私は4歳と6歳の保育園に通う子供がいる、IT企業に勤めるワーママです。現在は時短勤務をしていて、定時より1時間早い17時退社をしています。
ここでは、正社員ワーキングマザーである私の1日を紹介します。1日のタイムスケジュールと、スケジュール通りに動けるよう工夫しているポイントを解説します。
【筆者のプロフィール】 首都圏在住の40代ワーキングマザー 。夫と男児2人(4歳と6歳)の4人家族。IT企業の正社員で客先の社内開発マネージャーに従事。現在は時短勤務中。
時短勤務で働く私の1日のタイムスケジュールを紹介します。
朝は家族が起きる1時間前の6時に起床。そこから家族の起きる7時までに自分の身支度を終わらせ、自分は朝ご飯を食べたらすぐに家を出ることができる状態にしています。
毎朝の朝食はパンやご飯など簡単なものと、お弁当作りで残ったおかずがメイン。
そして、子供たちの歯磨きや保育園の持ち物チェック、着替えを済ませたら家を出て子供たちを保育園に預け、会社へ向かいます。
9時から仕事がスタート。マネージャー職なのでそれなりに仕事量が多く、仕事中はかなりの集中力で業務に取り組んでいます。ほかの人が8時間以上かけてやる仕事を7時間で片付けることを意識し、やること・やらないこと・ほかの人に任せるものを判断し、効率的に進めるようにしています。
幸い職場の人たちが子育てに理解があり、保育園のお迎え時間に間に合うよう17時ちょうどに退社できています。
仕事が終わったら子供たちを迎えに行き、帰り道に軽く食材の買い物も済ませて帰宅。そこから夕食の準備を済ませ、夫も帰宅した19時半ごろから夕食の時間です。
そして、子供たちをお風呂に入れて歯磨きをして、遅くても21時頃には寝かせるようにしています。
子供たちが寝静まったら、夫と話をしながら皿洗いや洗濯など残った家事を済ませ、これらが終わったら1時間程度自分の時間。この時間では好きなアーティストのライブDVDを見ています。
睡眠時間を確保できないと次の日にも響くので、できるだけ24時には就寝。これが私の1日のタイムスケジュールです。
家のことを限られた時間で済ませるにあたっては、できる限り手を抜けるところの手を抜くことが大切だと思っています。
そこで家事と仕事を無理なく両立するにあたって、家事にかかる時間を短縮できる家電にはお金をかけるようにしています。
食器洗浄機やお掃除ロボットに加え、洗濯機も乾燥機付きのものにすることで、仕事終わりで疲れていても無理なく家事ができて、家事を後回しにすることがないので快適です。
ワーママをやっていて私が一番大変に感じているのが、毎日の食事。大人だけなら良いのですが、子供がまだ小さいので、味覚を育てるためにもできるだけ色々なジャンルの料理を作るようにしています。
そこで少しでも料理の手間を軽くするために、土日にできるだけたくさん作り置きをするようにしています。作り置きはお弁当にも入れられるので、朝のお弁当作りの手間も軽くできます。土日に集中して1週間分の作り置きを済ませておくのがおすすめです。無心で黙々と料理をしていると集中できるので、ストレス解消にもなっています。
疲れていてもう家事をする気力がない…。土日に作り置きする気が起こらない…。ということも正直あります。あって当然です。
夫は家事育児に比較的協力的だとは思っていますが、料理はまったくできません。そんなときは、お金はかかりますが家事代行を使っています。
基本的に作り置きをお願いすることが多いですが、疲れ気味のときには家の掃除や洗濯を丸投げしてしまうことも。
料理に関しては、子供たちからすると私以外の人が作った料理を食べるのが新鮮なようで、私が普段作らないジャンルのものも作ってくれるので助かっています。
ワーママの皆さんそうだと思いますが、朝はまさに戦争。ヤンチャ盛りの保育園男児2人ということもあって、遊び始めたり喧嘩になったりでスムーズに準備が進みません。仕事に間に合うように保育園に送り届けるのが大変で、朝からぐったり。
今はある程度保育園に行く生活に慣れてきたので、子供たちのなかで朝のルーティーンができあがってだいぶ楽になりました。それまでは毎朝毎朝「これをしなさい!」と指示をするのが大変でした。
とくに子供が保育園に通い始めたばかりのころはぐずりがちなので、登園時のトラブルで遅刻しそうになることが多かったです。登園がスムーズにいかない前提で、登園に慣れるまでは早め早めのスケジュールを意識すると良いと思います。
ワーママが避けられない子供の風邪。何日も休んでいられないので、私は保育園に通い出す前に病児保育への登録を済ませていました。
病児保育は、いざ使いたいと思ったときにすぐ使えるものではありません。登録が済んでいなくて利用できずに困ってしまうママが多いです。
そのため、子供を保育園に預けて職場復帰するなら、まずは自治体や民間の病児保育サービスへの登録をしておくと安心ですよ。
ワーキングマザーは仕事だけでなく、家のこともしっかりしなければと思っている人が多いと思います。ただ、何年かワーママを経験してみて、何もかもをしっかりしようと思うと限界が見えてくることがわかりました…。
そのため、今は使えるものはフルに使って、手が抜けるところは罪悪感なく手を抜いています。
育休から復帰するときは気が張っているので、ついひとりで頑張りすぎてしまうもの。あれもこれも頑張りすぎずに、無理なく続けられるような1日のスケジュールを立て、充実したワーママライフを送ってくださいね。
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