ワーママが正社員からフリーランスになるメリット・デメリットは?体験談を紹介

                   
※写真はすべてイメージです

正社員で頑張ってきたけれど、家庭と仕事のバランスを取るためにフリーランスになりたい…。

育児中はできるだけ、子供との時間を充実させたいと思うワーママは多いのではないでしょうか。柔軟な働き方を希望するなら、フリーランスになるという働き方もあります。

この記事では正社員からフリーランスに働き方を変えやすい職種や、フリーランスになるメリットやデメリット、注意点について解説します。実際に正社員からフリーランスになったワーママの体験談もご紹介します。

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ワーママがフリーランスとして働きやすい職種とは?

フリーランスに向いている職種は、デザイナーなどのクリエイティブ系、ITエンジニア系、そしてライター系に大きく分けることができます。これらの職種はパソコンとインターネットがあれば業務ができるので、フリーランスとして在宅で仕事をしやすいといえるでしょう。

クリエイティブ系には、WebデザイナーやDTPデザイナー、イラストレーターやグラフィックデザイナーなどがあげられます。

ITエンジニア系とはWebコーダーやインフラエンジニア、プログラマー、ゲームエンジニアなどのことです。

ライター系にはWebライターや編集、コピーライターの他、新聞記者や翻訳なども含まれます。職種が向いているかどうかも重要ですが、自分で仕事を取る意欲があることも大切です。

ワーママが正社員からフリーランスになるメリット

フリーランスの働き方は、ママには多くのメリットがあります。

勤務時間や休日が自由

一番のメリットは、勤務時間や休日を自由に設定できることです。取引先や仕事内容にもよりますが、働く場所や時間を自分で決めることができるため、家庭と無理なく両立が可能でしょう。

子供の行事や病気にも柔軟な対応ができますし、夏休みのように子供が長い休暇に入るときも家で一緒にいれるので安心です。また、子供が保育園や学校に行っているときはカフェやコワーキングなど外で仕事をするのも気分転換になります。

頑張れば収入アップが可能

もう一つのメリットは、自分次第で収入を上げられることです。フリーランスは毎月収入が固定されていない代わりに、仕事の取り方次第では正社員のときより年収が増えるという人も少なくはありません。

フリーランスは毎年自分で確定申告を行います。そのため、通信費や光熱費など仕事で使うものは経費として控除されるのもメリットの一つです。自宅をオフィスにする場合は、賃料の一部も経費として申告できます。

ワーママが正社員からフリーランスになるデメリット

安定した正社員からフリーランスになる際は、もちろんメリットだけではなくデメリットもあります。

収入が安定しない

フリーランスの一番のデメリットは、収入が安定しないことがあげられます。正社員のように毎月収入が固定されているわけではないため、毎月の収支計画を立てにくいのがデメリットです。

また、ボーナスのような臨時収入が見込めないことで、大きな買い物や貯蓄にあてる予算が見込めないかもしれません。

不動産購入の審査が通りにくい

賃貸物件を借りるときや不動産のローンを組む際に、フリーランスだと審査が通りにくい場合があります。クレジットカードも審査が厳しい会社は契約ができないことがあるようです。

すべてが自己管理

仕事のスケジュールはもちろん、お金についてもすべて自分で管理しなければなりません。確定申告や経費精算、領収証の管理など細かい事務作業も増えます。自己管理が苦手な人には、フリーランスは向かない場合もあるでしょう。

ワーママがフリーランスになるときに注意しておきたいことは?

どのような職種でも、まず優先したいのは収入を安定させることです。

正社員のうちに仕事の種をまく

フリーランスになってから仕事を得るための手段として、正社員のうちにできるだけ経験を積んで実績作りをしておきましょう。会社にもよりますが、フリーランスとして独立後も外注先として仕事がもらえるケースは珍しくありません。取引先から仕事を受注できることもあるので、取引先との関係も大事にしておくと良いでしょう。

家や車など大きな買い物は正社員のうちに

フリーランスになりたてのころは、仕事の内容や収入状況によってはローンが組めないことがあります。家や車など大きな買い物を予定している場合は、正社員のうちに契約しておくと審査に通りやすいでしょう。

あわてて退職することは避ける

フリーランスになりたいと息巻いて、仕事が取れる目処が立たないのに慌てて退職しまうことは避けなければなりません。

フリーランスになると時間の融通はしやすいものの、収入が安定しにくいという面があります。フリーランスになることでワーママとしてどれだけ子供との時間が充実するか、必要な収入は期待できるか、その両方を十分見きわめたうえで退職のタイミングを決めましょう。

ワーママが正社員からフリーランスになった体験談

正社員の事務職からWebデザイナーのフリーランスに転身したワーママの体験談を紹介します。

【Nさん(30代)】子供が7歳のときに、正社員の事務職からWebデザイナーのフリーランスとして独立。年収は正社員時代より約40万円アップ。

子供が小学生になり仕事との両立が困難に

子供が小学生になり、保育園時代と生活が一変。学童の送り迎えや学校行事の対応に多くの時間を要するようになり、仕事との両立に困難を感じることが増えました。

正社員の仕事では柔軟な働き方は難しいので、手に職を付けて独立し、自宅で仕事をしたいと思うように。しかし、これまで事務の仕事しかやったことがなかったので、フリーランスで仕事ができるとは思いませんでした。

オンラインのWebデザイナースクールで勉強

事務の仕事でパソコンについては基本的なことはできたので、専門誌知識をつけるために
オンラインで通えるスクールでWebデザインの勉強を始めました。

オンラインスクールは通学しなくてもオンラインですべてのレッスンを受けることができ、メンタースタッフがマンツーマンでサポートしてくれます。忙しいワーママでも隙間時間に勉強ができるので、とても助かりました。

私もスクールで3ヶ月受講し、見事卒業することができましたよ。しかもスクールを卒業したあと、実績を積むために仕事を紹介してもらえてとても助かりました。

念願のフリーランスのWebデザイナーに転身

卒業後はすぐに仕事があるわけではなかったですが、少しずつ仕事が取れるようになりました。苦労したことといえば、やはり仕事の量がそれほど多くはないため、お金がない時期が続いたということです。

最初はスクールで仕事を紹介してもらえたものの、個人でとった仕事ではないため、自分の名前の実績になりません。自分自身の名前で仕事を得るまでには半年ぐらいかかりました。

その後はフリーランス案件やクラウドソーシング専門のサイトなどで仕事を受注し、コンスタントに仕事を得ることができました。

フリーランスの仕事が軌道に乗ってきた

独立して2年。現在はフルタイムに近いかたちで働いています。仕事は業務委託なので浮き沈みはありますが、ほぼ常時安定して収入を得ることができています。仕事と家庭を無理なく両立しながら、目標だった正社員時代の年収を超えることができ、とても充実した毎日です。

Web関連のいろいろなソフトが使えるようになったおかげで、デザインだけなく、HP制作の仕事も請け負えるようになりました。仕事の幅が広がりとても楽しいです。

フリーランスになって仕事にやりがいが出た

フリーランスになって良かったことのひとつに、仕事にやりがいを感じられるようになったということがあります。これまで事務の仕事をしていたときは、どちらかというとお金のためだけに働いていたようなところがありました。

しかし、フリーランスになってからは自分のやりたいことをやっているという達成感があり、毎日がとても充実しています。

また、仕事と育児の両立がとても楽になりました。子供は送迎が必要な習い事ができるようになり、とても嬉しそうです。

生涯やり続けたい仕事が見つかった

子供はいずれ手が離れていくものです。早めに自分の好きなことややりたいことを見つけて、やりがいと楽しさと感じられる仕事に就くことは、自分自身の人生を豊かにしてくれるのではないでしょうか。

前は、家族と仕事の話をすることなどもあまりなかったのですが、今は自分の成果や仕事のやりがいを子供にも話せるようになり、仕事が子供に良い影響を与えていると思います。

ワーママが正社員からフリーランスになることは可能

子供との時間を大切にしながらやりがいのある仕事をするために、ワーママが正社員からフリーランスになることは可能です。正社員もフリーランスも、それぞれにメリット・デメリットがあるので、家族と相談しながらよく考えてから決めましょう。

フリーランスになって実現したいことは何か、どのような生活を手に入れたいのかを整理しながら、自分に合った働き方を見つけられると良いですね。

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