ワーキングマザーが働く理由は?仕事と育児の両立は大変だけど働く意味はある

                   
※写真はすべてイメージです

毎日必死な思いで頑張っているワーキングマザーたち。頑張っているのに仕事も家庭もうまく回らなかったり、子供への罪悪感があったり、ときにはまわりから心無いことを言われたりして、自信を失ってしまうことも。

あるときふと、一体なぜ自分はなんのために働いているんだっけ…?と悩んでしまうこともあるかもしれません。

ここでは、ワーキングマザーが働く理由や、働き続ける意味について解説します。

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ワーキングマザーの働く理由は人それぞれ

ひとことでワーキングマザーといっても、生活環境も働く理由もさまざま。

一家の大黒柱として働くシングルマザーもいますし、不景気が続き共働きをせざるを得ない家庭もあるでしょう。教育費や老後資金を貯蓄しながら、余裕のある生活をするために共働きをする家庭もあります。収入は二の次で、とにかく仕事が大好きで自己実現のために大好きな仕事を続けたいというワーママもいます。

ワーママが働く理由は人それぞれですが、共通して言えるのは「仕事と家庭の両立は楽ではない」ということ。自分で働くことを選んだ人でも、ワーママ生活がつらいと思ったり、「子供との時間を犠牲にしてまで、なぜ働いているんだっけ…」などと思ったりするのは当然です。

そんなとき「嫌なら辞めればいい」「自分で選んだ道でしょ」などと自己責任を問うような言葉を言われると、よけいに追い詰められてしまうもの。大丈夫、つらいのはあなたのせいではありません。長いワーママ生活では、息切れしないように立ち止まることも大事ですよ。

なんのために働いているんだっけ…!?と立ち止まったときは、ワーキングマザーとして働く意味を振り返ってみませんか。

ワーキングマザーの働く意味1.経済的な余裕が生まれる

ワーママが働く一番の理由として、経済的なことがあげられます。平成29年に発表された国税庁の「民間給与実態統計調査」によると、正社員の男性の年収は平均で約547万円、女性は約376万円となっています。夫がひとりで働くよりも、共働きを選んだ方が経済的に有利なのは明らかです。

また、夫がケガや病気で働けなくなったりリストラにあったりといった万が一を考えたとき、共働きであれば困窮を防げます。傷病手当や失業手当をもらえるといっても、お金が手元に届くには時間がかかるでしょう。そのような場合でも、妻の稼ぎがあれば慌てずにすみますね。

ワーキングマザーの働く意味2.社会と繋がることで心に余裕が持てる

ワーママが働く意味は、経済的理由だけではありません。社会的に評価されることや家庭以外の居場所があることで、精神的に余裕が出ることもあげられます。

「ママ」ではなくひとりの社会人として会社で働くことで、自己実現やキャリアアップを実感することができます。育児をしながら仕事を続けるのは簡単なことではありませんが、毎月の労働の対価としてお給料を受け取ることで、社会の役に立っていることを感じやすくなるでしょう。

自分が主婦に向いていると考えていた人でも、いざ仕事を辞めてみると、案外ストレスを感じることも多いようです。仕事と育児の両立に悩んで退職を考えているとしても、辞めてしまって後悔しないかを今一度考えてみることが必要かもしれません。

また、自分の居場所が複数あると、精神的な逃げ場があることで心に余裕が生まれます。家庭のストレスを仕事で、仕事のストレスを家庭で解消しているというワーキングマザーは少なくありません。

ワーキングマザーの働く意味3.仕事を頑張る母親の姿を見せられる

家庭と仕事を両立しようと奮闘する姿を子供に見せることで、子供は「働くこと」や「女性のキャリア」について肌で学ぶことができます。仕事は男性、家事は女性といった古いジェンダー感にとらわれることがなく、夫婦ともに働いて家事育児を分担するというバランス感覚が養われるでしょう。一生懸命な母親に、尊敬の念を抱く子供も多いですよ。

これから先は、ますます女性が当たり前に働く時代になっていきます。将来子供が家庭を築いたときに、「働いていた母親」の姿を思い出すのではないでしょうか。家事育児を分担しあうことの大切さをわかっていれば、パートナーに自然と気配りできます。昔同じように働きながら育ててくれた母親の姿を思い出して、勇気づけられることもあるでしょう。

ワーキングマザーの働く意味4.パパと家事育児を協力できる

専業主婦家庭と比べて、共働き家庭はパパと家事育児を分担している場合が多いもの。夫婦が仕事と家庭に向き合っていれば、互いの立場を思いやることができます。「仕事の大変さを妻がわかってくれない」「家事育児の忙しさが夫に伝わらない」といった、立場の違いによる気持ちのすれ違いが起こりにくくなります。

家庭でママだけが家事育児を担当していると、パパからは家庭の悩みが見えにくい場合もあります。パパが家庭の異変に気がついたときには、大ごとになっているかもしれません。お互いが日頃から家庭の様子を気にしていれば、大きなトラブルを避けられるでしょう。

また、家事育児に慣れた人が複数いることで、さまざまなトラブルに対するリスク管理にもなります。ママが体調不良のときや用事があるときは、パパに家事育児を任せられると心強いですよね。

ワーキングマザーが働く理由は親子ともにメリットが多い

ワーキングマザーとして仕事を続けることは決して楽ではありませんが、夫婦や子供にとって数多くのメリットがあります。

ワーキングマザーが頑張る家庭、生活費や教育費が潤い、結果的に子供のためになります。ほかにも、働くことで精神的余裕が生まれたり、働く母親の姿を子供に見せられたりといったメリットもあげられます。仕事と家庭の両立は大変ですが、大いに働く意味はあるでしょう。

なんのために働いているんだっけ…と悩んでしまうのは、心が疲れているサイン。少し立ち止まって、心を回復させる時間をとってはいかがでしょうか。

ワーキングマザーが働く理由と意味と前向きにとらえて、これからも自信を持って仕事に取り組めると良いですね。

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