中学受験で母親は仕事を辞めるべき?仕事と両立するには?ワーママの体験談を紹介

                   
※写真はすべてイメージです

子供が小学4年生になったら、気になる中学受験。挑戦させようかどうしようか悩むワーママも多いのではないでしょうか。受験をするのであれば塾への送迎や塾弁など親のサポートは不可欠です。

共働きでも中学受験はできる? 仕事を辞めないと中学受験は厳しい? ほかの家はどんな風に乗り越えた?そんな疑問にお答えします。

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子供が中学受験をするワーママは珍しくない

東京都がまとめた令和元年度公立学校統計調査報告書によると、東京都で2019年3月に公立小学校から私立中学校に進学したのは全体の約2割。23区内では私立中学に進学する割合が3割程度の所も多く、中学受験そのものが珍しいものではないことが分かります。

また、近年は共働き世帯も増えており、平成29年の東京都の調査によると、子育てをしている世帯の母親65.9%が働いています。仕事をしながら子供の中学受験をサポートするママも珍しくはないことがうかがえます。

中学受験と仕事の両立はかなりハード

塾への送迎や学習面でのサポートに塾弁の用意…。中学受験は親のサポートが不可欠で、仕事をしながらの対応は大変なことです。実際にどのようなことが大変なのでしょうか。

塾の送り迎えが大変

当然ながら塾が始まるのは放課後。多くの共働き家庭では、親が不在の時間帯に子供が自分で塾まで行かなくてはなりません。

徒歩で行ける範囲であればよいのですが、そうでなければ電車やバスで通うことになります。小学生をバスや電車で通塾させるのは不安というママも多いのではないでしょうか。また、高学年になると塾の授業が終わるのが午後9時をまわることも。帰りは親のお迎えが必須となります。

プリントや学習管理

塾によっては宿題プリントの管理を親に課すことがあります。教科ごとの大量の宿題プリントを解かせて管理。当然、小学校からのお知らせプリントにも同じように目を通して、小学校の宿題もさせなくてはいけません。共働き家庭にとってはなかなか重い負担になります。

お弁当(塾弁)の用意

多くの塾では午後9時ごろまで授業があり、子供たちは休憩時間に夕食代わりの弁当、塾弁を食べます。平日仕事で家に不在のワーママが夕方、弁当を用意するのは難しく、弁当をどうするのか悩むことに。朝から作って冷蔵庫に入れて置いたり、子供にお金を持たせてコンビニで弁当を買わせたりと工夫をしなくてはいけません。

子供の体調管理

受験勉強に時間を取られると気になる、子供の睡眠不足や運動不足。受験をするなら勉強も大切ですが、成長過程にある子供の健康も大事です。勉強漬けにならないよう、親が睡眠や運動にも気を配る必要が出てきます。

また、受験本番の入試の時期は冬。インフルエンザやノロウイルスの流行する時期でもあり、いつも以上に体調管理には気を配らないといけません。

子供のメンタルの管理

クラスのほとんどが受験する高校受験と違い、中学受験には「受験しない」という選択肢もあります。まわりの友達の多くが中学受験をしない場合、子供の受験へのモチベーションを保つのが難しい面も。

「なんで自分だけ塾に行かなくてはいけないの」という不満や「頑張っているのに成績が上がらない」といったプレッシャーに子供が負けないよう、親の精神面でのサポートは不可欠。これまで以上に子供の様子を見る必要があります。

仕事の調整

中学受験は子供だけ勉強していればOK、というわけにはいきません。志望校を決めるための学校説明会や見学、受験のための願書の受け取りや書類の記入、受験料の入金などの手続きなど、親がやらなくてはいけないタスクは山ほどあります。

説明会や願書の提出などは平日に実施されることが多く、複数の中学を受験するのであれば、学校ごとに異なるスケジュールに対応しなくてはなりません。共働き家庭の場合、親が仕事を調整する必要があります。

母親が中学受験と仕事を両立するには?

ワーママが中学受験と仕事を両立するのは大変なことですが、不可能ではありません。コツは仕事と受験の両立を柔軟に考え、使えるサービスは使い、手抜きもよしとすること。

中学受験は長丁場。親も子も途中で投げ出さないために、無理のない工夫も必要です。

共働きに適したシステムの塾を選ぶ

まずは塾選びから。どんな塾を選ぶかによって親の負担は大きく異なります。山のようなプリントの管理や宿題チェックを親に求める塾もあれば、「勉強は任せてください」というスタンスの塾も。

できるだけ、親の負担が軽いシステムの塾を選べば共働きの家庭は助かるはず。また、塾によっては塾弁を注文してくれる所もあります。入塾前に塾のシステムやサービスをしっかり確認しましょう。

お弁当は手抜きOK

塾弁、どうしよう…。中学受験を考える多くのワーママが悩む塾弁。お弁当は手抜きOK、難しく考える必要はありません。作るのが難しければ子供にお金を持たせてコンビニで買ってもらってもよいですし、塾弁を届けてくれるサービスもあります。

家庭教師や独学で学ぶ方法もあり

どうしても塾に通わせるのが難しい…。そんな場合は家庭教師や独学で勉強する方法もあります。また、最近はスマホアプリを使った学習サービスや、オンラインで授業を受けられる塾も増えています。家で勉強する方法も検討してみてはどうでしょうか。

ワーママの中学受験は父親のサポートが必須

共働きで中学受験をするのであれば、夫婦で役割分担すること、協力し合うことは必須です。中学受験は子供、ママ、パパ、家族全員の努力が不可欠であることをパパにも理解してもらいましょう。

仕事、家事、育児とただでさえ忙しいママ。そこに中学受験のサポートが加わることになるとママがパンクしていまいます。ママに余裕がなくなり、イライラし、夫婦げんかが増える。そんな状態になってしまうと子供が勉強に打ち込めず、受験にも影響します。

塾の送迎を交代でやる、受験のための説明会や見学など平日の行事は分担するなど受験に関することはもちろん、家事をする、下の子にも気を配るなどママの負担が重くなり過ぎないようパパの力も必要です。

中学受験のために母親は仕事をやめるべき?

仕事と中学受験を両立するのは難しい…。やっぱり仕事を辞めないとダメかな…。そんな風に悩むワーママは少なくありません。無理だから辞める、と決断する前に中学受験で仕事を辞めるメリットとデメリットをしっかりと理解しておく必要があります。答えは状況によって異なり、ひとつではありません。

中学受験で仕事を辞めるメリット

パパが多忙で協力してもらえない、自分の仕事がハードで中学受験どころではない…。そんなママもいることでしょう。

仕事を辞める一番メリットはママにゆとりができ、思う存分受験のサポートができることです。このままではママや子供の健康を害してしまうのではないか、そんな状態であれば退職もやむなしといえます。

また、子供にもっとサポートしてほしいとお願いされた場合や、ママ自身が「あの時に仕事を辞めて、中学受験を全力でサポートしてあればよかった」と後悔する可能性がある場合は、仕事を辞めることを検討してもよいでしょう。

中学受験で仕事を辞めるデメリット

中学受験でワーママが仕事を辞める一番のデメリットは、教育費のやりくりです。中学受験にはお金がかかります。塾・模試代や受験料などを合わせると、4年生から6年生までの3年間で200~300万円もの費用が必要に

。また、私立中学・私立高校の学費は6年間で600~700万円もかかります。ママが仕事を辞めても学費が払えるかは慎重に検討した方がよいでしょう。

もう一つの大きなデメリットはママの再就職が難しくなること。ママが一度正社員を辞めると、中学受験が落ち着いて再び働こうと思っても、再び正社員として働くことは厳しいのが現状です。

また、ママが中学受験のために仕事を辞めることで、子供が強いプレッシャーを感じる可能性もあります。

中学受験に対応するために働き方を変えるのもあり

仕事と中学受験のサポートで無理が続き、心身の調子を崩しそう。わが子をもっと応援したいけど状況が許さなくて苦しい…。そんなママは働き方を変えることを検討してみてはどうでしょうか。

フルタイムの正社員からパートにするのもひとつの方法ですし、フレックスやリモート勤務を認める会社に転職する方法もあります。ママがキャリアを諦めることなく、中学受験で頑張る子供を応援しながら働き続ける方法もきっとあるはずです。

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中学受験を乗り切ったワーママの体験談

実際に子供が中学受験をしたワーママ3人の体験談をご紹介します。中学受験を機に母親が仕事を辞めた家庭、塾に行かなたかった家庭、塾にお任せした家庭など、それぞれの家庭に合った方法で中学受験を乗り切ったようです。

中学受験を機に仕事を辞めた

子供には将来なりたい職業があり、日頃から家でも塾でも勉強を頑張っていました。私は仕事が大好きですが子供も大切なので、中学受験が本格化する6年生になる前に会社を辞めることにしました。万が一不合格になったときに、「あのとき仕事を辞めていれば…」と後悔したくなかったんです。

中学受験を成功させるためには、母の力はとても大切だと思います。子供が勉強だけに集中できるように、身のまわりのお世話、快適な部屋、栄養バランスのとれた食事など、母として私ができることを徹底的にしたいと思ったんですよね。学習スケジュールは子供だけに任せず私もしっかりと考えました。

塾の送り迎えなど無駄な時間は素早くして、子供がリラックスできる時間作りに気を付けましたね。勉強に疲れてストレスがたまり勉強に対するモチベーションが低くなると大変なので、子供が好きなおやつを手作りしたり、子供が好きなアロマをたいたり、一緒にストレッチやウォーキングなどもしました。

中学受験のサポートは親もかなりハードで、正直なところ仕事をしている方が数倍楽だと思いました。でもこの一年間は子供のために生きようと覚悟し、親子で頑張った結果が出たので、仕事を辞めて良かったなと思っています。(北海道)

共働きの中学受験は塾選びが重要

受験を考え始めた初期のころから、会社の先輩ワーママに経験談を聞いたり相談をしたりしました。

共働きの家庭で中学受験を成功させるためには、塾選びが重要です。中学受験専用の塾といっても、塾によって特徴が大きく変わります。この塾選びで選択を間違えると、成績が伸び悩んだり途中で転塾したりすることになり、大きなロスになるでしょう。

自分の家庭に最適な塾を選ぶことが大切です。時間に余裕のある人であれば、テキストの整理やスケジュール管理など保護者の管理が必要な塾でやっていけると思います。私は時間通りに帰れない職場だったので、ある程度お任せできる塾にお願いしました。

小学校4年生から週に3日、平日は17時から21時まで、土曜は半日を塾で見てくれました。6年生からはさらに日曜授業も入ります。

金銭的にはかなりかかりましたが、そのぶん塾でしっかりと見ていただけたので、親は家で勉強を見ることはないまま無事に第一希望の学校に合格しました。親は授業料とお弁当、そして受験校だけを考えればよかったので、精神的な負担は少なかったです。(神奈川県)

塾には行かず中学受験を乗り切った

私の帰宅が夜遅い時間になることが多く、基本的に子供が帰ってきたらあまり勉強を教える時間が取れませんでした。息子も勉強を一人でコツコツするのが好きなタイプだったので、その点では少し助かりました。

子供は朝に弱く、起こすのも一苦労。朝はバタバタでかなり忙しかったですが、朝ごはんを食べるのが健康にも脳の発育にも一番よいと聞いたことがあったので、朝ごはんを食べさせることだけは一度も欠かしませんでした。

先輩ワーママから、塾の送り迎えに時間がかかるし、弁当や宿題管理など通塾のための面倒を見るのがとても大変だったと聞き、わが家は塾には通いませんでした。息子もマイペースに一人で勉強することに慣れていたので、自分自身で人一倍受験勉強を頑張っていました。

それでも息子のサポートは大変で、受験のスケジュール管理や夜食作りなど、当時は親子ともに寝不足でした。でも、無事に志望校に合格して楽しそうに過ごしている息子を見ると、あの時の苦労は無駄じゃなかったと思います。(東京都)

中学受験は無理のない方法で家族全員で乗り切ろう

塾弁に、塾の送迎、学習面・精神面でのサポートと中学受験が共働き家庭に大きな負担となるのは事実です。しかし、塾選びや家事のアウトソーシングなどで乗り切っている家庭もあります。

どのように中学受験に挑むのか、負担をどのように分け合うのかなどを家族全員でしっかり話し合って、親も子も納得できる結果が残せるとよいですね。

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有給休暇の日数や残業の有無・時短勤務可能な子供の年齢、リモート勤務の可否など、細かい条件をあなたに代わって企業に確認します。子育てに理解のある会社で家庭も仕事も充実させませんか。

参考文献: 令和元年度 公立学校統計調査報告書

参考文献:平成29年度 東京都福祉保健基礎調査


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