもしれません。

効率よく転職活動をする

転職活動の効率を上げ、短期間でスピーディーに理想的な会社に転職するのが近道です。

情報収集している時間ばかり長くてなかなか行動に起こせなかったり、履歴書を作成するだけで1週間以上が経過していたりすると、どうしてもモチベーションを維持できなくなるのがデメリット。転職活動のどこに時間を割くか考えながら、効率よく戦略的に進めていけば思いのほか負担が少ないかもしれません。

困ったときは、ワーママ転職に強い転職エージェントを頼りましょう。履歴書の添削や、応募先とのやり取り、最低限の条件確認などは全てキャリアアドバイザーに任せられるので、自分は選考対策に専念できます。

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家事育児を協力してもらう

家族などの協力を得て、家事育児の時間を転職活動に充てる方法もあります。

市区町村が提供している「ファミリーサポート」を使ったり、夫とうまくバトンタッチしながら家庭を回したり、親の手を一時的に借りたりするのも効果的です。ベビーシッターは、定期利用すると高額になりがちですが、スポット利用であれば必要経費だと割り切れるかもしれません。

また、家族の協力を得るときは、自分のキャリアプランについて説明しておくことも大切です。「応援したい」と思ってもらえるキャリアプランであれば、面接日に合わせて子どもの面倒を見てもらうなど協力が得やすくなるでしょう。

転職先でも時短勤務したいのに…難しい!

実際のところ、時短勤務のまま転職するのは難しいです。なぜ時短勤務では転職できないと感じるのでしょうか。その理由は大きく分けて5つあります。

  • 時短勤務の取得に条件のある会社が多い
  • 求人の多くがフルタイムを前提としている
  • 土日祝や深夜の勤務や出張が必須の業界がある
  • 時短勤務希望と伝えたら不採用になった経験がある人も

時短勤務の取得に条件のある会社が多い

大手企業などが時短勤務可能な条件を設けているのは事実です。代表的な条件例は、「勤続1年以上の社員に限る」「3歳以下の子どもを養育する社員に限る」など。勤続年数が問われる会社は、転職後すぐ時短勤務をすることはできません。

また、対象となる子どもの年齢が限定されている会社は「小1の壁」にぶつかりやすく、小学校入学と同時にもう一度転職しなければいけない可能性も出てきます。

求人の多くがフルタイムを前提としている

転職の意思を固めても、フルタイムを前提とした求人が多く、心が折れてしまうこともあるでしょう。本当にフルタイム勤務ができる人しか求めていない会社もありますが、実は時短勤務の考え方自体がまだまだ採用市場に浸透していないことも影響しています。

時短勤務をしている社員がいない、過去に時短勤務の人を雇ったことがないなど、企業にノウハウがなく採用担当者がためらってしまうこともあるでしょう。パートや派遣社員との違いを明確にわかっておらず、時短勤務の人を雇うメリットが見えていない企業も多いのです。

また、「うちの仕事はフルタイムでないとこなせない」という先入観を持っている企業も意外と多いものです。そのため時短勤務に対する門戸が狭くなり、時短勤務のまま転職することは難しいと感じやすいのです。

土日祝や深夜の勤務や出張が必須の業界がある

業界や職種によっては、土日・祝日・夜間・早朝の勤務が必須となる場合があります。

例えば24時間体制でスタッフを配置する必要のある仕事では、シフト制の勤務が前提となるでしょう。子どもがいるからといって100%シフトの融通を効かせてもらえるとは限らず、働き方に無理が生じます。

部署・役職・仕事内容によっては、出張が必要なこともあります。その日のうちに帰ってこれる距離とは限らず、時には新幹線・飛行機が必要な移動をしたり海外に出張することもあるでしょう。

上記のような仕事は、「時短勤務では働けない」と感じやすい仕事です。時短勤務の要望を出しても通らない可能性が高く、ママには厳しいことを理解しておきましょう。

時短勤務希望と伝えたら不採用になった経験がある人も

時短勤務を希望すると伝えた途端、不採用になった経験があるワーママも多いです。求人の多くがフルタイム就労を前提としている以上、「時短勤務希望」と言われた瞬間に選考対象から外してしまう企業もあるので注意しましょう。

実際には時短勤務でできる業務量・業務内容であっても、「前例がないから」「時短勤務の採用手法がわからないから」と気後れされてしまうことも…。

このような経験を繰り返すと、「やはり時短勤務で転職するのは無理か…」と諦めてしまうワーママもいます。実際は時短勤務求人の探し方が合っていなかったり、効果的な勤務時間交渉ができていなかったりする事が多いですが、理想的な求人に出会えないまま終わってしまうのは非常にもったいないです。

時短勤務特化型の転職エージェントを使って、転職の可能性を上げるなど、ワーママならではの転職戦略をとることが大切です。

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時短勤務での転職に特化したエージェントを頼ることが重要

時短勤務のまま転職を成功させたい場合、時短勤務特化型の転職エージェントを頼ると効率が良くなります。時短特化型ならではの6つのメリットを解説します。

入社してすぐ時短勤務できる求人が多い

時短勤務特化型の転職エージェントには、その名の通り時短勤務を歓迎する求人が多く集まります。勤続年数を問わず、入社してすぐ時短勤務できる求人もあるため、理想的な転職に近づけるでしょう。

また、子どもの年齢に応じた時短勤務の制限を設けていない求人も多いです。子どもが小学校に入学したり、今後子どもが増えても、時短勤務を続けられる環境に身を置きやすくなります。

時短勤務以外にも柔軟な働き方が浸透している会社が多い

時短勤務を積極採用している企業は、働き方の多様化に対するアンテナが高いことが多いです。そのため、時間勤務以外にも柔軟な働き方を歓迎しているケースがあるためチェックしてみましょう。

例えば、フレックスタイム制度・テレワーク・裁量労働制など、まだまだ一般的ではない働き方が当たり前に浸透している企業もあります。子どもが体調を崩したときだけテレワークをしたり、通院の都合に合わせてフレックスタイム制度を利用したりできるため便利です。

ママ社員以外にもメリットが多く、社員の定着率がいいことも特徴です。

時短勤務でも成果主義で評価する会社が多い

時短勤務をする人が多い会社では、働く時間を問わず成果主義で人事評価をすることが多いです。勤続年数・残業時間の長さ・休日出勤の回数などに左右されず、公平かつ平等な評価制度があります。

そのため、時短勤務の人でもパフォーマンスや結果次第では、昇進・昇給できるのです。マミートラック予防策としても役立ちやすく、時短勤務をしながらキャリアとの両立もかなえたい人に最適です。

残業・出張・土日祝勤務・夜間早朝勤務を避けやすい

入社してすぐ時短勤務できる会社は、時短勤務したい人に対する理解があることが多いです。なかには残業・出張・土日祝勤務・夜間早朝勤務が免除になる会社もあるでしょう。うまくシフトを調整したり、無理のない業務量になるよう工夫してくれたりするケースもあります。

満3歳以下の子どもを育てる親が残業を免除になる法律はあるものの、3歳を超えてからの働き方に迷う人も少なくありません。「今はよくてもいつか働き方に無理が生じる」と感じている人は、早めに時短勤務での転職を視野に入れることをおすすめします。

ワーママ転職のサポート実績が多い

時短勤務特化型の転職エージェントは、ワーママ利用率が高いことが特徴です。そのためワーママ転職のサポート実績が多く、実績や評判を重視してエージェント選びをしたい人にうってつけです。

「総合型エージェントの方がサポート実績総数は多い」と考えがちですが、時短勤務を希望する場合は、時短勤務に強いエージェントを利用することが転職成功への近道です。

育児中のキャリアアドバイザーが多い

ワーママ利用率の多い時短勤務特化型の転職エージェントには、同じく育児中のキャリアアドバイザーが多いことも。同じワーママであるため、ママの気持ちを理解しながら丁寧にサポートします。

また、「絶対に17時までにお迎えに行きたい」「土日祝勤務だけは何が何でも避けたい」など、家庭の都合を相談しやすいこともメリットです。今後妊活する予定がある、マイホーム資金を貯めたいから年収〇万円以上ほしい、などの理想も気兼ねなく相談してみましょう。

キャリアやスキルにマッチしていて、かつ働きやすい職場を紹介してもらえるかもしれません。

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ママが時短勤務で転職を成功させる8つのポイント

時短勤務の正社員という条件で転職を成功させるのは、残業可能だった独身時代の転職に比べると簡単なことではありません。 ワーママが転職を成功させるためにどうすれば良いのか、ポイントは8つあります。 

1.現職の課題を整理する 

まずは現職で何が問題になっているのかを洗い出してみましょう。 自分なりの悩み・問題があるはずです。

  • マミートラックで納得できる仕事ができないのが不満
  • 仕事量が多く時短勤務で処理が追い付かない
  • 家事育児の負担が重すぎて思うように仕事ができない

それは現職にいながら解決できないかを具体的に考えます。

マミートラックにはまっている、仕事量が多すぎるのであれば、まずは上司や同僚に相談してみる。家事育児の負担が重いのであれば、夫に分担をお願いしたり家事を外注したりする。できる限りの解決策を考えてみましょう。

現職で解決が難しいのであれば、転職を視野に入れましょう。 

2.自分のできること・強みを整理する 

時短勤務で正社員という条件で転職する場合、「即戦力」が求められます。 転職先で自分がどのように企業に貢献できるのかアピールできなければ、転職は難しいでしょう。 

今までにどんな仕事をしてきたのかを振り返り、これまでやってきたこと、これは得意という強みを整理しておきましょう。 

「5人のマネジメント経験がある」「2時間かかっていた作業を1時間に短縮した」など、数値を用いて具体的に整理できると、より効果的です。

これまでも時短勤務で仕事と育児を両立してきたワーママは、効率的な仕事方法や、タイムマネジメント術が身についているもの。業務で生産性を上げるために工夫していることがあれば、アピールできるようにしておきましょう。

3.どんな仕事をやりたいか明確にする 

収入や通勤時間などの条件だけを優先して転職すると、「こんなはずではなかった」と後悔することも。転職先でどんな仕事がしたいのか、はっきりさせておくのも大切なポイントです。 

これまでの経験をいかした仕事をしたいと思っているのに、勤務条件が良いからといって畑違いの仕事をすることになれば苦労しますし、やりたいことと違うと短期間での転職につながりかねません。 

転職先の志望動機を考えるうえで、その会社で何をやりたいか明確にすることは重要です。「時短勤務できるから」「女性が活躍しているから」「子育てと両立しやすそうだから」といった理由は、志望動機にはなりません。

自分は何ができるのか、どんな仕事をしたいのかを明確にしておくと、職務経歴書の志望動機や面接対策に役立ちます。

4.自分が将来ありたい姿について考える 

自分が将来どんな風になりたいのかという、大まかなキャリアプランを考えておくのも大事です。 

専門職として技術力を高めていきたい、営業、人事、経理など幅広い仕事を経験して経営に関わりたい、管理職になってマネジメント経験を積みたいなど、目指したい姿があれば、将来に向けて今どんな仕事を選べば良いのかが見えてきます。

子育て中は仕事をセーブしないといけない場面もありますが、制約はあっても経験を積むことはできます。将来のことを考えることも大事なことです。

5.転職条件の優先順位を明確にする 

今回の転職において、何を一番大切にしたいのか優先順位をはっきりさせておくのも大切です。 

収入、子育てと両立できるよう柔軟に働ける体制、通勤時間、仕事内容、少々きつくても責任のある仕事ができるなど、重視したい条件は人によって違います。自分にとって何が一番なのかをしっかり考えておきましょう。

希望するすべての条件を満たす転職先を見つけることは、難しいかもしれません。収入は少し下がっても構わないから柔軟に働きたいなど、この条件は譲れる・譲れないという基準があれば、納得できる転職先が見つけやすくなりますよ。 

6.夫婦で認識をすり合わせる

転職活動を始める前に、夫へきちんと相談しましょう。妻が転職すれば、家族のライフスタイルは変化します。転職を考えているのであれば、パートナーの理解は不可欠です。夫の理解のないまま転職活動を始めてしまうと、いざ転職が決まった時に反対されるということもあります。 

なぜ転職したいのか、転職して得られるのは何なのかをしっかり説明し、夫の家事育児の負担がどう変化するかも話しましょう。夫婦ともこれ以上の負担が無理ということであれば、家事代行サービスを使うなどの対策も考えておくと、後で不満が出るのを防ぐことができます。 

7.転職活動に期限を設ける 

むやみに焦って転職するのは避けたほうが良いですが、転職活動をしようと決めたら 「1年以内に転職する」など期限を設けるのは大事です。 

いつか転職しようと転職活動を後回しにしていると、年齢で不利になってしまうことも。あと1年早ければ、応募できたのに…なんてことになるかもしれません。

また、今いる子にきょうだいを考えているのであれば、妊娠もありえます。妊娠中は何が起こるかわからないので、転職活動ができない状況になるかもしれません。入社後1年経たないと育児休業を取得できない会社も多いので、転職したもののすぐに退職しなければならない可能性もあります。

働くママは仕事・家事・育児と毎日忙しいもの。転職活動が長期化すると、家族や仕事に影響しかねません。自分や家族への負担を軽くするためにも、できるだけ期間を決めて集中して転職活動をするのがおすすめです。

8.オンライン面接をフル活用する

近年はオンライン面接を導入する企業も増えており、ワーママでも比較的面接しやすくなっています。会社の昼休みや仕事終わり、中抜けで面接できたりすることもあるので、事情を伝えたうえでダメ元で相談してもよいでしょう。

オンライン面接する場合、通信環境・話し方・表情の見せ方など細かな点に対面での面接との違いを感じることも多いです。できればオンライン面接の選考対策もしながら、印象の良い面接にしていくことが大切です。

まとめ|時短でも納得できる転職を成功させるために

時短勤務かつ正社員で転職を成功させるのは簡単なことではありませんが、決して不可能ではありません。今の職場で働き続けることに、何か不満やモヤモヤを抱えている毎日はつらいもの。

その不安やモヤモヤを一度、冷静に分析してみてはいかがでしょうか。まわりに相談して解決できそうであれば、それでOK。

もし、現状の悩みや課題を解決するために転職が必要なのであれば、転職活動を始めてみてはいかがでしょうか。 転職活動が、自分自身のキャリアや働き方、仕事と家庭のバランスを見つめなおす良いきっかけになることでしょう。

ワーママ専門の転職エージェント「リアルミーキャリア」では、入社すぐから時短勤務・フレックスタイム制度・リモートワーク可能な正社員の求人をご紹介しています。リモートワークやフレックス制度の根付いている時短勤務の求人も増えてきていることから、育休復帰後の配置転換や職場の雰囲気に悩むママからの相談も多数寄せられています。お気軽にご相談ください。
有給休暇の日数や残業の有無・時短勤務可能な子供の年齢、リモート勤務の可否など、細かい条件をあなたに代わって企業に確認します。子育てに理解のある会社で家庭も仕事も充実させませんか。