共働きを辞めたい!?本当に辞めていいか考える5つのポイント

                   

ふとしたときに「共働きを辞めたい!」と感じることはないでしょうか。仕事でのストレスが溜まったときや、家事と育児の両立に疲れてしまったときは、働き続けるモチベーションが下がってしまいます。

しかし、本当に共働きを辞めていいか、慎重に検討しなくてはなりません。

今回は、本当に共働きを辞めるのかを考える際のポイントを、上手に共働きを続けるコツも一緒にご紹介します。

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共働きを辞めるメリット

まずは、共働きを辞めるメリットから紹介します。メリット・デメリットを見比べながら、自分や家族にとって有益だと思える方を選択していきましょう。

子どもとの時間を確保しやすい

共働きを辞めると、子どもとの時間を確保しやすくなります。ゆっくり公園で遊んだり、ひらがなの練習や学校の宿題を見たり、子どもとゆっくりお風呂に入ったりする余裕も生まれます。

平日日中にしか開講していない習い事に通わせられることも、大きな魅力となるでしょう。また、ママ友同士で約束して子どもを遊ばせられるなど、子どもの行動範囲が広がることもメリットです。

家事に余裕が出る

日中の時間を有効活用できるため、家事に余裕が出ます。共働きの場合、どうしても家事に充てられる時間が夜か休日しかなく、掃除が行き届かなかったり時短レシピばかりになってしまったりすることもあるでしょう。

もちろん家事のクオリティにこだわらず上手に手を抜くことも大切ですが、なるべく家事に時間をかけたいと思っている場合、共働きであること自体がストレスになりかねません。共働きを辞めて徹底した家事をすると、家も心もすっきりしそうですね。

体力を温存できる

共働きを辞めると職場・保育園・自宅の往復をする生活から解放されるため、体力を温存しやすくなります。疲れすぎて休日に起きられなかったり、体調を崩しがちになったりする悩みからも解放されます。

体力が温存できれば、子どもとパワフルに遊ぶ余裕もできるでしょう。子どもとの遊びにつきあえないことに悩んでいる場合、共働きを辞めようと思うのも自然です。

自分の時間を持てる

日中のうちに家事を片づけたり体力を温存したりすることは、自分の時間を持つことにもつながります。疲れすぎて子どもの寝かしつけと同時に寝落ちしてしまう日を少なくすれば、自分の趣味に割ける時間が多くなるでしょう。家事が片付いていれば家族の協力をもらってひとりで出かける時間も確保しやすく、生活が豊かになります。

共働きをしていると、自分の時間がないことに悩むことも多くなります。上手く自分のストレス発散やガス抜きをする方法を見つけていきましょう。

仕事のストレスから解放される

共働きを辞めると仕事のストレスから解放されるため、日々をゆったり過ごすことができます。特に職場の人間関係が悪い場合や、業務量が多くて残業・休日出勤・持ち帰り仕事が多い場合のストレスは大きいです。

時にはメンタルヘルスや家庭にも影響してしまうため、「多少のストレスは仕方がない」と甘くみないようにしましょう。

共働きを辞めるデメリット

一方で、共働きを辞めることで生じるデメリットもあります。後悔することのないよう、デメリットも認識しておきましょう。

金銭的な負担が増す

共働きを辞めると稼ぎ頭が減るため、金銭的な負担が増します。家計に影響が出ることも多く、食費やレジャー費を削ったり貯金額を抑えたりしなければいけない可能性も出てきます。

本当に共働きを辞めてもよいか、別の会社に転職して無理のない働き方をするか、慎重に検討すべきでしょう。

キャリアが一度途絶えてしまう

キャリアが一度途絶えてしまうため、再就職したいときのハードルとなります。特に履歴書上の空白期間が長くなればなるほど不利になることが多く、思うような仕事に就けないかもしれません。

今後ずっと専業主婦になるのであれば問題ありませんが、復職を検討している場合は慎重になった方がよさそうです。

共働きを辞める前に考えたい5つのポイント

次に、共働きを辞める前に考えたいポイントを紹介します。検討中の方は参考にしてみてください。

家族の考えが一致しているか

家族の考えが一致しているか、意見を聞いてみることはとても大切です。自分は共働きを辞めたいと考えていても、家族は共働きをし続けたいと考えているかもしれません。相談せず決めてしまった場合、家族の仲にヒビが入ってしまう可能性があります。

共働きを辞めたい(もしくは継続したい)理由をお互いしっかり伝え合い、意見をすり合わせていきましょう。

家計に深刻な影響が出ないか

共働きを辞めることで、家計に深刻な影響が出ないか試算してみましょう。少し節約すればどうにかなりそうな場合は、共働きを辞めて問題ないかもしれません。

しかし食費・生活費・子どもの習い事費やおもちゃ代をかなり切り詰めなければならず、それがストレスになる場合は考えものです。住宅ローンを夫婦共同で汲んでいたり自身の奨学金返済が続いていたりする場合は、その後の支払いシミュレーションもしっかり実施しておきましょう。

将来に向けた貯蓄ができるか

将来に向けた貯蓄がしっかりできるか、10年20年後を想定した家計プランを立てておくことも大切です。共働きを辞めて厚生年金から抜けた場合、将来受給できる年金の金額が下がります。iDeCo・投資・貯蓄などで対策できていれば問題ありませんが、安易に共働きを辞めて後悔しないよう考えておきましょう。

また、子どもの教育費を計算しておくことも重要です。保育園・幼稚園の時代は比較的子どもにかかるお金は少ないですが、小・中・高と年齢が上がるにつれて部活・習い事・塾・予備校・お小遣い・修学旅行の積立金などが発生するため要注意です。

転園先の幼稚園が見つかるか

共働きを辞める場合、転園先の幼稚園が見つかるかが大きな問題となります。保育園は基本的に両親ともに働いている家庭向けの福祉サービスであり、片方でも退職すると継続登園させることはできません。

タイムラグなく転園先に入れるか、空きの枠があるかを事前にリサーチし、子ども同士の交流の場を設けられるよう対策しておきましょう。

仕事に復帰したいときに復帰できるスキルがあるか

共働きを辞めた場合、履歴書に空白期間ができるため再就職が難しくなりがちです。再就職したいと考えたとき、スムーズな復帰ができるスキルがあるか改めて考えておきましょう。

例えば、看護師・調理師・公認会計士・社会保険労務士・ファイナンシャルプランナーなど仕事に活きる資格がある場合、40代50代以降でも再就職しやすいです。反対に、資格を保有せずキャリアが浅い場合は思ったような働き方ができない可能性があります。

共働きを上手に続ける方法は?

最後に、共働きを上手に続ける方法を紹介します。なるべく無理のない働き方をしながらキャリアと家庭を両立させるためにも、参考にしてみましょう。

家族で家事・育児を分担する

共働きをするには、家事・育児の分担が欠かせません。保育園の送り迎えを交代にしたり、夕飯を担当制にしたり、工夫していきましょう。

家族の方が激務でなかなか協力が得られそうにない場合、休日の家事をお願いすることもひとつの手段です。夫婦間で不満が溜まらないよう、お互いカバーしあいながらある程度の分担は決めておくことをおすすめします。

ベビーシッターを活用して育児の負担を減らす

ベビーシッターを活用して、育児の負担を減らす方法があります。例えば、休日にベビーシッターを呼んでその間に買い物や家事を済ませたり、別室で休んで体力の回復を図ったりすることが可能です。

また、保育園への送迎や夕飯づくりを頼んで日々の負担を軽減することもできるでしょう。ベビーシッターは近年少しずつ対応エリアを増やしています。市区町村が手掛けているファミリーサポート制度なども活用し、周りの手を借りていくことが大切です。

家事代行・ミールキットなどを活用して家事の負担を減らす

家事代行やミールキットなどを活用し、家事の負担を減らすことも効果的です。ある程度家事が済んでいれば子どもが寝るタイミングで一緒に自分も寝れるため、余裕のある暮らしができるでしょう。また、食材調達には生協やネットスーパーなど食材宅配サービスも便利です。

その他、洗濯乾燥機・ロボット掃除機・食器洗い乾燥機・電気調理鍋など、多数の便利家電が販売されています。購入時こそ費用はかかりますが、長期間使い続けることを考えると意外とコスパがよいかもしれません。

理想的な雇用条件の会社に転職する

育児や家事と両立しやすいよう、時短勤務やフレックスタイム制度やテレワークを導入している企業に転職する方法もあります。または、子育て中の社員に寛容な会社に転職してストレスを減らしたり、自宅近くの職場に転職して通勤時間を短縮したりすることも可能です。ママ社員であっても実績を重視してしっかり人事評価してくれる会社であれば、昇進・昇給も期待できます。

今の会社のまま10年勤務し続けられるか検討し、不満や不安がある場合は他の勤務先を検討してもよいでしょう。共働きを辞めたいと考える理由が自分にあるのか会社にあるのかしっかり振り返り、将来の道を選択していくことが重要です。

まとめ

共働きを辞めることで得られるメリットは多いですが、実はデメリットも多いです。自分や家族にとってどういう環境に身を置きたいか、慎重に検討を重ねて決めましょう。

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