「子供との時間を作りたい」という退職理由をどう伝える?履歴や面接で使える例文を解説

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「子供との時間をもっと大切にしたい」という気持ちは、多くのワーママに共通する思いです。ワークライフバランスや働き方を見直すために転職するワーママも多いですが、一方で「退職理由をどこまで正直に伝えるべき?」という悩みも生じます。

あまり正直に伝えると前職の悪口のように聞こえてしまうし、かといって本音を隠したままの転職活動は難しいもの。本記事では、「子供との時間を作りたい」という退職理由をどう伝えるか解説します。

記事後半では、履歴や面接で使える例文にも触れるのでご参考ください。

もくじ

転職面接ではほぼ必ず「退職理由」について聞かれる!

転職面接は、志望動機やキャリアプランに関する質問と同じくらい、「退職理由」について聞かれます。採用担当者は、あなたが何に悩み、どんな壁にぶつかり、どう乗り越えようとしてきたのか知りたいと思っています。退職理由も価値観を知るきっかけになる質問のひとつで、一緒に歩んでいける仲間かどうかを見極める材料となるでしょう。

自分の気持ちを素直に伝えることが何よりも大切ですが、一方で「伝え方ひとつで良くも悪くも捉えられてしまう」のがネックです。ネガティブな退職理由や他責な考え方であるとわかれば、一気に印象も悪くなってしまうでしょう。

大切なのは、自分の気持ちに嘘をつくことなく、ポジティブに退職理由を伝える力です。きちんと準備をして、自信を持って答えられるようにしましょう。

転職面接で「NG」な退職理由の伝え方

転職面接では、よい印象を残す退職理由の伝え方と、悪い印象を残す退職理由の伝え方があります。ワーママは「子供との時間を作りたい」を理由に退職することも多いですが、以下のように伝えると「NG」な印象になりかねません。

  • 「子供との時間を作りたい」だけが先行する伝え方
  • ネガティブすぎる伝え方
  • 「仕事は二の次」と受け取られる伝え方

「子供と一緒に過ごす時間をもっと優先したいから退職しました」「あまりにも仕事ばかりで1日が過ぎてしまうのが嫌で退職しました」などの伝え方は避けましょう。

「仕事に対して本気じゃないのかな?」「すぐに辞めてしまうのでは?」と疑われるリスクがあるからです。

また、悲観的に「もう働くのは無理です…」とネガティブな印象を与えてしまうと、「この人は仕事に前向きじゃないのかな」と思われやすくなります。「仕事は二の次です」といった伝え方は、「仕事に対する責任感が薄い」と捉えられ、信頼を失いかねません。

ワーママだからこそ、家庭の事情と仕事の両立に真剣に向き合っていることを伝えつつ、「これからもキャリアを大切にしたい」という前向きな姿勢をしっかり示すことが大切。心の中の切実な想いを、誤解なく伝えるためには、言葉の選び方がとても重要です

転職面接で「Good」な退職理由の伝え方

「子供との時間を作りたい」という退職理由を隠す必要はありませんが、伝え方次第でよい印象にできるので対策しておきましょう。以下のように伝えると好印象になることが多いです。

  • 仕事と家庭の両立を真剣に考えての退職だとわかる伝え方
  • ポジティブな伝え方
  • キャリアを諦めていないとわかる伝え方

まず、家庭と仕事の両立に真剣に向き合っていることを伝えましょう。子育ては人生の宝物だけど、同時に仕事でも輝きたいという熱い気持ちを語ることで、「ただ時間が欲しい」だけではない覚悟が伝わります。

子供との時間を大切にすることで自分自身も成長し、仕事により集中できるというポジティブな言葉で締めくくるのもおすすめ。ただの願望ではなく、「両立対策」としての退職であることも伝わるでしょう。

「子供との時間を作りたい」を退職理由として伝える例文

「子供との時間を作りたい」を退職理由とする場合、何よりも「ポジティブ」「前向き」な伝え方にする必要があります。以下でコツを解説するので、参考にしてください。

①土日祝日・夜間の勤務を避けたいときの例文

子供との時間を大切にしたいという強い気持ちから、前職を退職しました。前職ではどうしても土日祝日の勤務が多くなりがちで、夜間のシフトに入ることも多かったため、家族で過ごす時間が短くなりがちでした。

しかし、御社であれば前職の経験を活かして貢献しつつ、自分のワークライフバランスも維持できると考えています。家庭と仕事の両立は決して簡単ではありませんが、その両方に全力で向き合うことで、自分自身も成長できると信じています。

前職が土日祝日の勤務や夜間勤務が必須だった場合、子育てとの両立が物理的に厳しいことを伝え、退職理由とするのがよいでしょう。転職先が土日祝日・夜間の勤務がない場合、転職先での働き方に前向きな印象を持っていることを添えるのがおすすめです。

その際、「前職の経験を活かせるから」など、ポジティブな志望動機を添えておくのも効果的。ただ土日祝日・夜間の仕事を避けたいだけでなく、経験が活きるという強みを同時にアピールできます。

②残業を避けたいときの例文

前職では業務量が多く、残業も頻繁にありましたが、その中で効率的に仕事を進めるスキルや、優先順位を的確に判断する力が身につきました。忙しい環境でも諦めずにやり抜く力が培われたと思っています。子供が生まれて働き方を見直そうかと思って退職しましたが、これからはワークライフバランスも大切にしつつ、効率的に成果を上げられる環境でより長く成長していきたいと考えています。

「残業が長すぎるのが嫌だ」という退職理由が本音にあっても、「より効率よく働きたい」「タイムマネジメントを徹底したい」というポジティブな理由に変換して伝えるとよいでしょう。

どの業界も慢性的な人手不足にある昨今、短い時間でも効率よく働いてくれる人は貴重な戦力となります。お互いwin-winでの入社ができそうな伝え方です。

③出張を避けたいときの例文

前職ではやりがいも感じていたのですが、出張の多い業務が続き、出産を機に生活を見直す必要があると感じました。今は、職場でじっくり腰を据え、着実に成果を出す働き方を希望しています。御社の業務内容を拝見し、全国どこからでもオンラインで業務ができる環境に魅力を感じています。

出張が多いと、家族との時間が減ってしまうのが課題です。とはいえ、ワーママだからといって「出張は拒否します」と一方的な伝え方をすると、ネガティブな印象になってしまうので要注意。「オンラインでも営業活動ができる」「テレワークなど多彩な働き方がある」など、転職先の強みと合わせて伝えることで、よい印象にまとまります。

④時短勤務をしたいときの例文

子供がまだ小さく、生活とのバランスを大切にしたいと考える中で、時短勤務という働き方にしたいと感じました。前職では制度上それが難しく、今後も長く仕事を続けるためには環境を変える必要があると判断しました。限られた時間だからこそ、より集中して成果を出す工夫をしており、時間の使い方には自信があります。御社の柔軟な働き方に共感し、ここで力を発揮したいと思い志望いたしました。

時短勤務ができない(または継続できない)ことを理由に転職を決断するワーママも多いです。とはいえ、そのまま伝えてしまうと「ならパートにすればよいのでは?」「労働時間だけが大切なのか?」と捉えられてしまうので要注意。

あくまでも、「短時間でも集中して成果を出したい」ことにフォーカスを当てる必要があります。時短正社員ならではの、責任のあるポジションや将来的なキャリアアップに興味があることを示すのもおすすめです。

【体験談】効果的な退職理由を伝えて転職に成功

最後に、退職理由の伝え方に成功して、転職も無事に完了したワーママの事例を紹介します。体験談としてまとめているので、ぜひ参考にしてみましょう。

転職エージェントと一緒に退職理由をまとめた

第二子の育休が終わる頃、復帰について漠然とした不安がありました。前職は残業が多く、突発的な出張も多かったため、今の生活リズムではとても両立できる気がしなかったんです。

でも「子供を理由に辞めたと思われたくない」「甘えてると思われたらどうしよう」という気持ちが強く、退職理由をうまく言語化できずにいました。

復職日が近づくにつれて思いつめてしまい、思い切って転職エージェントに相談しました。

担当の方がじっくりと話を聞いてくれて、「育児を理由にすること=ネガティブ」ではなく、「これからのキャリアを前向きに考えている証拠」だと教えてくれました。退職理由も「子供との時間を大切にしつつ、短時間でも成果を出せる環境で働きたい」という前向きな言葉にまとめてくれて、面接でも自信を持って話すことができました。

結果、柔軟な働き方ができる企業に内定しました。転職活動も、心強いパートナーと一緒に進めたことで、孤独を感じることもありませんでした。エージェントに相談していなければ、今の生活とやりがいはなかったかもしれません。ひとりで抱え込まず、専門家に頼ることで見える景色が変わる。そう実感した転職でした。

正直な退職理由を伝えて共感してもらった

第1子の育休から復帰して以降、毎日が戦争のようでした。仕事は前と変わらずフルタイム勤務+残業。当たり前のように夕方の会議が入り、保育園のお迎えはいつもギリギリでした。帰宅後は食事・お風呂・寝かしつけ…自分の時間もなく、疲れ果てて眠るだけの毎日でした。

そんなある日、子供が「ママ、またお仕事行っちゃうの?」と泣いたんです。あの一言が胸に刺さって、「このままじゃダメだ」と転職を決意しました。

でも、面接では「ワーママだから転職するのかな」と思われるのでは…と不安でいっぱいでした。そこで転職エージェントの力を借り、退職理由をエピソード込みで整理。「育休復帰後、会社の制度ではフレックスも在宅も難しく、毎日の家庭との両立に限界を感じた」「それでも働くことが好きだから、家庭と両立しながら責任を持って働ける環境を探している」など、想いを言葉にしていきました。

面接では「同じ立場の社員がいるから、気持ちはよくわかります」と採用担当者に共感してもらうことができ、無事に内定。「マイナスの気持ち」ではなく「等身大の気持ち」として伝えることで、道が開けたのだと感じています。

退職理由をうまく変換して伝えた

前職では営業職として毎日遅くまで働き、出張も多く、家庭の時間は後回しになっていました。出産を機に復職したものの、子供と向き合う時間があまりにも少なく、「このままだと子供の大事な時間を見逃すことになる」と強く思うようになりました。

けれど、「子供との時間を作りたい」という退職理由は、面接でどう伝えるべきか悩みました。

転職エージェントのアドバイスを受けて、「家族との時間を大切にしたい」という想いを「長期的に安定して働きたいという希望」に変換。面接では、「子育てとの両立を考えるなかで、より長く前向きに働ける環境を探して転職を決意しました」と伝えました。

さらに、「これまで時間に追われる中でも成果を出してきた経験を活かし、限られた時間でも効率的に働くスキルには自信があります」と続けると、面接官の方は「家庭と仕事の両立を考えて転職するのは素敵なことですね」と言ってくださいました。

本音を隠すのではなく、自分の価値観として前向きに表現すること。それが、採用担当者の心に届いたと感じた転職活動でした。

退職理由の伝え方に迷っている方はリアルミーキャリアへ!

リアルミーキャリアは、ワーママ専門の転職エージェントです。

「子供との時間を作りたい」と考えて転職を検討するワーママは、実はかなり多いです。しかし、伝え方や言葉の選び方次第では、「子供第一で仕事は二の次?」「本当に業務面で貢献してくれるの?」と思われてしまうことも。せっかくスキル面が条件を満たしていても、退職理由の伝え方が悪くて選考に落ちてしまうのは勿体ありません。

リアルミーキャリアでは、退職理由や志望動機をまとめるアドバイスをしています。書類作成代行サービスや面接対策サービスも提供しているのもポイント。一人ひとり異なるバックグラウンドに応じて、適切なアピール手法を探っていきます。

退職理由の伝え方に迷っている方は、ぜひ一度リアルミーキャリアにご相談ください。

まとめ

「子供との時間をもっと大切にしたい」という思いがあっても、退職理由として正直に伝えるのは難しいと感じる方も多いでしょう。

でも、安心してください。「子供との時間を作りたい」という想いは、伝え方次第で採用担当者の共感を得られる「前向きな理由」に変えられます。

リアルミーキャリアでは、退職理由をまとめるお手伝いが可能です。面接で避けたい伝え方や、印象を良くする言い換えのポイント、実際に使える例文まで、ワーママが安心して転職に臨めるヒントをたっぷり紹介しています。お気軽にお問い合わせください。

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また、子育てに関し理解を示してくださる環境のため、時差出勤や在宅勤務等、柔軟な働き方を認めてくださることも大変ありがたいです。
入社前に伺っていたお話と実態に齟齬がなく、こちらに転職できて本当によかったと思う日々です。
(30代 Webエンジニア)


毎日バタバタで大変ですけど、勤務時間が"私の時間"になり、とっても充実していて、イキイキしています。
同期、先輩方、上司共に皆さん本当に良い方で、何よりママが多い事が心強いです!!!
改めて素敵な企業を紹介して下さった事に感謝申し上げます。
社内にリアルミーから入社した人が多く、みんな口を揃えて"リアルミーめっちゃ良い"と言っています。
(30代 経理)

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