幼稚園と保育園の違いは?幼稚園のお迎え時間・仕事復帰前の入園手続きまで解説!

                   

「小さな子どもを預けて仕事をするなら保育園が鉄則」というイメージがまだまだ根強いですが、実は預け先の選択肢が年々増えています。

共働き世帯の増加に伴い、近年は預かり保育枠を設ける幼稚園も増えてきました。

しかし、保育園と幼稚園は運営形態から預かり時の実態に至るまで、多数の違いがあるため注意しましょう。

本記事では、保育園と幼稚園の違いや幼稚園のお迎え時間について解説しながら、幼稚園を預け先に選択したワーママの体験談を紹介します。

幼稚園と保育園の違いとは

幼稚園と保育園の違いは、主に下記の通りです。

幼稚園保育園
運営形態文部科学省管轄の学校教育施設厚生労働省管轄の児童福祉施設
目的幼児を保育し、適切な環境を与えて心身の発達を助長する日々保育者の委託を受けて、乳児または用事を保育する
入園手続き希望する園ごとに入園願書を出して合否を確定させる市区町村役場の保育課へ入園申請を出して合否を確定させる
預かり時間平均して9時から14時頃まで平均して7時半から19時頃まで
金額3歳以降無償化※3歳未満は月額上限2万5,700円3歳以降無償化※3歳未満は保護者の収入に応じて負担額が変動
行事・イベント保護者参加の平日イベントが多い保護者参加のイベントは土日に集中させる園が多い

以下でひとつずつ解説します。

運営形態の違い

幼稚園と保育園は「子どもを預かってお世話する場所」という意味では同一ですが、実は運営形態が異なります。

幼稚園は学校教育法に基づいて文部科学省が管轄する学校教育施設、保育園は児童福祉法に基づいて厚生労働省が管轄する児童福祉施設である点に注意しましょう。

幼稚園はあくまでも幼児教育をするための「学校」、保育園は保育に欠ける家庭の子を適切に保育する「福祉施設」、と覚えておくのがおすすめです。

目的の違い

幼稚園の目的は「幼児を保育し、適切な環境を与えて心身の発達を助長する」ことにあります。

一方、保育園の目的は「日々保育者の委託を受けて乳児または用事を保育する」ことにあるので注意しましょう。

幼稚園は「学校」として発達の助長を目的としているため、簡単なひらがな・カタカナ・数字の読み書きや集団で過ごすときのマナー指導に手厚いのが特徴です。

保育園は「児童福祉」として日中に安心・安全に過ごせる場の提供を第一とする考え方が強く、幼稚園と比べて学習指導のボリュームが少なくなることが多いです。

近年はひらがな・カタカナ・数字の指導をしてくれる保育園も増えていますが、園による差が大きいのが現状です。

入園手続きの違い

幼稚園は、原則として希望する園ごとに入園願書を出して合否を確定させるのが一般的です。

願書提出の締め切りも幼稚園ごとに異なるため、学校受験のように希望園ごとの情報をリサーチすることが欠かせません。

一方、保育園であれば市区町村役場の保育課へ入園申請を出して合否を確定させます。

市役所で第1希望から第10希望まで一括で申請できる市区町村もあり、特別な面接もないため申請しやすいと言えるでしょう。

ただし、認可外保育園など市役所の管轄外である保育園に入園を希望する場合、幼稚園と同じく園ごとに出願が必要な場合があります。

近年は保育園の数が増え、少しずつ待機児童数も解消されつつあるため保育園に入れる可能性が高くなっています。

とはいえ育休給付金の受給期限となる1歳前後における倍率はまだまだ高い地域も多く、希望した園に必ず入園できるとは限りません。

対象年齢の違い

幼稚園の対象年齢は3歳になる春から小学校入学前までの幼児、保育園の対象年齢は0歳(出生後56日を経過した日の翌月1日以降)から小学校入学前までの幼児、と限定されています。

つまり、幼稚園の場合は3歳になる年を待つ必要があるため注意しましょう。

「年々少」として2歳児を対象としたクラスを設ける幼稚園もありますが、週1~2日だけの預かりに限定されることが多く、仕事との両立は難しい可能性が高いです。

預かり時間の違い

預かり時間は、幼稚園の場合は平均して9時から14時頃まで、保育園の場合は平均して7時半から19時頃までとなるのが一般的です。

実際には園ごとに細かく規定が異なりますが、保育園の方が圧倒的に預かり時間が長いことがわかります。

ワーママが幼稚園を活用する場合、14時以降は「預かり保育」を使うこととなります。

預かり保育を使うと8時から17時半頃まで時間が延長されるため、長時間残業のない会社であれば仕事との両立もしやすいでしょう。

ただし、土日の保育がないことが多いこと、夏休みやゴールデンウィークなど長期休暇中は預かり対象外となる可能性があることに注意が必要です。

金額の違い

2019年10月から幼児教育・保育料の無償化が適用されたことにより、満3歳になった後の4月1日から小学校入学前までの3年間は幼稚園・保育園ともに完全無償となりました。

満3歳になる前の金額は、幼稚園の場合、園ごとに大きく異なります。

月額上限2万5,700円の範囲で自由に設定できるので、安い園もあれば高い園もあることに注意しましょう。

一方、保育園における満3歳になる前の金額は、保護者の収入に応じて変動します。

収入が低ければ保育料も安く、収入が高ければ保育料も高くなるのが一般的です。

認可外保育園は保育園側が独自の料金プランを設けられるため、園による差が一層大きくなります。

(※)参考:幼児教育・保育の無償化概要|こども家庭庁

行事・イベントの違い

幼稚園の場合、保護者参加の平日イベントが多いことに注意が必要です。

運動会など大きなイベントは土日になることもありますが、保護者同伴の親子遠足、夕涼み会、ハロウィンパーティ、クリスマス会などは平日に集中することが多いです。

イベントの開催頻度も園により異なりますが、専業主婦家庭率が高いため、あえて平日に集中させる園もあります。

一方、保育園は保護者参加のイベントを土日に集中させる園が多いです。

ほとんどが働いているワーママであるため、平日にイベントを開催しても参加率が低くなりやすく、保護者側からも「土日にしてほしい」という希望が集まります。

平日イベントの場合、保護者は参加せず子どもと先生だけで完結する催しにするのが一般的です。

幼稚園に預けて働くメリット

ここからは、幼稚園に預けて働くメリット・デメリットを解説します。まずはメリットからチェックしてみましょう。

教育内容が充実している

幼稚園は「学校」として運営されているため、教育内容が充実しています。

指導内容の例として、以下が挙げられます。

  • ひらがな・カタカナ・数字の読み書き
  • 10までの数字を数える
  • 簡単な時計の読み方
  • はさみ・のり・テープなど文房具の使い方

上記のような学習を、遊びを取り入れながら自然と体得できるのがポイント。

その他、「順番を守る」「友達を思いやる」など集団生活での過ごし方に関することや、「いただきます・ごちそうさまを言う」「着替えや歯磨きができるようになる」などマナーや生活習慣に関することも指導してくれます。

幼稚園によっては、放課後の時間を使って英語・音楽・習字・水泳・体育などの講座を開き、希望者が習い事感覚で利用できるようになっているケースもあります。

「子どもにどう教えればいいかわからない」と親も悩みやすい部分について、教育のプロの力を借りられるのは大きなメリットと言えるでしょう。

入園したい幼稚園を選びやすい

年齢さえ満たしていれば、幼稚園に入るのに特別な条件は要りません。

幼稚園受験が必要な一部の私立園を除き、最小限の面談と願書の受付だけで完了することが多いです。

保育園のように就労の有無を問われることもなく、誰にでも門戸を開いている施設と言えるでしょう。

そのため、比較的入園したい幼稚園を選びやすいのがメリット。

家から近い幼稚園にすることも、学習内容で選んでバス送迎の距離にある幼稚園にすることも自由です。

ママ友が増えるため小学校入学以降も頼もしい

幼稚園はママ友ネットワークが強く、平日の保護者参加イベントやPTAなどの役割を通して少しずつ知り合いを増やすことができます。

上のきょうだいがいる家庭のママから小学校の情報を聞いたり、地域の習い事やイベントの話を耳にできたりするのがメリット。

学区内の小学校に進学するのであれば知り合いが多い状態でスタートできるため、子どもにとっても親にとっても良いスタートが切れます。

幼稚園に預けて働くデメリット

一方、幼稚園に預けて働くデメリットもあるので注意しましょう。以下では代表的なデメリットを解説します。

子どもが預かり保育を嫌がる可能性がある

多くの子が標準保育時間内で帰宅するため、「自分だけ預かり保育に行かなくてはいけないのが嫌だ」「本当は放課後に仲のいい友達と遊びたいのに」と子ども本人に嫌がられてしまう可能性があります。

年齢が上がれば上がるほど「預かり保育にいかない家庭がある」ことに気づくため、他の家庭と自分の家庭との違いを敏感に察知するかもしれません。

子どもの希望を叶えられないことや友達付き合いを制限してしまっていることにワーママ自身が罪悪感を抱いた場合、両立に限界があると感じることもあります。

ワーママへの理解が低い可能性がある

預かり保育枠があるからといって、ワーママへの理解があるとも限りません。

「預かり保育を使っているのが1家庭しかないから遠慮してほしい」「毎日朝から夕方ギリギリまで預けてしまうのはかわいそうでは?」と先生から言われてしまう事例もあります。

また、ママ友もワーママへの理解がなく、「なぜワーママなのに幼稚園を使っているのか」と疑問に思われてしまうこともあるでしょう。

役割の多いPTAなどの係を毎年担当できない場合、「働いているというだけでずるい」など思わぬ分断を呼ぶ恐れもあります。

平日日中のイベントが多い

幼稚園は専業主婦の家庭が多いため、土日は家族で過ごす時間を確保するため、あえて園でのイベントは平日日中に集中させることがあります。

仕事を調整して参加する場合、あまりにも数が多くなると職場で居心地が悪くなる可能性があります。

とはいえ思い切って欠席した場合、子どもに寂しい思いをさせていないか心配になるかもしれません。

どの程度平日日中にイベントがある幼稚園なのか、どの程度仕事の調整ができるのか次第で、両立しやすさは大きく変わってきます。

幼稚園でも仕事と両立しやすい人の特徴

ここでは、幼稚園でも仕事と両立しやすい人の特徴を解説します。以下に当てはまるのであれば、幼稚園も保育園も視野に入れて検討してよいでしょう。

時短正社員など就労時間が短めな人

時短正社員で就労時間が短めな人であれば、幼稚園の預かり保育を使って仕事と両立することも可能です。

幼稚園の場合、保育園と比べて開園時間が短いので要注意。

開園から閉園まで丸1日幼稚園を使っても、園によってはフルタイム就労に対応できない場合があります。

パート・アルバイトなど非正規雇用で働く道もありますが、今後正社員として再就職したいのであれば、正社員としての職歴は維持しておいた方が有利です。

時短正社員であれば正社員の立場を守りながら勤務時間の調整ができるので、上手に活用してみましょう。

テレワークやフレックスタイム制をフル活用できる人

テレワークやフレックスタイム制をフル活用できる人も、幼稚園で仕事と両立しやすくなります。

例えば30分程度のPTAボランティア活動をテレワークの昼休み中に済ませたり、フレックスを使ってイベント後から就労開始にしたりできるのがメリット。

曜日ごとに働く時間を変えるなど柔軟な対応ができれば、子どもの予定に合わせやすくなります。

子どもの体調不良や急なお迎え要請にも対応しやすいという点では、幼稚園でも保育園でもメリットのある働き方と言えます。

残業・早朝(深夜)出勤・休日出勤・出張が少ない人

残業や早朝(深夜)出勤が少ない人も、お迎え時間を計算しやすくなるため幼稚園の預かり保育を使いやすくなります。

幼稚園の預かり保育は事前に集めた出欠人数に合わせて人員を配置していることも多く、急な休日出勤・出張が発生したときに利用できるとは限らないので注意しましょう。

そもそも土日祝日の預かり保育をしていない幼稚園の方が多く、「土日祝固定休み」の方が働きやすいのも事実です。

反対に、保育園であれば土曜保育や少し遅い時間帯まで保育してくれるケースがあるので、今の働き方と比較してみましょう。

会社が近くて通勤時間が短い人

会社が近くて通勤時間が短いと、終業してすぐにお迎えに行けるのが利点です。

電車の遅延や交通渋滞の影響も受けにくく、一定の時間内に確実にお迎えしやすくなるでしょう。

原則として預かり時間を超えての保育は事件・事故・急病など本当にやむを得ない事情のために設けられた制度であり、通勤時間を加味して余裕を持ってお迎えに行けないのであれば危険です。

勤務時間だけでなく通勤時間も加味しながら、お迎えスケジュールのシミュレーションをしておくことが大切です。

有給が取りやすい会社にいる人

幼稚園を使って仕事をするのであれば、平日イベントやPTA活動の際は有給を使ってお休みをもらうことが増加します。

有給を取りやすかったり子育てに理解があったりする会社であれば、規定の範囲内で有給を取ることに後ろめたさを感じることもありません。

イベントに欠席することもなく、子どもをさみしがらせなくて済むのも大きなメリットです。

反対に、有給を取りづらい会社にいる人は「そもそも有給を取りたいと言える雰囲気ではない」「連続して休みをもらうことに対していい顔をされない」など居心地の悪さを感じることも。

結果、会社での人事評価や人間関係も悪くなり、仕事を続けている意味を見いだせなくなることもあるので注意しましょう。

預かり保育の利用率が高い幼稚園に入れた人

預かり保育の利用率が高い幼稚園の場合、ワーママへの理解が深い可能性が高いです。

働くワーママが多い幼稚園ということでもあるため、ママ友同士で仕事の愚痴を言い合うなど気軽なコミュニケーションができるのもポイント。

イベントを欠席しても目立たなかったり、イベントの土日率が高かったりすることもあるので、仕事と両立しやすくなります。

預かり保育の利用率が高ければ自分の子がひとりで保育されることもなくなり、友達の輪から外れてしまうこともありません。

家族の協力が得やすい人

夫が柔軟に働ける職種だったり、体力的にも時間的にも余裕のある親戚が近くに住んでいたりするときも、仕事と幼稚園との両立がしやすくなります。

平日イベントやPTAなどママが参加したいタイミングでだけ仕事を調整し、毎日の送迎は家族に頼むことも可能です。

ママ・パパ・祖父母・近所の知り合いなど借りられる人が多ければ多いほど、助かる場面が多くなるでしょう。

ただし、役割分担を事前にしっかり決めておかないと、誰も対応できない日が出てくる可能性があるため要注意。

また、親戚の好意に甘えすぎないよう事前に依頼したい内容をまとめておくなど、配慮も必要です。

元々ママ友が多くて情報源に困らない人

元々ママ友が多くて情報源に困らない人であれば、忙しくて幼稚園のイベントやPTAに参加できない日が続いてもなんとか乗り切れます。

子どもの様子をママ友経由で知ることができたり、持ち帰りでできるPTAボランティアができたりすれば、周りからういてしまうこともありません。

普段から円滑な人間関係を構築できていることで、むしろワーママとしての生活を助けてもらえる可能性もあります。

親戚を頼るときと同じく、完全な「おんぶにだっこ」状態にならないよう配慮しつつ、甘えられる部分は甘えるなどメリハリをつけておきましょう。

【成功】幼稚園にしてよかったワーママの体験談

ここからは、「幼稚園にしてよかった」「幼稚園でも問題なく仕事と両立できた」という人の体験談を紹介します。

体験談①:早期の段階からキャリア教育できた事例

「親が仕事をしているから預かり保育に行く」という感覚を幼稚園時代から少しずつ身につけることができました。

フルタイム勤務しているママは周りを見る限り自分ひとりで、17時を過ぎてのお迎えになることで寂しさを感じさせてしまったこともあります。

それでも「ママは仕事が好きだから」「自分も将来楽しい仕事がしたい」という発言がみられるようになったことで、早いうちから仕事との両立を目指したのは間違いでなかったとも感じています。

今では子どもなりに「将来どんな仕事をしようかな」と考えているようで、キャリア教育にもなったのかなと思います。

体験談②:テレワークをフル活用して両立させた事例

もともと会社がテレワークを積極的に推奨していたため、幼稚園入園のタイミングでほぼフルでのテレワークに切り替えさせてもらいました。

幼稚園バスは自宅近くの駐車場まできてくれるので朝夕の送迎はさほど難しくなく、園のシステムに助けられたのも大きいです。

また、平日日中のイベントはテレワーク中の昼休みを使ったり中抜け制度を使ったりすることで乗り越えています。

時には参加できないイベントもありましたが、極端に子どもを寂しがらせることにはならず、自分でもほっとしています。

体験談③:夫婦の協力で乗り切った事例

我が家は夫婦の協力で乗り切りました。

夫は昼出勤の仕事なので、朝の送りは基本的に夫担当です。

私は時短正社員として夕方頃帰宅するため、退勤してそのまま預かり保育のお迎えに行くよう分担していました。

幸いにも有給が取りやすい会社だったので、親子参加のイベントに夫と私で毎回どちらが参加するか話し合いながら決めています。

どうしても人手が足りないときは、片道40分程度の距離に住む母にお迎えを依頼することもありました。

決して近い距離感ではありませんが、たまの依頼であれば快く引き受けてくれたことに感謝しています。

体験談④:小学校入学以降にメリットを実感した事例

正直、幼稚園にいるときは仕事との両立をするだけで必死になって家事が回らなかったり、子どもが預かり保育に慣れるまでかなりぐずってしまったり、苦労することが多かった記憶です。

幼稚園ならではのメリットを実感できたのは、意外にも小学校に入ってからでした。

地域でも大きめな幼稚園に在籍していたため自然とママ友が増え、ほとんどのお友達が同じ小学校に行くこともあって友達づくりで苦労しなかったのがメリットです。

引っ込み思案な性格をしている子どもですが、知り合いが多かったことで小学校のハードルを感じることもなくあっという間に馴染みました。

担任の先生のキャラクター、クラスでの様子、PTA活動の詳細、毎日持っていく細々とした準備物などもママ友経由で教えてもらえるので助かっています。

コネクションを作っておくという意味では、保育園より幼稚園にしてよかったと感じました。

【失敗】幼稚園にして後悔したワーママの体験談

残念ながら、「幼稚園にして後悔した」「保育園にしておけばよかった」と感じているワーママがいるのも事実です。以下で代表的な体験談を紹介します。

体験談①:平日イベントが想像以上に多くて両立できなかった事例

保育園より平日イベントが多いことはある程度覚悟していましたが、正直想像以上でした。

保護者参観、家庭訪問、避難訓練で早お迎え、七夕会、夏祭り、ハロウィン、クリスマス、餅つき、豆まき、発表会、運動会…と、挙げればキリがありません。

イベントだけでも毎月2回くらいあるのに、それに合わせてコサージュなどの小物や看板・部屋の飾りつけ道具・大道具などを保護者が準備しなくてはならず、集まりもそれに比類してどんどん多くなりました。

もちろん参加は任意で「ボランティア制」となっていますが、あまりにも不参加が続くとクラスの親たちに申し訳なくなります。

「〇〇さんは毎日お忙しいの?」と聞かれてしまうことも増え、いたたまれなさに仕事を辞めてしまいました。

子どもが小学生になってから再就職しようと思ってはいますが、どの程度雇ってくれるところがあるか今から不安です。

体験談②:「1人で預かり保育はかわいそう」と罪悪感を抱いた事例

最初は幼稚園の預かり保育を使って仕事をしていましたが、母子分離不安が強い子だったこともあり、毎日預かり保育に行くのをとても嫌がりました。

「お友達と一緒に帰りたい」「なんで自分だけ預かり保育に行かなくてはいけないのか」と毎日先生に泣きながら訴えていたようで、先生からも「預かり保育に行きたくないようです」といわれてしまうことも。

仲のいい子がみんな預かり保育を使っていなかったこと、そもそも預かり保育の利用率が低くて日によっては1~2人だけということもあったことも影響していると思います。

結果、あまりにもかわいそうなわが子を見ていられず、仕事のペースを落としました。

パートに変えたことで融通は効くようになりましたが、その分収入もガクンと下がったので今後の教育費が心配です。

体験談③:園とやり取りする機会が少なくて情報不足になった事例

預かり保育が充実している園だったので、幸いにも仕事との両立自体は問題なくできました。

それ以上にハードルだと感じたのは、園とやり取りする機会が少なくて情報不足になったこと。

うちの幼稚園では普段のクラスを担当する先生と預かり保育担当の先生が違うため、お迎えに行かないと普段の子どもの様子を聞くことができません。

大きな出来事があったときは電話やお手紙で教えてくれますが、小さなお友達トラブルなどに気づけず、相手の親御さんに声をかけるタイミングを失ったことも多かったです。

自分がやった側なのに数ヶ月経ってから知って謝罪することもできなかった、など大変申し訳ないことも続き、自分の子育てに自信が持てなくなりました。

なんとか卒園しましたがいまだにママ友づきあいにはビクビクしてしまい、小学校でも不安な毎日が続いています。

幼稚園を希望するなら時短正社員での転職もおすすめ

幼稚園の利用を希望するなら、正社員の立場を守りつつ比較的短時間で働ける「時短正社員」への転職もおすすめです。

パート・アルバイトのように再就職のハードルになることもなく、フルタイムのように帰りが遅くなってしまうことがないのが大きなメリット。

子どもが大きくなってからフルタイムを目指すもよし、そのまま時短正社員を続けるもよし、キャリアの選択肢が広がります。

時短正社員を目指すのであれば、時短正社員に特化した転職エージェントを使いましょう。

一般的な転職エージェントでは時短正社員向けの求人が少なく、見つけられたとしても「入社後1年経過してから時短勤務にできる」など条件がついていることも。

入社直後から時短勤務できる求人を効率よく見つけ、ワーママ向けのキャリアサポートをしてくれるエージェントであれば、幼稚園と両立できる働き方が見つかります。

まとめ|保育園だけでなく幼稚園も視野に入れてみよう

子どもの預け先は保育園だけでなく、幼稚園や子ども園も視野に入れてみるのがおすすめです。

今の働き方のまま無理なく両立できそうか、転職して働く環境を変えたほうがよさそうか、事前にシミュレーションしてみましょう。

リアルミーキャリアでは、時短正社員向けの求人紹介を積極的に行っています。

ワーママ特化型の転職エージェントでもあるため、今後ワーママとしてどのようなキャリアプランを歩もうか迷っている方はお気軽にご相談ください。