シングルマザーのフルタイムはきつい?一日のタイムスケジュールは?【体験談】

                   
※写真はすべてイメージです

シングルマザーは1人で家計を支えるという事情から、フルタイム勤務で働いている人は多いのではないでしょうか。

育児や家事もすべて1人でこなすため、それだけ疲労がたまるのは当然のことです。

ここでは、フルタイムで働くシングルマザーの一日のタイムスケジュールや、疲れたときの対処法、実際にフルタイムで働くシングルマザーの体験談をご紹介します。

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シングルマザーのフルタイム勤務はきつい

シングルマザーは、1人で十分な収入を得るためにフルタイムで働く人が多い傾向にあります。朝は子供に食事や身支度をさせながら自分も仕事に行く準備をするなど、慌ただしい時間を過ごしているワーママは多いでしょう。

保育園のうちは送迎も自分1人でしなければなりません。しかも、子供が発熱したときやケガを負ったときには保育園や学校から連絡が入ります。たとえ仕事中であっても、場合によっては迎えに行くなど親として対応を迫られることになります。

子供のことで頻繁に仕事を抜けることがあれば、居心地の悪さを感じることも少なくはありません。フルタイムで働くだけでも疲れるものですが、育児も家事もすべて自分1人にのしかかってくるシングルマザーの毎日は本当に大変です。

さらに「自分に何かあったら」というプレッシャーを抱えている人も多いのではないでしょうか。周囲に理解を示してくれる人が少ない場合、精神的にもきついと感じるのは当然のことです。シングルマザーの中には、誰に相談したらいいかわからず、孤独感を持ってしまう人もいるかもしれません。

【体験談】フルタイムで働くシングルマザーが大変だと思うことは?

通勤がかなり負担

通勤がかなり負担になっています。電車通勤なので、もし人身事故などで遅れてしまうとその分保育園へのお迎えも遅れてしまうので、毎日人身事故がないことを願って通勤しています。

また、コロナが流行っているので、通勤途中でウイルスをもらって子供にうつさないか不安です。シングルマザーなので倒れたら頼れる人がいないので、体調管理は常に緊張感があります。(30代 営業事務 子供4歳)

休日も家で仕事なので子供に申し訳ない

常に仕事が忙しく、家で持ち帰り残業をしたり休日も仕事をしたりすることが多いです。家で仕事をしているときは子供に我慢させてばかりで、動画を見せている時間は「いつもごめんね」と思いながら仕事をしています。休みの日もあまり公園に連れて行けず、子供に申し訳ないです。(20代 事務 子供4歳)

子供に寂しい思いをさせている

フルタイム勤務なので、子供だけでお留守番させていることがつらいです。帰っても母親がいないことや、残業でさらに帰りが遅くなることなど、色々我慢させているなと思います。下の娘には、よく寂しいから早く帰ってきてと言われています。その時は「ごめんね」という申し訳ない気持ちでいっぱいです。(20代 事務 子供8歳・6歳)

すべて自分がやるしかない

誰も手伝ってくれないので、あらゆることを私がやるしかないのがつらいです。まわりの友達が遊んでいるのをSNSで見ていると、正直羨ましく思います。(20代 調理師 子供2歳)

フルタイムで働くシングルマザーのタイムスケジュール

フルタイムで働くシングルマザーは、実際にどのような一日を送っているのでしょうか。フルタイムで働く4人のシングルマザーに、タイムスケジュールと家事育児のコツを聞いてみました。

30代 営業事務 子供4歳のママ

5:30 起床、身支度
6:00 自分の朝食、自分のお弁当作り
7:00 子供を起こして子供と一緒に朝食、登園準備
7:30 家を出発
8:00 保育園に子供を預ける
8:45 出社
18:00 退社
19:00 保育園お迎え
19:30 帰宅、夕食の準備
20:00 夕食
21:00 お風呂
22:00 寝かしつけ
23:00 皿洗い、洗濯
23:30 自分の時間
24:00 就寝

家事を少しでも減らすために、料理は土日にまとめて行っています。買い物ももちろん土日にまとめ買いをしますが、買い物が終わればすぐに作り置きの作業に入ります。作り置きはだいたい3時間くらいかかりますが、作り置きをするだけで水曜日くらいまで食事の支度をする手間が省けます。

また、掃除は「今日はリビングだけ」「今日はトイレだけ」といった感じに、毎日1か所ずつ掃除しています。習慣づけると週末にがっつり掃除をする必要がなくなるので、週末は作り置きや子供との時間にあてることができますよ。

20代 事務 子供4歳のママ

6:30 起床、支度、朝食作り
7:00 子供を起こし朝食、保育園準備
8:00 保育園に向かう
8:30 出社
17:30 退社
18:00 保育園お迎え
18:10 帰宅、夕食準備
18:40 夕食
20:00 お風呂
21:00 子供とダラダラタイム
22:00 寝かしつけ
22:30 仕事の続き
1:00 就寝

仕事の休憩時間に用事や買い物をすませ、なるべく終業後は家にすぐ帰れるようにしています。休日に食材を買い込み、作り置きをしてご飯時間の短縮。朝ごはんは基本パンやおにぎりにし、寝坊しても車の中で子供にあげられるものにしています。コープの食材宅配も助かっています。

子供の用事以外では仕事を休めないので、親子ともに体調を崩さないように気を付けています。熱が出る前に早めに咳止めや鼻炎の薬を飲んだり、便秘予防に豆乳を飲んだりしています。

20代 事務 子供8歳・6歳のママ

6:00 起床
6:30 お弁当作り
7:00 子供起床、朝ごはん
7:45 学校と会社へ
8:40出社
18:00退社
19:00帰宅、夕食準備
19:30夕食
20:15お風呂
20:45自由時間
21:00寝かしつけ
22:00クラウドソーシングなどの副業
23:00自由時間
23:30就寝

毎日フルタイムで忙しく、週の後半になると自分に余裕がなくなり子供に当たることが増えてしまいます。ご飯を手抜きできるよう、土日を利用して冷凍のおかずを作るようにしています。前日に解凍すれば次の日が楽になるし、負担も減ります。

宿題や学校の準備はルールを玄関に貼って、私が帰る前に終わらせる約束にしています。ちゃんとできたらカレンダーにシールを貼ってモチベーションを上げるようにしています。

20代 調理師 子供2歳のママ

5:30 起床 身支度
6:00 洗濯 子供を起こす
6:30 朝ごはん食べさせる 登園準備
7:00 家を出る
7:20 保育園に預ける
7:45 出社
16:00 退社
16:30 子供お迎え
16:45 スーパーで買い物
17:00 帰宅 夕食準備
17:45 お風呂
18:30夕ご飯
19:00 ご飯の後片付け 散らかっている所の掃除
20:00 寝かしつけ
21:00 自由時間
22:00 就寝

家事を頑張りすぎない、妥協することも大事だと思っています。やはり睡眠が足りないと元気も出なくてイライラしてしまうので、いっぱい寝て時間と元気があるときに一気に家事をやるようにしています。

シングルマザーがフルタイム勤務に疲れたときの対処法

どんなに疲れたときでも「自分しか働き手はいないから」という理由で、ついつい無理を重ねてしまうシングルマザーは多いかもしれませんね。しかし、自分しかいないからこそ、きついときには休息をとることが大切です。

仕事で疲れたときや精神的に「きつい」と感じるときは、思い切って休みましょう。有給が取れるようであれば仕事を休むのもいいですし、友人や知人など、信頼できる人に子供を預けて育児や家事から少し離れるだけでも楽になるでしょう。

シングルマザーもときには人に甘える時間が必要です。1日が無理なら半日でもかまいません。子供のためについ無理をしてしまうかもしれませんが、無理をして倒れたときに困るのは子供です。疲れたと感じたときは思い切って自分を休ませた方が気持ちの切り替えもできますし、健康管理にもつながりますよ。

ひたすら眠ったり、おいしいものを食べたり、自分のためだけに自由に時間を使ってみましょう。久しぶりに気の合う友人に会って笑うのも気分転換になります。シングルマザーというだけで、すべて1人で抱える必要はありません。

フルタイムのシングルマザーが家事を効率化する方法

家事といってもさまざまですが、意外に労力を使うのは食材や日用品の買い物ではないでしょうか。洗剤や飲料水、お米に野菜など重い荷物が多く、女性には重労働です。特に通勤に公共交通機関を使うシングルマザーは重いものを徒歩で運ばなければなりません。

仕事の帰りに買い物をするのがきついときには、ネットスーパーを利用するという方法もあります。仕事の休憩時間などにスマホやパソコンから購入品目を選んでおくだけで、希望の時間に自宅まで届けてもらえて便利です。

経済的に余裕があるなら、ときには子供たちと外で食事をするのもいいでしょう。週末は外でランチやディナーをするなど、自分へのご褒美も兼ねて決めておけば、その分休むこともできます。

家事を業者に依頼すると費用がかかりますが、ときにはハウスクリーニングや宅配クリーニングを利用するという方法もあります。また、子供に少しずつお手伝いをしてもらうことも大切です。洗濯物を畳んだり拭き掃除をしたりと、できることから教えていくのも子供の成長につながりますよ。

ときには人に甘えて自分をいたわってあげて

シングルマザーは仕事に家事に育児にと、1人ですべてをこなすという大変な毎日を送っています。疲れたときには無理をせず、思い切って自分を休ませてあげましょう。ときには外食したり、ネットスーパーや宅配クリーニングなどを利用したりしながら、周囲への協力を求められると良いですね。

家庭と仕事のバランスが取れなくてどうしてもつらいときは、ママに理解がある職場に転職するのも選択肢のひとつです。年収をキープしたまま時短勤務にしたり、フルフレックスやリモート勤務といった柔軟な働き方が可能になるかもしれません。

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