小1の壁と育休復帰を同時に乗り切った!学童などをうまく活用した体験談

                   
小1の壁と育休からの復帰が重なって大変。しかもフルタイムでの復帰だったため学童をしっかり活用するしかない、と徹底的に準備した体験談をご紹介します。
※写真はすべてイメージです

小1の壁と育休復帰が重なってしまった…。しかもフルタイムでの復帰だったため、小1の壁対策に大きな不安を抱えていた。そんな中、学童を始めいろいろな準備をして乗り越えた体験談をご紹介します。

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小学校入学前に不安だったこと

フルタイムでの復帰と小学校入学が重なったため、学童の利用は欠かせません。しかし入学後のスケジュールがイメージできず、学童だけじゃなくシッターやファミリーサポートなどいろいろと準備を進めました。

Kさん(30代・子供2人)
東京都品川区在住の39歳のワーキングマザーです。子供は8歳の小学2年生、2歳の保育園児がいます。仕事はIT関係の正社員で、経理部に所属、育休後はフルタイムで復帰しました。預けていた認可保育園は20時半まで保育が可能で、残業がある日も問題なく仕事ができていました。進学したのは品川区内の公立小学校。保育園時代とは違うスケジュール感で困ったことも多々ありましたが、乗り越えた体験を紹介します。

品川区は小学校内に学童が設置されています。審査はあるものの、フルタイムで働く方であれば基本的に利用することができますし、小学校1年生ではまだ留守番できないので、4月1日から利用する前提で考えていました。しかし、学童は保育園と違い給食が出ません。4月から学校の給食が始まるまでしばらくお弁当を作らなければならないのは大きな不安でした。

また、19時までにお迎えが確実にできるかも懸念点でした。夫は終業が18時ですが、残業も多いため毎日お迎えを頼むことはできません。私は勤務時間が9時〜17時なので、お迎えは私が担当することになりました。月末などはどうしても残業が発生し、19時に迎えに行くことが難しいため、シッターさんやファミリーサポートなど複数の方を確保し、その日に備えたのです。

入学してからもコロナ禍のためさまざまなサポートを活用

入学後もコロナ禍でリモートワークを余儀なくされたので、当初は学童には預けられませんでした。

小学校に入学してからは、緊急事態宣言などがありました。夫婦そろってリモートワークになったのもあり、思っていたのと異なる4月スタートでした。

学童や保育所は、リモートワークならばできれば自宅でということだったので、子供を自宅で見ながら仕事を続けることになったのです。子供二人の面倒を見ながらのリモートワークは難しく、シッターさんに朝の空いている時間に公園に連れて行ってもらう、夫婦で有給を使うなどして、なんとか乗り切りました。

緊急事態宣言が明けてからは通常勤務になり、いよいよ学童に入れることになったのです。 事前に残業が分かる日はいいのですが、急な仕事でどうしても時間に間に合わない日がありました。まずは夫に確認して、無理そうなら、シッターさんや近所のファミリーサポートさん。それらがダメなら、最終手段として保育園が同じ同級生のママにお願いすることもありました。お互い共働きなので、お互い様という感じで助けてもらいましたが、ママ友に頼るのはあまり良くないと思い、どうしても手配ができなかった1度しか頼んでいません。

民間学童もうまく利用し安心感をつくる

民間の学童を利用することで習いごとも兼ねることができました。また、送迎もあるため安心して仕事できるようになりました。

入学後に同じクラスのワーキングマザーと話す機会がありました。実家が近いという方や、旦那さんが融通がきく、時短で働いているなど、みなさんスケジュールをうまく回せるよう調整していることがわかりました。また、習い事を兼ねる民間学童を利用している人も多かったのです。入学前から民間学童をしっかりと検討するべきだったと思いました。

小学校生活が始まってから、民間学童と学校の学童を併用することを検討しました。民間学童は送迎があるので、帰りに学校までお迎えに行く手間や時間を省けます。お迎えに行ってから食事の支度をするのがとても大変だったため、週に2日は民間学童、残りの3日を学校の学童にすることで、私の負担をだいぶ減らせました。平日できなかった習い事の代わりもさせることが実現できたのもよかったです。

入学時には英語を学べる学童に入れませんでしたが、新しい店舗がオープンし、そちらに通えることになりました。英語で4時間ほど過ごすという環境です。ただ英語の勉強だけでなく、公園で体を動かしたり、英語以外の勉強もしています。さまざまな小学校のお友達と一緒に学べるので、学校とは違う楽しさがあるようです。

民間学童の利用は、学童のスタッフが学校に迎えにきます。通っている子が何人かいるので、一緒に迎えの車に乗って学童へ向かいます。終了時間にもなると冬場は真っ暗なので、送迎がついているのは安心材料でした。民間学童は、報告などもしっかりとしていて面談もあるので、安心して預けることができ、仕事も集中して取り組めるようになりました。

広い校庭や民間学童で友達と一緒に過ごせる環境があるのは、共働き夫婦にとってとてもありがたいと思っています。昨年はイレギュラーなことが多かったですが、今後も学童を利用する上で、スケジュールの変更などを余儀なくされることがあるかもしれません。念のために色々な方法を準備しておくと、子供も安心できますし、親も安心して仕事に取り組めます。学童に落ちるケースも想定して、民間学童は引き続き通わせるつもりです。下の子もいるので、今後も余裕を持ってスケジュールを組んでいきたいです。

周りのサポートで、小1の壁はクリアできる

共働き夫婦でも民間学童やシッター、ファミリーサポートなどを使えば何とか小1の壁を乗り切ることができました。

両親などの助けがない共働き夫婦ですが、民間学童やシッター、ファミリーサポートなどを使って、仕事でイレギュラーな状況になっても子供の預け先を確保してきました。その中で、子供と自分にベストな民間学童と学校学童の併用を見つけられた点が小1の壁をなんとか乗り切れたポイントかなと考えています。転職という大きな選択肢も含め、色々な選択肢を試しながらベストな方法を探るといいと思います。

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