小1の夏休みをどう過ごす?実際に試した共働きママの学童・お弁当・宿題対策
「小1の夏休み」は共働き家庭の大きな壁!
学童の行き渋りや毎日のお弁当、終わらない宿題、送迎などの悩みを乗り切った、筆者の実体験をご紹介します。
罪悪感を減らす学童以外の過ごし方や、両立が難しいと感じた時の働き方の見直す選択肢もご提案。
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「小1の壁」の本番は、夏休みにやってくる

小学一年生のワーママさん、小1の壁にぶつかっていませんか?
「小1の壁」で思い浮かぶのは、「学童に入れるか」「保育園のような長時間預かりがなくなる」「平日にある授業参観などのイベント」と思われています。
しかし、意外にも本番は「夏休み」にやってくるのです。
共働き家庭であれば、夏休みは学童を利用するのが基本。
「学童に入れていれば安心」と考えがちですが、意外な落とし穴があるのです。
1.学童に行きたがらない
4月から7月までの期間に学童への行き渋りがなかったのに、夏休みに入った途端「もう学童行きたくない…」「学童疲れた…」と訴える子が増えます。
夏に突然始まる「学童行き渋り問題」の背景には、以下のような声が隠れています。
- 朝から夕方まで長時間学童で過ごすと、いつも以上に疲れる
- 熱中症アラートが出て、外遊びができない(狭い室内で長時間過ごす)
- 学童のおもちゃは一通り遊びつくして退屈
- 「毎日同じ場所で過ごす」こと自体に飽きてしまう
- 夏休みを満喫している友達の話を聞いて、学童が嫌になる
- 高学年の子との人間関係にストレスを感じる
- 「どうして毎日学童に行かなければならないの?」という疑問が芽生える
保護者から見ると「今まで普通に通えていたのに、なぜ急に?」と戸惑うかもしれません。
小1の場合、4月からの新しい環境に慣れようと頑張ってきた反動が夏休み頃に出ることも。
学童が「仕方なく行く場所」になり、「夏休みなのに休みじゃない」と感じる子もいるでしょう。
2.お弁当を作るのが大変
夏休みは給食がないので、基本的に昼ご飯は毎日お弁当持参です。
1日だけならさほど大変ではないお弁当づくりも、夏休み中に週5日毎朝作るとなると、負担の大きさが段違いです。
- 朝のお弁当作りで、時間に余裕がなくなる
- 献立を毎日考えるのが負担になる
- 栄養バランスまで考えるとさらに大変
- 暑い時期なので食中毒対策に気を使う
- 好き嫌いが多く、お弁当の中身がワンパターンになりがち
- お弁当箱や水筒を毎日洗う手間が増える
- お弁当づくりに必要な食材が必要で、買い出しの頻度が増える
「たかがお弁当」「冷凍食品をフル活用すればいい」と思うかもしれませんが、仕事・家事・育児に追われる共働き家庭にとっては大きな負担になるもの。
近年は宅配型弁当を学童単位で注文できる場所も増えていますが、全ての学童で導入済みとは限りません。
また、「注文弁当は量が多くて食べきれない」「メニュー数が少なくてアレルギーや好き嫌いに対応できず、結局手作り弁当が必要というケースも考えられます。
【実録!】夏休みのお弁当の工夫
筆者の場合は、しっかり火を通した食材を「しっかり冷ましてから」お弁当箱に詰め、保冷剤や保冷バックで温度管理をして持たせることに気を付けています。
また、毎日きちんとお弁当を作ることは大変なので、週に一度はできるだけ楽をすることを心がけました。
スープジャーにカレーを入れ、別にご飯を持たせる「カレー弁当」や、スープジャーに氷とめんつゆを入れ、別にゆでたそうめんと野菜などを持たせる「そうめん弁当」も作っていました。
カレー弁当やそうめん弁当は簡単に用意できるし、子供にも好評で一石二鳥でした。
3.夏休みの宿題が終わらない
日中は学童で過ごし、帰宅後は疲れている。
保護者も仕事や家事に追われている。
となると心配なのが、夏休みの宿題が終わらないこと。
国語や算数のワークは学童の学習タイムをフル活用して終わらせることができますが、読書感想文・自由研究・工作・自主学習ノートなど親の手助けが必要な宿題がなかなか終わりません。
- 学童から帰宅すると疲れていて勉強する気力が残っていない
- 保護者が帰宅する頃には時間が遅く、宿題を見る余裕がない
- ドリルやプリントの進捗を把握できない
- 読書感想文や自由研究など、親のサポートが必要な課題が残る
- 学童では思ったほど宿題が進まない
- わからない問題があっても、日中は質問できる大人がいない
小1は、まだ自分でテーマを決めて学習を進めるのが難しい時期です。
「宿題は自分でやるもの」と思っていても、実際には保護者の進捗管理やサポートが必要になる場面が少なくありません。
4.学童の送迎に対応できない
夏休みなどの長期期間中に、学童の開設時間が変わる場合は特に注意しましょう。
「学童が9時にならないと開かない」など朝の開設が遅い場合、親が家を出る方が早くなる可能性があります。
子供は自分で時間を管理し、出発時間がきたら家の戸締りをして1人で学童に向かわなくてはいけません。
また、夏休み期間中は登校班がないので要注意。
「普段は登校班があるけれど、夏休み中は親の送迎が必要」「1人で学童へ行くことを子供が嫌がる」というパターンも考えられます。
同様に、閉所がいつもより早い場合「送迎を誰が担当するのか」という壁にぶつかります。
親が迎えに行けない場合、子供が1人で帰って家の鍵を開け、保護者の帰宅まで留守番することに。
送迎するにしてもしないにしても、親子ともに負担が大きくなります。
5.留守番ができない
そもそも、小1の頃はまだ「留守番できない」という子も多いです。
- 1人で何時間も過ごさせるのはまだ不安
- インターホンや来客への対応を任せられない
- 火事や地震など緊急時の対応が心配
- 寂しがり屋で、一人になることを極端に嫌がる
- 「ママがいないと不安」と泣いてしまう
- ゲームや動画ばかり見て時間管理を忘れそう
- 仕事中も「ちゃんと過ごせているかな」と気になってしまう
しっかりしているように見える子でも、いざ1人になると不安になったり、予想外の行動を取ったりすることもあります。
1日だけなら頑張れる子でも、「夏休み中の平日を毎日留守番するとなると不安」というケースもあるでしょう。
そして、この悩みは決して特別なものではありません。
小1の夏休みに直面する多くの家庭が、「子供はまだ1人にできない。でも仕事も休めない」という板挟みの状況に頭を抱えています。
共働き家庭はどうしてる?小1の夏休みを乗り切るコツ

小1の夏休みは、学童、お弁当、宿題、生活リズム、留守番など、保育園時代とは違う悩みが一気に増える時期。
夏休みが始まる前から不安を感じる保護者も少なくありません。
一方、事前に準備をしておくことで、親子の負担を減らしながら夏休みを過ごすことも可能です。
小学生二人の子を持つ共働きの筆者が、これまでどう夏休みを乗り切ってきたのか、工夫の一部をご紹介します。
- 夏休みの生活ルールを決める
- 宿題は夏休みの前半に終わらせる
- 学童以外の居場所を確保する
- 朝の支度を自立させる
- 便利家電や宅配を活用する
- 祖父母や地域サービスを頼る
1.夏休みの生活ルールを決める
小1の夏休みは、学校がないぶん生活リズムが崩れやすくなります。
学童に通う場合でも、朝の準備や帰宅後の過ごし方など、家庭でのルールがあいまいだと親子ともに疲れてしまうので要注意。
まずは、夏休みの生活ルールを決めるところから始めましょう。
- 朝起きる時間を決める(学校がある日と大きく変えない)
- 朝ご飯を食べてから準備をする
- 学童へ行く日は前日の夜に持ち物を準備する
- 帰宅後は忘れずに水筒やお弁当箱を出す
- 宿題をする時間を決める
- ゲームや動画を見る時間を決める
- 寝る時間を決める
- 毎日少しでも読書や勉強の時間を作る
- 体調が悪いときは無理をしない
ポイントは、親が一方的に決めるのではなく、子供と一緒に考えること。
「夏休みなのにダメばかり」と感じると、子供は反発します。
「遊ぶ時間も入れようね」「どうしたら続けられるかな?」と相談しながら決めることで、ルールを守る意識も生まれやすくなるので試してみましょう。
2.宿題は夏休みの前半に終わらせる
小1の夏休みを振り返った保護者からよく聞かれるのが、「もっと早く宿題を終わらせておけばよかった…」という声です。
夏休みが始まったばかりの頃は、「まだ時間はたっぷりある」と思いがち。
しかし、帰省やお出かけの予定が入ったり体調を崩したりしているうちに、「気付けば8月後半になっていた」なんてことも。
ご自身が子供の頃も同じ経験をした方も多いのでは?
特に小1は、まだまだ自分で計画を立てて進めるのが難しいもの。
そこでおすすめなのが、宿題を夏休み前半で終わらせる手法です。
- ドリルやプリントは学童の学習時間に終わらせる
- 読書感想文は夏休み前から取り掛かる
- 自由研究や工作は事前にテーマを決めておく
- 土日に「とことん宿題デー」を作る
また、宿題計画表を作って見える化するのも効果的です。
| 日付 | 宿題内容 |
|---|---|
| 7/21 | 算数ドリル1~5ページ/20分 漢字10問を2ページ分書き取り/10分 |
| 7/22 | 算数ドリル6~10ページ/20分 漢字10問を2ページ分書き取り/10分 |
| 7/23 | 国語ドリル2ページ/10分 読書感想文の本を読む/20分 |
| 7/24 | 国語ドリル2ページ/10分 読書感想文の本を読む/20分 |
| 7/25 | 算数ドリル11~15ページ/20分 自学ノートまとめ/10分 |
宿題が早めに終われば、夏休み後半は家族でのお出かけや好きなことに時間を使いやすくなります。
親としても、「宿題やったの?」と毎日声をかけ続けるストレスを減らせるでしょう。
3.学童以外の居場所を確保する
小1の夏休みをすべて学童だけで乗り切ろうとすると、子供も疲れてしまうもの。
保護者としても、毎日学童漬けにさせてしまうことに対して「子供に申し訳ない」と罪悪感を覚えることも。
そんなときは、学童以外の居場所を活用するのがおすすめです。
- 民間学童をスポット利用する
- サマースクールに参加する
- 習い事の短期講座を利用する
- 自治体の子供向けイベントに参加する
- 科学館や図書館の体験プログラムを利用する
- 地域の児童館を活用する
- ファミリーサポートなど地域支援サービスを利用する
- 保護者同士で協力しながら遊ぶ機会を作る
「あと3日学童に行ったらイベントの日」とカウントダウンしていくワクワクも生まれ、夏休みの思い出にもなるでしょう。
また、さまざまな場所や人との関わりは、子供にとって貴重な経験にもなります。
夏休みならではの体験ができれば、「学童ばかりでかわいそう」という罪悪感も少し和らぐかもしれません。
祖父母や地域サービスを頼る
小1の夏休みは、保護者だけで何とかしようとすると負担が大きくなりがちです。
そんなときは、思い切って祖父母や地域のサポートサービスを積極的に活用することも大切です。
- 夏休み中の2週間、祖父母に預かってもらう時期を作る
- 学童のお迎えを祖父母にお願いする
- ファミリーサポートによる送迎を利用する
- ベビーシッターを呼んで家で過ごす日を作る
- 保護者同士で送迎を協力し合う
- 近隣の親族に緊急時の対応をお願いする
「人に頼るのは申し訳ない」「親に負担をかけたくない」と感じる人もいるかもしれません。
しかし、小1の夏休みは、子供も保護者も新しい環境に慣れようと頑張っている時期。
無理を重ねて親子ともに余裕を失うよりも、利用できるサポートを上手に活用する方が結果的にいいケースもあります。
夏休みの小1の壁を乗り越えた体験談

ワーママたちは、一体どのようにして夏休みを乗り越えているのでしょうか。小学校1年生の夏休みに関するワーママの体験談を紹介します。
リモートワークを活用して家で仕事
Fさん/30大/埼玉県
小1の1学期はなんとか学童に通っていたものの、夏休みになったら毎日学童漬けの生活にすっかり子供が飽きてしまい、学童に行きたがらなくなってしまいました。
親としても、せっかくの夏休みなのに1ヶ月間学童に行かせるだけなのは、なんだか無駄な時間に思えてしまって…。
幸いリモートワークが可能な職場だったので、できるだけリモートワークを活用し、家で子供をみながら仕事するよう調整しました。
家で過ごす以外の予定をたくさん入れる
Aさん/30代/神奈川県
夏休みは学童だけで飽きるので、予定盛りだくさんで子供に申し訳ないと思いつつも、サッカー教室の合宿、遠方の祖父母宅に子供だけ帰省、子供会のキャンプなど、家と学童以外で過ごす機会を増やしました。
本人も楽しんで参加して良い体験になったし、親もリフレッシュする時間がとれたのでありがたかったです。
夫婦交代で夏休みをとって家で過ごす
Yさん/40代/東京都
民間学童に通っていたので、キャンプに行ったり博物館やキッザニアに行ったり、夏休み中は学童でいろいろなところに遊びに連れて行ってもらえたので助かりました。
それでも長い夏休みの学童は子供にとって退屈だったみたいで…。夫婦交代で夏休みを取り、なるべく学童に行かず親と過ごす時間を増やして乗り切りました。
小1の夏休みが心配なら、働き方を見直すタイミングかも

色々な対策を講じても、どうしても小1の夏休みが心配なら、働き方を見直すのもひとつの手段です。
働き方が変われば、生活リズムや子供との寄り添い方も変わります。
特に、以下のような働き方ができれば、学童の送迎問題や長時間の留守番問題にも対応できます。
| おすすめの働き方 | メリット |
|---|---|
| リモートワーク | ・子供が家で1人になることを避けられる ・子供の体調不良に対応しやすい ・宿題の見守りや声かけがしやすい |
| フレックスタイム制度 | ・学童に合わせて出退勤時間を調整できる ・習い事や地域イベントの送迎に対応しやすい ・夫婦で送迎を分担しやすい |
| 時短勤務 | ・学童のお迎えに余裕を持って間に合う ・帰宅後に宿題や翌日の準備をサポートできる ・子供と過ごす時間を確保できる ・夕方以降の家事が楽になる |
| 時差出勤 | ・朝の慌ただしい時間に余裕が生まれる ・学童への送迎をしてから出勤できる ・通勤ラッシュを避けられる |
「夏休み問題」は小2以降も続きます。
毎年夏休み対策に四苦八苦しそうなのであれば、このタイミングで社内制度の活用・異動・転職など幅広く検討してみましょう。
「学童の送迎が大変」「長時間の留守番が心配」「もっと子供との時間がほしい」と感じている方にこそ、おすすめの手法です。
小1の夏休みは共働き家庭の「壁」になる
小1の夏休みは、「大きな壁」を感じる共働き家庭は多いでしょう。
学童への行き渋りや毎日のお弁当作り、宿題のサポート、送迎の負担など、保育園時代にはなかった悩みが一気に押し寄せます。
特に初めての夏休みは、「こんなに大変だと思わなかった…」と戸惑う保護者も少なくありません。
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